2019年03月28日

映画『山〈モンテ〉』

現代イラン映画界の巨匠アミール・ナデリ監督がイタリアでオールロケを敢行し、宗教・自然・人間のすべてと対峙する孤独な男の戦いを描いたドラマ。

中世後期のイタリア。南アルプス山麓にある小さな村の外れで暮らすアゴスティーノと妻ニーナ、息子ジョバンニ。壁のようにそびえる山に日光を遮られて作物が思うように育たないため村人のほとんどが去って行ったが、アゴスティーノたちは先祖の墓や亡き娘の墓があるこの地を離れられずにいた。アゴスティーノは飢えた家族のためあらゆる手を尽くすが、周辺の村の人々からは異端者として差別され、ついにはそこで暮らすことさえ禁止されて家族は離れ離れになってしまう。神や自然、そして人間からも見棄てられたアゴスティーノは、たったひとりで忌まわしき山と対峙することになり……。

映画『山〈モンテ〉』

monte-movie.com

初公開: 2016年11月24日 (イタリア)

監督: アミール・ナデリ


第73回ベネチア国際映画祭で「監督・ばんざい!」賞を受賞。2016年・第17回東京フィルメックス特別招待作品。

「イタリアはある時代、山の陰になっていた国だった。でも誰かが山を削り、太陽の光を照らしたからこそ、ミケランジェロやダ・ビンチのような英雄を生んだ。でも今のイタリアの状況を見ると、経済的にも政治的にも再び、影で覆われているように思います。でもこういう映画を見て感化された若い子が、自分でも何かを変えることが出来るかもしれないと思ってくれるでしょう」アミール・ナデリ監督

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ティム・バートン監督『ダンボ』2019年公開

1941年公開のアニメーション映画『ダンボ』を原作とする実写3D映画。ティム・バートン監督がダンボを軸に家族の絆を描いた作品。


世界中に“勇気”を運ぶ感動のファンタジー・アドベンチャー。
2019年3月29日から公開。

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2019年03月21日

『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』他に映画クレヨンしんちゃん三本放送!

映画「新婚旅行ハリケーン〜失われたひろし〜」の公開日が2019年4月19日(金)に決定。

4月14日(日) 午前10時〜 昨年公開『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜』

第18回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞作品『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』
テレビ朝日にて4月21日午前10時〜放送。

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2019年03月10日

映画「政府委員」(1940ロシア)

映画「政府委員」(1940ロシア)

監督 アレクサンドル・ザルヒ、ヨシフ・ヘイフィッツ 

出演 ヴェラ・マレーツカヤ、ワシリー・ワーニン、ニコライ・クリュチコフ、コンスタンチン・ソローキン、ワレンチナ・テレーギナ 


『1930年から1950年まで、共同監督としてコンビを組んだザルヒとヘイフィッツによる代表作。 

 文字を読めない農婦の主人公(マレーツカヤ)がコルホーズ(集団農場)に加入し、やがて議長に選ばれ、さまざまな困難を克服して集団化を成功させるまでが描かれる。』 

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2019年03月09日

映画『小犬を連れた 貴婦人』lenfilm, 1960

ロシアの美しい映画
『小犬を連れた 貴婦人』lenfilm, 1960

◇ 映像構成と演技動作とライティング設定をする上で、奥深い虎の巻のような作品。チェーホフの短編小説について、原作解釈を深めた映画としても功績は大きい。

Дама с собачкой, The Lady with the Little Dog, lenfilm, 1960

小犬を連れた貴婦人 (1960/露)

Dama s sobachkoj

The Lady with the Little Dog

監督 ヨシフ・ヘイフィッツ

脚本 ヨシフ・ヘイフィッツ

原作 アントン・チェーホフ

撮影 アンドレイ・モスクヴィン

音楽 ナジェジダ・シモニャン

出演 イーヤ・サーヴィナ / アレクセイ・バターロフ / ニーナ・アリソワ

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2019年03月08日

イザベル・コイシェ監督「マイ・ブックショップ」

イギリスの文学賞ブッカー賞受賞作を「メリー・ポピンズ リターンズ」のエミリー・モーティマー主演、「死ぬまでにしたい10のこと」の女性監督イザベル・コイシェの映画化「マイ・ブックショップ」が公開。
英国の保守的な田舎町に住む女性が、理想の書店を開くため奮闘する物語。


