2018年02月08日

映画『ビガイルド 欲望のめざめ』

監督ソフィア・コッポラによる心理的なスリラー映画。主演はコリン・ファレルとニコール・キッドマン。
1966年トーマス・カリナンが発表した小説『The Beguiled』を原作、美しい女性たちの心に潜むおぞましい心のあやを浮き彫りにしたドラマ。

この原作はクリント・イーストウッド主演「白い肌の異常な夜」(ドン・シーゲル監督)として、1971年に映画化されたが、「私の作品は男性ではなく、女性の視点から物語を展開させた点が大きく違う」とソフィア・コッポラは語る。
「南部という保守的な土地柄で暮らす女性たちの精神世界に興味があった」。全体的に淡いパステル調になるよう、撮影用の照明はあまり使わず、蝋燭の火によって柔らかで温かな映像にされた。「特に女性の登場人物については、物語の前半で弱々しい亡霊のようなイメージを植え付けた。でも物語が進んでいくと、例えば、少しずつ彼女たちの服装にどす黒さが帯びてくるのが分かりますよ」コリン・ファレルへの演出もハードル高く、「負傷兵が懇意となる女性一人一人に対し、それぞれ違う表情を見せて、とりこにしてほしいとお願いしました」。ただのハンサムな男性は必要ないという。

コッポラ監督が好んで群像劇を描くのは「そこに存在している彼らのヒエラルキー(階層性)や意思疎通のあり方に興味を持っているから」で、「女性がちょっとした目配せや声のトーンの変化で、驚くほど意思疎通ができると分かるはず。キッドマンはその辺の表現が天才的にすごいですね」と演技を深く掘り下げている。

http://beguiled.jp/
ソフィア・コッポラ監督最新作。本年度カンヌ国際映画祭監督賞受賞!2018年2月23日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開。
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2018年02月04日

ジャコメッティ 最後の肖像

アトリエで肖像画のモデルが見た天才の素顔「ジャコメッティ 最後の肖像」。


特徴的な人物彫刻家アルベルト・ジャコメッティに迫るドラマ。最後の肖像画制作に挑むジャコメッティの姿が描かれる。
『ラブリーボーン』など俳優として活躍してきた演技者スタンリー・トゥッチが、人物彫刻するかのように監督する。『シャイン』などのジェフリー・ラッシュが主演、肖像画モデルは『コードネーム U.N.C.L.E.』などのアーミー・ハマーが演じている。
http://finalportrait.jp/

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2018年01月25日

外国作品ブルーリボン賞の受賞結果



【ブルーリボン賞の外国作品 受賞結果】
『怪盗グルーのミニオン大脱走』
『SING/シング』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『ダンケルク』
『沈黙 −サイレンス−』
『ドリーム』
『美女と野獣』
『ブレードランナー 2049』
『ムーンライト』
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
『ラ・ラ・ランド』





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第60回ブルーリボン賞の受賞結果

■ブルーリボン賞の受賞結果


作品賞 『あゝ、荒野』(岸善幸監督)
監督賞  白石和彌 『彼女がその名を知らない鳥たち』


主演男優賞 阿部サダヲ 『彼女がその名を知らない鳥たち』
主演女優賞 新垣結衣 『ミックス。』
助演男優賞 ユースケ・サンタマリア 『あゝ、荒野』『泥棒役者』
助演女優賞 斉藤由貴 『三度目の殺人』
新人賞 石橋静河 『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
外国作品賞 『ドリーム』

■作品ベスト10

(50音順。外国作品は同率10位の作品があるため11作品)
【日本作品】
『あゝ、荒野』
『アウトレイジ 最終章』
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
『彼女がその名を知らない鳥たち』
『彼らが本気で編むときは、』
『君の膵臓をたべたい』
『愚行録』
『3月のライオン』
『三度目の殺人』
『帝一の國』

【外国作品】
『怪盗グルーのミニオン大脱走』
『SING/シング』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『ダンケルク』
『沈黙 −サイレンス−』
『ドリーム』
『美女と野獣』
『ブレードランナー 2049』
『ムーンライト』
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
『ラ・ラ・ランド』

https://m.cinematoday.jp/news/N0097911?__ct_ref=http%3A%2F%2Fwww.smartnews.com%2F