1959年イギリスのある海岸地方の町。書店が1軒もないこの町でフローレンスは戦死した夫との夢だった書店を開業しようとする。しかし保守的な町では、フローレンスの行動は住民たちに冷ややかに迎えられる。フローレンスは偶然出会った本好きの老紳士に支えられ書店を軌道に乗せるが、彼女をよく思わない地元の有力者が書店をつぶそうと画策する…。

「読書の魔法は他の人生に入り込み、ひいては自分の人生になっていく」と、読書の喜びを語り、今作の原作との出合いをこう振り返る。「ロンドンの古本屋でたまたま見かけたのです。『The Bookshop』というタイトルに惹かれて、私はこれは買わなければと思ったのです。本が私を見つけてくれたのです」イザベル・コイシェ監督

「(原作者)ペネロピ・フィッツジェラルドは、ヨーロッパでもそれほど知られている作家ではありません。すごく変わった人で、この小説も60歳になってから出版されました。テムズ川の大きな船に病気の夫と3人の子供と住み、川に船が沈んで一から出直したりと、苦労もあったようです。主人公のフローレンスは良き人で、イノセントな部分がある。自分の行動の結果がどのように見られるのか、どうなるのか、自覚していないことがあります。彼女は小さな夢を持っており、どんな逆境においてもどんな結果になっても、自分のやりたいことを形にしようと行動する人。私は闘う人に敬意を持っています。自分とは人生が違うかもしれないけれど、そういった姿に惹かれたのです。小説を読んだときからつながりを感じ、読み終わってすぐ映画化したいと思いました」

監督「私はAmazon嫌い」
http://mybookshop.jp/
 
「リサーチを重ねて独特のメランコリックな雰囲気、明るさからダークなトーンまで、物語やフローレンスの心情に合わせて意識して設計しました。参考にしたのは1950年代の英国の作品です。テクニカラーが登場し、独特の発色だったあの時代。衣装もフローレンスの心象風景を見事にワードローブで表現しています。そういったことができるのが、映画作りの楽しいところでもありますよね。それから、美術に関しても、当時の本屋がどのようであったか入念に調べあのです。あの書店は北アイルランドの村にはなかったので、内部まで全部作りこんで建てました。あとは、当時の本の表紙がどんなカバーだったのリサーチし、ナボコフの『ロリータ』の初版本があの緑色だったことがわかりました」

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2019年02月27日

映画『カビリア』(Cabiria)

1914年イタリアのジョヴァンニ・パストローネが脚本・監督、モノクロ・サイレント映画。 

舞台は第二次ポエニ戦争のローマとカルタゴ、ティトゥス・リウィウス『ローマ建国史』をもとに、ギュスターヴ・フローベールの『サランボー』(1862)やエミリオ・サルガーリの『カルタゴは燃えている』(1908)を取り入れて、ガブリエーレ・ダンヌンツィオが脚色している。


(あらすじ)

バットーの娘カビリアはエトナ山の噴火の混乱で両親と離ればなれになる。フェニキア人の海賊に捕らえられて乳母ともにカルタゴで大僧正カルタロに奴隷として売られた。

カルタゴに敵情偵察の密命を受けて来ていたローマの軍人フルヴィアスとその奴隷マチステ(en)に巡り会って、乳母はモレクの神に生け贄にされようとしている少女を助けてくれと、バットー家家宝の指輪を見せる。

二人はカビリアを寸前で救い出し、追いかける群衆から逃走。フルヴィアスは断崖から海に飛び降り逃げ果せて、マチステと少女は、ヌミディアの王子マシニッサと、ローマ進撃中のハンニバルの弟ハスドルバルの娘ソフォニスバの密会の場に紛れ込む。

マチステは捕らえられて粉挽き臼の鎖に繋がれるが、カビリアはソフォニスバの召使いとして匿まわれる。だがフルヴィウスの復帰したローマ海軍は、アルキメデスの発明した太陽光の反射器による火災のために殲滅される。