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2018年01月13日

『アバウト・レイ 16歳の決断』(原題: 3 Generations)

映画は「ラモーナ」と名付けられた17歳の少年レイと、彼の母マギー、その母ドリー、その同性パートナー、フランシスが性別移行に関する説明を医師から受けているところで始まる。4人は同居しており、新しいジェンダーの概念を理解するのに苦労する。ドリーはレイがレズビアンになればいいというが、マギーは彼がトランスジェンダーの男性であることを理解している。


レイはホルモン療法を開始して転校したいが、そのためには両親の同意署名が要る。マギーはレイの後に戻れない選択を前に躊躇する。マギーは10年ぶりにレイの父親クレイグに会うが、クレイグは考える時間が欲しいと言う。マギーはクレイグのせいにすることで時間を稼ごうとする。レイは一人でクレイグを探し出し、彼に妻と3人の子供がいること、またマギーは過去にクレイグの弟マシューとも関係を持っていてマシューが本当の父親かもしれないこと、マギーのせいで父親がいなかったことを知る。レイは母親に裏切られた気持ちを覚え、女性の身体に囚われたまま人生を終えるのではないかとの恐怖に慄く。

フランシスはレイの性別移行を支援することにし、マシューとマギーは話し合いを持つ。マギーとクレイグは同意書にサインし、レイは安堵する。映画は彼らが中華料理店で夕食をしているところで幕を閉じる。

批評家の総意「『アバウト・レイ 16歳の決断』は、せっかく期待できる設定を、人物造形をなげうって劇映画の定石に固執する薄っぺらく書かれたストーリーに浪費してしまっている」

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2017年12月25日

業界関係者が戸惑いを見せる堺雅人の映画pr活動

  • 映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』主演の堺雅人の豹変ぶりに日テレ上層部が驚いている
  • 堺は細かい性格で知られ、自分が納得しないと、どんな大作でもPRには協力しないという
  • 『映画の世界観に共感し、作品が素晴らしいと思った』というのが協力した理由だという

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12151-14373/




「鎌倉ものがたり」堺雅人&高畑充希に魔物たちからクリスマスプレゼント

https://natalie.mu/eiga/news/262548


高畑充希、クリスマスイブのカップルたちに「このヤロー」

https://news.mynavi.jp/article/20171224-562221/

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2017年12月19日

映画「DESTINY 鎌倉 ものがたり」

山崎貴監督最新作、映画「DESTINY 鎌倉 ものがたり」堺雅人×高畑充希の歳の差夫婦が贈る、かつて誰も観たことのないファンタジー超大作。

鎌倉に住むミステリー作家の一色正和。この町には、人間と魔物や妖怪が共存していた。正和は鎌倉で発生する怪事件の数々を、愛妻・亜紀子と共に解決してゆく。舞台となる鎌倉では、今では失われた、人々の安定した暮らしへの喜びと不可思議なことへの畏怖と親しみが残っている。

「この鎌倉の土には、大勢に人々の魂や欲望や怨念が眠っているんだ。
それが周囲を山と海に囲まれた、この土地に長い間つもりつもって蓄積して、時々不思議な怪異となって現れて、我々の心を惑わせたりする事もあるんだ」


人と妖怪は反目しつつも和解して、互いの営みを続けている。古き良き時代の空気が一貫して流れて、それが人間と妖怪をつなげているのだった。


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2017年12月15日

映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

「『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』はストーリーという欠陥を乗り越えるために、躍動感と視覚効果によるスリルを使っている。その映画体験は表層的な快楽がその欠点を上回るものとなっている。」評論家の要約。ストーリーとミスキャストによる絢爛たる物語の崩壊。


「ヴァレリアンとローレリーヌ」粗筋
西暦2740年。全宇宙の平和を守るべく銀河をパトロールしている連邦捜査官のヴァレリアンとその相棒ローレリーヌは、とある任務を遂行すべく"千の惑星の都市"として知られる「アルファ宇宙ステーション」へと向かう。そこは長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する場所だったが、その内部では邪悪な陰謀と秘密が隠されていた。

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2017年12月13日

ブロンド少女は過激に美しく

美しきブロンド・ロリータに魅せられ、狂恋に身をやつした男の衝撃の体験!
ブニュエルやブレッソンの映画術と並び、幻惑的世界を描くポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴイラ。
本作はその製作中にオリヴェイラ監督が100歳を迎えた記念碑的名品。
原作は文豪エサ・デ・ケイロスが1873年に書いた短編小説で、
オリヴェイラ自身が現代のポルトガルに舞台を移して脚色、新たなファム・ファタールを生み出した。
リスボン特急、車内で、主人公が“妻にも友にも言えないような話"を隣席の婦人に語りかけるという構成、
抒情詩人フェルナンド・ペソア(「インド夜想曲」や「リスボン物語」で紹介された。)の言葉をブレンドするなど、
オリジナルな仕掛け(一方で原作の言葉は全く改変していない。)でサスペンス・テイストを加えている。
気品漂う香りと極上の味わいをもつ唯一無比の傑作である。
2010年ポルトガル=ゴールデン・グローブ賞 最優秀女優賞。


ポルトガル・リスボンから保養地アルガルヴへ向かう列車内。
主人公マカリオは隣りの席に座る見知らぬ婦人に、自身の衝撃的な恋愛体験を語り始める。
彼は会計士として、叔父のフランシスコが営む洋品店で働いていた。

ある夕方、2階で仕事をしながら外を見ると、通りをはさんだ向かいの家の窓辺に扇を手にしたブロンドの少女が現れた。
マカリオは一瞬にして、その少女ルイザに恋し、焦がれるようになる。

やがてマカリオはルイザと結婚したいと申し出るが、叔父はそれを許してくれない。
諦められないマカリオは、遂に叔父と訣別、店を解雇されてしまう。
家を出たマカリオは途方に暮れながらルイザへの想いを募らせるのだった…。


【CAST】
リカルド・トレパ
カタリナ・ヴァレンシュタイン
ディオゴ・ドリア
ジュリア・ブイセル
レオノール・シルヴェイラ
ルイス=ミゲル・シントラグロリア・デ・マトス
アナ = パウラ・ミランダ
フィリペ・ヴァルガス
ロジェリオ・サモラ
ミゲル・セアブラ



【STAFF】
監督・脚本::マノエル・デ・オリヴェイラ
原作::エサ・デ・ケイロス
製作::フランソワ・ダルテマール、マリア・ジョアオン・マイエ、ルイス・ミニャーロ
製作総指揮::ジャック・アレックス
撮影::サビーヌ・ランスラン
編集::マノエル・デ・オリヴェイラ、カトリーヌ・クラソフスキー
衣裳デザイン::アデライド・マリア・トレパ
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2017年12月11日

"Moon River"

 Moon river, wider than a mile
 I'm crossing you in style some day
 Oh, dream maker, you heart breaker
 Wherever you're going, I'm going your way
 Two drifters, off to see the world
 There's such a lot of world to see
 We're after the same rainbow's end, waiting, round the bend
 My Huckleberry Friend, Moon River, and me
 Moon river, wider than a mile
 I'm crossing you in style some day
 Oh, dream maker, you heart breaker
 Wherever you're going, I'm going your way
 Two drifters, off to see the world
 There's such a lot of world to see
 We're after that same rainbow's end, waiting, round the bend
 My Huckleberry Friend, Moon River, and me


ムーン・リバー、1マイルより広い川
私は川をかっこよく渡ってみせる、いつの日か
夢をくれたり、傷つけたり、
あなたがどこへ行こうと、私も一緒に行くわ
ふたりの流れ者が、世界を探しに出かける
たくさんの見るべき世界があるから
私たちは同じ虹の終わりを追ってるの
川の曲がりくねっている所で待っている
私の懐かしい友よ、ムーン・リバーと私
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「ティファニーで朝食を」1961年アメリカ映画。

「ティファニーで朝食を」1961年アメリカ映画。
BSプレミアム 12月11日(月)午後1時00分〜2時56分 放送

自由気ままに生きる美女と彼女に惹かれる作家の愛を描いたロマンティック・コメディ。「ティファニーで朝食を食べるご身分」に憧れるホリーは、複数の男性から援助を受け奔放に暮らしていた。
ある日アパートに作家ポールが越して2人は惹かれ合うが、富と自由を愛するホリーは別の男性に目移りしてしまうのだった。
原作はトルーマン・カポーティの同名小説。主題歌「ムーン・リバー」はアカデミー歌曲賞を受賞した。