遭難して海岸に打ち上げられたフルヴィウスをバットー家の家来が助け上げるが、彼の指輪に主人の家紋を見いだしたため館に運び込んだ。そしてカビリアが生きてるのが家族に知らされる。

マシニッサはヌミディアの政敵シュファクスに打ち破られて、沙漠に落ちのびた。ハスドルバルは娘をシュファクスに妻合わせて、ソフォニスバは絶望する。

10年ぶりにカルタゴに戻ったフルヴィウスは、マチステを臼挽き労役から助け出した。二人が沙漠を彷徨っているところを、ローマ軍に追い立てられたシュファクス軍に捕らえられてキルタの牢に入れられる。鉄枠を折り曲げて脱走するが、食料貯蔵所に籠城せざるをえなくなる。

シルタがローマ軍に援助されたマシニッサ軍によって包囲されて、シュファクスは囚われの身となり、ソフォニスバはマシニッサの懇願もむなしくローマでの晒し刑を宣せられる。マシニッサはマチステに依頼してかつての恋人に毒薬を届ける。ソフォニスバは苦悶の末絶命する。ローマに帰還する船の上では、親し気に語り合うフルヴィウスとカビリアの姿があった。

http://d.hatena.ne.jp/cinedict/20070728/1185678306

製作・監督・原案・脚本: ジョバンニ・パストローネ

撮影: ジョバンニ・トマティス/アウグスト・バッタリオッティ/カルロ・フランツェーリ/ナターレ・キウサーノ 

出演: リディア・クァランタ/ジーナ・マランゴーニ/ダンテ・テスタ/ウンベルト・モーツァルト 他 。


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2019年02月20日

「ドイツ映画祭『HORIZONTE 2019』」

3月8日から15日にかけて東京・ユーロスペースで開催。

厳選された上映ライナップは8本の劇映画と2本のドキュメンタリー映画。
『ロミー・シュナイダー〜その光と影〜』(エミリ・アテフ監督によるQ&Aあり)、『父から息子へ〜戦火の国より〜』、『僕たちは希望という名の列車に乗った』(ラース・クラウメ監督によるQ&Aあり)、『未来を乗り換えた男』(主演俳優フランツ・ロゴフスキによるQ&Aあり)、『キャスティング』、『プチ・ブルの犬』、『希望の灯り』(トーマス・ステューバー監督によるQ&Aあり)、『明日吹く風』、『マニフェスト』、『ソーシャルメディアの“掃除屋”たち』

「ロミー・シュナイダー〜その光と影〜」ドイツ映画イベントのオープニング作品に

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2019年02月12日

『HEROES』ヒロ・ナカムラを演じる岡政偉(おか まさより)

日本の会社で働くサラリーマン。良いことがあると「ヤッター!!」と叫び、両手を広げる癖があり、コミックや“スタートレック”好きというオタクっぽい一面も。ある日突然、自分が行きたいと願ったニューヨークに瞬間移動できたことから、自分が超能力を手に入れたことがわかり大喜び。続いて時間を止めることにも成功するが…。

ヒロ・ナカムラを演じるマシ・オカは、1974年12月27日、東京生まれの日本人で本名は岡政偉(おか まさより)。6歳で渡米し、少年時代はIQ180の天才児として「TIME」誌の表紙を飾ったこともある。ブラウン大学で数学とコンピューターを学び、ジョージ・ルーカスが経営するVFX工房のILMでデジタル視覚効果アーティストとして働き、映画『スター・ウォーズ』シリーズや、『ターミネーター3』『パーフェクト・ストーム』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』にVFXスタッフとして参加。
同時に俳優としても活動し『ダーマ&グレッグ』『Scrubs』など、数々のTVドラマや映画に出演。2006年に『HEROES/ヒーローズ』のヒロ・ナカムラ役に抜擢され、大ブレイク。 2007年にはゴールデングローブ賞TVシリーズ、ドラマ部門助演男優賞にノミネートされた。その他主な映画出演作に『ゲット・スマート』『ブルース&ロイドのボクらもゲットスマート』『ステイ・フレンズ』などがある。