監督:ブレイク・エドワーズ

原作:トルーマン・カポーティ

脚本:ジョージ・アクセルロッド

撮影:フランツ・プレイナー

音楽:ヘンリー・マンシーニ

美術:ローランド・アンダーソン、ハル・ペレイラ

衣裳:ユベール・ド・ジバンシィ、イーディス・ヘッド、ポーリーン・トリジェール


出演者:オードリー・ヘプバーン(ホリー・ゴライトリー)、ジョージ・ペパード(ポール・バージャック)、パトリシア・ニール(2E)、バディ・イブセン(ドック・ゴライトリー)、マーティン・バルサム(O・J・バーマン)、ミッキー・ルーニー(ユニヨシ)ほか

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2017年12月01日

斬新なのに懐かしい映画『パーティで女の子に 話しかけるには』


パンクロックに夢中となった内気な少年と、遠い星からやってきた美少女の恋の逃避行を描く青春物語。ミュージカルで輝かしい足跡を残してきたジョン・キャメロン・ミッチェル監督は「パンクロックは生きる力を与えてくれる大切なものだと伝えたかった」という。

懐かしいなかにかなり斬新な設定を取り込んだ、パンクな「ボーイ・ミーツ・ガール」ラブ・ストーリー。77年、ロンドン郊外。内気なパンク大好き少年エンはふと潜り込んだパーティーで、美少女エンと出会う。二人はたちまち恋に落ちるが、なんと彼女はエイリアンだった。見るもの、聞くもの、何もかもが初体験のキュートなエイリアン、ザンを体現したのはエル・ファニング。パンク・ファッションの着こなしもチャーミング。凄まじいパワーでパンク・クイーンを演じたニコール・キッドマンも衝撃的。パンク全盛期の空気をみごとに再現し、ファッションも音楽も見逃せない、さすがジョン・キャメロン・ミッチェル監督作。

キャスト/エル・ファニング、アレックス・シャープ、ルース・ウィルソン、マット・ルーカス、ニコール・キッドマンほか 12月1日公開

英SF作家ニール・ゲイマンの短編を映画化。ミッチェル監督は共同で脚本も手がけた。「監督を打診され、すぐに飛びつきました。何しろ、私が大事にしているパンクロックの精神の大切さが描かれていたから」。パンクロックの精神とは何か。「疑問に感じたことを臆せず権力者に問いかける姿勢です。古くさくなったものに新たな息吹を吹き込むこと。とてつもなくクリアな感覚を持った音楽といえるでしょう」「はみ出し者を受け入れてくれる器の大きさが魅力。音楽という形をとった、楽しめる“暴力”なんですよ」

映画『パーティで女の子に 話しかけるには』公式サイト


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2017年11月12日

プレミアムシネマ「甘い生活」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>

プレミアムシネマ「甘い生活」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>
[BSプレミアム] 2017年11月14日(火) 午後1:00〜午後3:55(175分)
http://www.nhk.or.jp/bscinema/

La dolce vita.jpg

『甘い生活』(原題:La dolce vita)1960年公開フェデリコ・フェリーニ監督
作家志望の夢破れて、今はしがないゴシップ記者のマルチェロは、豪華なナイトクラブで富豪の娘と出会い安ホテルで一夜を明かす。
ハリウッドのグラマー女優を取材すれば、野外で狂騒し、トレビの泉で戯れる。乱痴気と頽廃に支配された街ローマ。同棲中のエンマは彼の言動を嘆く。
二人で訪れた友人スタイナー一家の知的で落ち着いた暮らしぶりを羨むマルチェロだが、彼らも子連れの無理心中で突如死に、残るは絶望の実感のみ……。


フェデリコ・フェリーニ監督の代表作。ニーノ・ロータ音楽。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。
アカデミー賞衣裳デザイン賞受賞作。
https://www.youtube.com/watch?v=ARlSVnAiX00

『甘い生活』【キャスト】
マルチェロ・マストロヤンニ:マルチェロ
アニタ・エクバーグ:シルヴィア
アヌーク・エーメ:マダレーナ
アラン・キュニー:ステイナー
イヴォンヌ・フルノー:エマ
マガリ・ノエル:ファニー
レックス・バーカー:ロバート
ジャック・セルナス:セルナス
ウォルター・サンテッソ:パパラッツォ
ニコ:ニコ

【脚本】フェデリコ・フェリーニ,トゥリオ・ピネッリ,エンニオ・フライアーノ,ブルネッロ・ロンディ,
【音楽】ニーノ・ロータ 【撮影】オテロ・マルテッリ
【製作】ジュゼッペ・アマート、アンジェロ・リッツォーリ



フェリーニ監督『甘い生活』リメイクへ
フェリーニ監督の家族がプロデューサーのダニエレ・ディ・ロレンツォと共同製作する予定。
フランチェスカ・フェリーニは「これまで数えきれないほどのリメイク、あるいは新たにイメージされた前日譚や続編まで、
ありとあらゆるオファーをされてきました。もし(家族が)映画化権を委ねるのならば、それは特別なプロデューサーと人を動かさずにはおかない状況によって、われわれが刺激されなければならなかったんです」と声明している
https://www.cinematoday.jp/news/N0075049
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2017年11月11日

アレハンドロ・ホドロフスキー 映画『エンドレス・ポエトリー』

前作『リアリティのダンス』から3年、舞台はサンティアゴへ―。
 世界に潜む「マジック・リアリズム」を追い求め続けるホドロフスキー監督が、 観る者すべてに送る“真なる生”への招待状。


舞台は故郷トコピージャから首都サンティアゴへ。父親との軋轢や自身の葛藤を抱えたホドロフスキーは、初めての恋や友情、古い規則や制約に縛られない若きアーティストたちとの出会いと交流を経て、囚われた檻から解放され詩人としての自己を確立する。
本作はフランス、チリ、日本の共同製作で、新作を望む世界中のファン約1万人からキックスターター、インディゴーゴーといったクラウド・ファンディングで資金の多くを集めて製作された、まさに待望の新作。
撮影監督は『恋する惑星』(94年/ウォン・カーウァイ監督)など、手持ちカメラを使った独特の映像で知られるクリストファー・ドイル。自身の青年時代を虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で瑞々しく描き、「生きること」を全肯定する青春映画の傑作。



マグリットのモノクロ世界に カーニバルの極彩色をぶち込んだ、 究極の色世界。
眩惑的な視覚に圧倒!  * Picure this Post *

強烈だ。 * Time Out *

生きる悲しみや喜びについての、 倫理を超えた狂喜溢れる作品だ。* Paste Magazine *

これこそが映画の魔法である。* TELERAMA *

映画『エンドレス・ポエトリー』 http://www.uplink.co.jp/endless/
 2017年11月18日(土)より、新宿シネマカリテ、 ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開.
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー 撮影:クリストファー・ドイル
(2016年/フランス、チリ、日本/128分/スペイン語 /1:1.85/5.1ch/DCP) 
配給・宣伝:アップリンク
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プレミアムシネマ「ひまわり」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>

プレミアムシネマ「ひまわり」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>
[BSプレミアム] 2017年11月13日(月) 午後1:00〜午後2:50(108 分)
http://www.nhk.or.jp/bscinema/

ヴィットリオ・デ・シーカ『ひまわり』(原題: I Girasoli )
『靴みがき』や『自転車泥棒』などイタリアンリアリズムの一翼を担ったヴィットリオ・デ・シーカ監督。
ヘンリー・マンシーニが音楽担当して、映画音楽を担当した彼の作品の中でも評価は高く世界中でヒットした。
戦争によって引き裂かれた夫婦の行く末を悲哀たっぷりに描いた作品で、エンディングでの地平線にまで及ぶ画面一面のひまわり畑が評判となった。このひまわり畑はソビエト連邦時代のウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州で撮影された。


ナポリで幸せな結婚式を挙げたジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)。
だがアントニオは厳冬のソ連戦線に送られ、行方不明になってしまう。
戦後、復員兵から夫の情報を集め、ひとりモスクワを訪ねるジョバンナ。
だが、そこで見たものは、アントニオの新しい妻と可愛い娘の姿だった……!
戦争によって引き裂かれる男女の悲劇を情感豊かに描き、デ・シーカ監督+ローレン+マストロヤンニのトリオが紡いだ数々の傑作の中でも最も人気の高い感動作!