「HEROES REBORN」2015年9月24日よりアメリカのNBCにて放送がスタートした全13話のリミテッド・テレビシリーズ。
2006年から2010年にNBCで放映され世界中で大ヒットを記録し、シーズン4で終了した「HEROES/ヒーローズ」の続編である。
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2019年02月10日

『グリーンブック』原題/Green Book

粗野なイタリア系の運転手と、才能ある黒人ピアニストとの実話コメディ。
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ

第76回ゴールデングローブ賞のミュージカル / コメディ部門で作品賞、脚本賞など3冠を獲得。綿密に積み上げられた二人の役作りは見ものでしょう。


時は1962年。ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、ガサツで無学だが、家族や周囲から愛されていた。   ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。 粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。
提供:ギャガ、カルチャア・パブリッシャーズ
配給:ギャガ 
2018年/アメリカ/130分/
公式サイト:gaga.ne.jp/greenbook
3月1日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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2019年02月07日

映画『ミスターガラス』

ナイト・シャラマン監督『アンブレイカブル』『スプリット』の続編登場。

 24もの人格を持つ多重人格者のケヴィン。9歳の少年や老齢のイギリス人女性、そして「ビースト」と呼ばれる恐ろしい人食い鬼など、ケヴィンの全人格の総称は「群れ」と呼ばれる。デヴィッドと「群れ」の二人は、精神分析医のエリー・ステイプル(サラ・ポールソン)にミスター・ガラスが収容されている精神病院へ連行される。

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2019年02月03日

『双頭の鷲』 原作/“L'AIGLE A DEUX TETES” by Jean COCTEAU

「あなたは私の運命よ。でも私はこの運命が気に入ったわ」王妃
「僕たちは紋章の双頭の鷲となりましょう」スタニスラス  
ジャン・マレーが舞台で上演するためにコクトーが書いた作品。どんな役をしたいかと尋ねるとマレーは「1幕は沈黙、2幕は饒舌、3幕目は階段落ち」と答えた。この3つの条件によって作られた舞台。

女王は絶世の美人と誉が高いけれども十 年このかたベールに面を包んで、近衛の仕官達はもとより侍従のものもほとんど女王の面影 に接した者はない。女王が愛するフレデリック王と結婚の祝典を挙げたのは、 ちょうど十年前、しかも密月を過そうとクランツの城へ赴く途中、王は駅 馬車の中で暗殺されたのである。それ以来十年、不思議に国民の信頼を得て覆面の女王は国を治めて来たのである。 これを痛くも憎んだのは亡き王の母君の大公爵夫人である。彼女におもねって権勢を得ようとする警 視総監フェーン伯爵は、秘密出版物を利用して女王を中傷するかたわら、 偽の無政府主義者を買収して女王暗殺の機会をねらっている。若い熱心な無政府 主義者のスタニスラスは、君主専政の封建制度を覆さんと考え、アヅラエ ルというペンネームで女王誹謗の詩を書いた。フェーン伯爵一脈にそそのかされてス タニスラスは女王暗殺に荷担する。彼の顔は故フレデリック王に生き写しなので、 フェーン伯爵一脈は女王に近ずかせる便宜になると思ったからである。

初公開: 1948年9月22日
【映画製作】「美女と野獣」と同じくジャン・コクートが脚本を書きおろし、自ら監督した一九四七年作品。撮影は「旅路の果て」「血の仮面」のクリスチァン・マトラが監督、音楽は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジョルジュ・オーリックが作曲、美術監督は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のクリスチャン・ベラール、装置担当も同様ジョルジュ・ヴァケヴィッチである。主演は「しのび泣き」「フロウ氏の犯罪」のエドウィジュ・フィエールと「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジャン・マレーが、コクトオ原作の舞台劇と同じく顔を会わせる。助演は練達のジャン・ドビュクール及びジャック・ヴァレンヌ、舞台にも映画にも活躍しているシルヴィア・モンフォール「ルイ・ブラス」のジル・ケアン、エドワード・スターリング、アブダラー等である。
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2019年02月01日