監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演
アントニオ・ガルビアーティ - マルチェロ・マストロヤンニ
ジョバンナ - ソフィア・ローレン
マーシャ - リュドミラ・サベーリエワ
アントニオの母 - アンナ・カレーナ


◆ソフィア・ローレン◆ 1934年、イタリア・ローマ生まれ。私生児として生まれ、ナポリ近郊で貧しい子供時代を過す。
戦後、女優を目指して母と共にローマに移り住むが、仕事に恵まれず、ヌードモデルの仕事等で糊口をしのぐ苦しい生活が続く。しかし、映画プロデューサーのカルロ・ポンティにスターの素質を見出され、「河の女」(55)等、
数多くの映画に出演し、瞬く間にトップ女優に躍進。ハリウッドにも進出し、「誇りと情熱」(57)ではケイリー・グラントとも共演を果たす。
その後、ヴィットリオ・デ・シーカ監督のイタリア映画「ふたりの女」(60)でアカデミー主演女優賞を獲得。
「昨日・今日・明日」「ああ結婚」では、2年連続ダヴィド・ディ・ドナテッロ最優秀女優賞を受賞。
名実共にイタリアを代表する大女優となる。
ポンティとは公私にわたる良きパートナーだが、妻子のあったポンティと正式に結婚できたのは1966年。
1968年には長男が誕生。「ひまわり」の終盤に登場するヒロイン・ジョヴァンナの子供は実際の息子である。
1973年には次男も出産している。
その他の主な出演作に「ナポリ湾」(60)「ボッカチオ'70」(62)「旅路」(74)「微笑みに出逢う街角」(02)等。

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2017年11月10日

『シン・ゴジラ』地上波初放送!11月12日にテレビ朝日で

昨年7月公開されて、興行収入82.5億円を記録、2016年邦画ランキング1位に輝いた『シン・ゴジラ』。11月12日にテレビ朝日で地上波初放送される。テレビ朝日がゴジラ映画を放送するのは、2005年8月の『GODZILLA』(1998)以来12年ぶり。


11月はゴジラの誕生月でアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』も公開される。六本木のテレビ朝日本社で地上波初放送を記念した展示や、人気番組との連動企画などコラボレーションを展開する。

『シン・ゴジラ』はテレビ朝日にて11月12日夜9:00放送。

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2017年10月30日

スター・トレック放映50周年『フォー・ザ・ラブ・オブ・スポック』

名作「スター・トレック」シリーズで、50年にも渡りスポックを演じたレナード・ニモイ。その知られざる素顔を映画監督となった実の息子が描き出す。
ドキュメンタリー映画『フォー・ザ・ラブ・オブ・スポック(原題) / For the Love of Spock (112 min)

テレビシリーズ「スター・トレック/宇宙大作戦」が、放映50周年を迎える記念作品。クラウドファンディングサイト・Kickstarterで製作資金を集めて製作された。スポック役レナード・ニモイの息子アダム・ニモイが監督して完成させた。


「彼は1949年にL.A.に引っ越してきて、1966年にテレビシリーズ『スター・トレック』の撮影に入ったが、約17年間も成功までに時間が掛かった。だから(家族内で)多くの葛藤があったし、僕も姉もそれを覚えている。そのため父が成功したときは、まるで宝くじに当たったようだった。当時は興奮したけれど、テレビ放映が始まってすぐにファンが集まってきて、困難な生活を強いられた。さらに当時、16もの雑誌がファン用の郵便物の送り先に自宅の住所を間違えて掲載してしまい、自宅は郵便物であふれかえっていたこともあった」アダム・ニモイ。


「(製作過程は)60年代を追体験した感じだった。実際に編集室には、1本の映画を(制作するのに)考えるための多くの資料が残されていて、中にはファンが所有する、僕も知らなかった家族の写真があった。僕はその編集時に、病気で父を失っただけでなく、父の人生の歴史や自分への影響までも一緒に失ったような感じがした」アダム・ニモイ。



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2017年10月27日

『スローターハウス5』BSプレミアム10月28日(土)午前0時15分〜1時59分

先鋭作家カート・ヴォネガットが体験したドレスデン空襲を盛り込んだSF小説「Slaughterhouse-Five, or The Children's Crusade: A Duty-Dance With Death」を、ジョージ・ロイ・ヒル監督が映画化。ゴルトベルク変奏曲で知られるグレン・グールドのバッハ音楽が印象的で、カンヌ映画祭審査員賞受賞した。