映画の快楽、快楽の映画 アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ

終わりなき反逆と遊戯の果て、めくるめくエロティシズムの陶酔へ。
〈ヌーヴォー・ロマン〉の旗手アラン・ロブ=グリエ、幻の映画監督作6本がついに公開。

「映画の快楽、快楽の映画 アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」
映画予告編

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【上映作品】『不滅の女』『ヨーロッパ横断特急』『嘘をつく男』『エデン、その後』『快楽の漸進的横滑り』『囚われの美女』 シアター・イメージフォーラムほか全国順次開催。

☆ 絶讃の声 ☆

【アラン・ロブ=グリエ】
1922年8月18日、フランス、ブレストに生まれる。工場での強制労働、政府発行の経済誌の編集、人口授精センターなど様々な職業を経て、農業技師として各国のフラ ンスの植民地に滞在。51年、フランスに帰国する船中で『消しゴム』(※1)を書き始め、53年にエディシオン・ド・ミニュイ社より刊行。ロラン・バルト、ジョルジュ・バ タイユに絶賛され、新たな文学運動<ヌーヴォー・ロマン>の旗手とし て一躍人気作家になると、続けざまに『覗く人』(55、※2)、『嫉妬』(56)、『迷路の中で』(59、※3)を発表。60年、アラン・レネ監督の勧めで『去年マリエンバートで』オリジナル脚本を執筆、前衛映画の金字塔として今なお高い評価を得る。そのとき採用されなかった脚 本をもとに、63年『不滅の女』を自ら制作、映画監督としてもデビューする。同年、過去の小説を痛烈に批判した批評集『新しい小説のために』を発表、理論的にも<ヌー ヴォー・ロマン>の代表格となり、その後も精力的に、執筆・映画製作を行う。1961年には、大映製作、市川崑監督の日仏合作映画『涙なきフランス人』の脚本のオファー を受け執筆、来日するも製作は頓挫し、幻の映画となった。2004年、アカデミー・フランセーズの会員に選出される。2008年2月18日、心臓発作で死去。享年85。
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2019年01月31日

映画「かば」パイロット版

1985年大阪市立鶴見橋中学校に実在した教師と生徒の物語。
心の底から向き合った彼らの青春を描く、実話に基づいた映画。


映画「かば」パイロット版を主張映写いたします。ただいま上映会場募集中。

【制作スタッフ】制作・総指揮 川本貴弘/監督 磯部鉄平/山中アラタ/ 南羽真里/四方堂亘/高見こころ/仁科貴/

大阪・日本橋のレコーディングスタジオでナレーション担当するアニメ「じゃりン子チエ」の声優さんで、作家の中山千夏さんが流暢な関西弁を吹き込んだ。
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2019年01月13日

バハールの涙(2018)

2018年ノーベル平和賞で広く知られることになった、 自らの尊厳のためIS(ルビ:アイエス)と戦う女性たちの物語。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。

「パターソン」のゴルシフテ・ファラハニが、捕虜となった息子の救出のためISと戦うこととなったクルド人女性を演じるドラマ。「青い欲動」のエバ・ウッソン監督が、自らクルド人自治区に入り、女性戦闘員たちの取材にあたって描いた。弁護士のババールは夫と息子と幸せな生活を送っていたが、ある日クルド人自治区の町でISの襲撃を受ける。
襲撃により、男性は皆殺しとなり、バハールの息子は人質としてISの手に渡ってしまう。その悲劇から数カ月後、バハールはクルド人女性武装部隊「太陽の女たち」のリーダーとして戦いの最前線にいた。そんなバハールの姿を、同じく小さな娘と離れ、戦地で取材を続ける片眼の戦場記者マチルドの目を通して映し出していく。

バハールの涙(2018)

Les filles du soleil/Girls of the Sun

上映日:2019年01月19日/製作国:スイスフランスベルギージョージア/上映時間:111分

監督 エバ・ユッソン

脚本 エバ・ユッソン

出演者

ゴルシフテ・ファラハニ

エマニュエル・ベルコ

Erol Afsin

Arabi Ghibeh

エヴィン・アフマッド

Behi Djanati Atai

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2018年12月31日

映画「サイドマン:スターを輝かせた男たち」

伝説的大スター、マディ・ウォーターズとハウリン・ウルフ。

ステージ上には彼らを照らし続ける男たちの存在があった。その素晴らしい音楽は、支えてきた寡黙なサイドマンの働きが欠かせない。歴史を作り上げたサイドマン三人の苦難とドラマティックな音楽人生。彼等とブルースの魅力について、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ジョニー・ウィンター、ボニー・レイット、ジョー・ペリーほか多数のミュージシャンが語る。