第二次世界大戦中、訓練もろくに受けていない米国兵ビリー・ピルグリムは道に迷い、ドイツ兵に捕らえられてドレスデンにある屠殺場の奥深くある代用監獄で生活する。ここで彼は「時間の中に解き放たれる」のだった。

トラルファマドール星からやって来た地球外生物に出会い、誘拐拉致された惑星の動物園で、ポルノ映画スターと同時に展示される。ここの星人たちは物理的にはトイレ吸引具と似ていて、四次元を見ることができる。その人生すべての瞬間を既に知覚しており、運命を変える選択はできないが、集中したい人生の瞬間を選んで焦点を合わせるのが可能であった。

そしてビリーは時間の中を行き来して、人生において様々な場面を何度も追体験する。痙攣的な時間旅行は、いつ現れるのか分からないシーンの連続なので、彼は「あがり症」を感じるのだ。トラルファマドール星で時を過ごして、ドレスデンから捕虜になる前の第二次世界大戦中のドイツで深い雪の中をぼんやりと歩き、戦後のアメリカで大富豪の娘との結婚生活を送り、何年も後の地球上で彼が殺人されてしまう瞬間へと向かう。
惑星トラルファマドールの運命論を受け入れて、素晴らしい個人的な平和を手にしたビリーは、この哲学を多くの人々に広めて地球上で有名な人物になる。
「ビリー・ピルグリムが変えることの出来ないものの中には、過去と、現在と、そして未来がある」

人間に同情的なる星人のひとりは、生命が住む惑星のうち「自由意志といったものが語られる世界は地球だけだった」という。

妻の死や、第二次世界大戦でのナチスによる捕囚や、ドレスデン爆撃など、人生で起きた他の様々な出来事も分析する。
死(人であれ動物であれシャンパンの泡であれ)に触れる時には「そういうものだ」(So it goes)、死すべき運命を軽く見せて、死がありふれた事でユーモラスでさえあると感じる。

信じられないほど戦闘に不向きなビリーと、敵に捕えられた仲間たち。ローランド・ウェアリーは捕虜になったのをビリーのせいにして恨む、ウェアリーの陰気な友人ラザーロは、“ビリー・ピルグリムを殺す”と誓う。「復讐こそが人生における最も甘美なもの」と信じていた。

そして時空を旅していたビリーは、いつどうやって自分が殺されるのかを克明に知っていた。アメリカ合衆国が多くの小国に分裂した未来に、公衆の前で演説中に、ラザーロに撃たれて死ぬのだった。その演説が終わると、わたしは殺されるだろうと宣言して、この“動かしようのない”事実を彼のメッセージを伝えるために使う。
「時間は3次元の切片に加わるもうひとつの次元であり、我々はその切片が同時に存在することを知っているから、誰もが常に生きており、死は悲しいものではない」
戦後は実業家として成功したビリーは、自分の意志と無関係に時空を超える力を与えられ、戦争、飛行機事故、トラルファマドール星での生活など、過去と未来をさまよう人生を繰り返し幾重にも回想する。

愛犬スポットは太った母さんから邪険にされつつ、ビリーから愛される仔犬時代、最終運命をともにする老犬時代と、其々の世代の犬たたによって演じられる。お爺さん犬役の足元覚束ない動作演技が素晴らしく、老人になったビリーに抱きかかえられて階段を昇って行くのがうんと感動するシーンとなっている。

【製作】ポール・モナシュ 【監督】ジョージ・ロイ・ヒル
【原作】カート・ヴォネガット 【脚本】スティーブン・ゲラー
【撮影】ミロスラフ・オンドリチェク 【音楽】グレン・グールド
【出演】マイケル・サックス、ロン・リーブマン、ユージーン・ロシェ、バレリー・ペリン ほか
製作国:アメリカ :1972年 103分
原題:SLAUGHTERHOUSE‐FIVE
備考:英語(一部ドイツ語)/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ


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posted by koinu at 15:00| 東京 ☀| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『スローターハウス5』解説

【監督】ジョージ・ロイ・