三人の亡くなる前のインタビューと、最後の共演ステージ映像など、ブルース・ロック・ファンと音楽愛好家に捧げるとびきり至極ドキュメンタリー。

予告編

https://youtu.be/UesqPbzIqW4


監督 スコット・ローゼンバウム

出演 パイントップトップ・パーキース/ウィリー“ビック・アイズ”スミス/ヒューバート・サムリン/グレッグ・オールマン/ジョー・ボナマッサ/シェメキア・コープランド/ロビー・クリーガー/ジョー・ペリー/ボニー・レイット/ケニー・ウェイン・シェファード/ティム・レイノルズ/スーザン・テデスキ/デレク・トラックス/ジョニー・ウィ「サイドマン:スターを輝かせた男たち」ンター/ポール・ネルソン/ボビー・ラッシュ/スコット・シャラード/ウォーレン・ヘインズ/エリック・クラプトンキース・リチャーズ 他。

2016年/アメリカ/英語/80分


映画公式サイト

http://www.curiouscope.jp/sidemen/


配給 CURIOUSCOPE

12/22(土)〜公開中

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2018年12月16日

映画『葡萄畑に帰ろう』

「凡ゆるものに価値を与える、葡萄酒で乾杯しよう!」
世界最古のワイン発祥の地ジョージア大らかなユーモアで虚言に満ちた権力社会を風刺し故郷への愛を謳う人生賛歌『葡萄畑に帰ろう』。
監督:エルダル・シェンゲラヤ
出演:ニカ・タヴァゼ、ニネリ・チャンクヴェタゼほか

映画『葡萄畑に帰ろう』
岩波ホール12/15(土)〜公開。


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2018年11月03日

映画『運命は踊る』

運命こそが最大のミステリー。
残酷な誤報が家族の運命を翻弄する。前作の金獅子賞に続き、第74回ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ作品。

『運命は踊る』

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2018年10月28日

映画『白州の瀧』溝口健二T he Water Magician (1933)

溝口健二はサイレント時代に風格を示し新派狂言を映画化したのが多い。
泉鏡花の小説『義血侠血』をモチーフにした新派劇。


惚れた男のため生涯を犠牲にした女が、殺人を犯した挙句、検事に出世した男によって裁かれつつ、男の出世した姿を喜びながら自殺する。
白糸を演じた入江たか子が、なかなかすごい印象を与える演出されている。溝口監督は女性の特異な支線を貫いて描いた。

脚本なしに撮影強行された現場の声。
「第一ね、昼の休みっていう時にね、一人もスタジオの外へ出ない、入江なども全然出ないですよ、岡田は具合が悪いから、ステージの中に寝台持ってきてあるんだ。寝台で休んでね、病、相当悪くなりかかっていたからね。この熱気というものが、わからんわけがない、皆わかっている。皆にわかってることは、僕に反映するよ。こうしてま、出来ましたよ。これは古今未曾有のできでしたなあ」と製作者の渾大防五郎は語っている(『ある映画監督の生涯』)。
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2018年10月26日

死ねまでに観たい昭和邦画の傑作

日本映画ベスト10

『雨月物語溝口健二☆

『羅生門』黒澤明

『東京物語』小津安二郎☆

『浮雲』成瀬己喜男

『心中天網島』篠田正浩

『おとし穴』勅使河原 宏

『おとうと』市川崑

『ツゴイネル・ワイゼン』鈴木清順

『 丹下左膳余話・百万両の壷』 山中貞雄☆

『幕末太陽傳』川島雄三


カメラマンの宮川一夫さんが舞台と撮影と現像まで、

追及された軌跡も浮かぶ邦画名作。図書館や格安DVDで鑑賞できる作品が多い。

posted by koinu at 16:00| 東京 ☀| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする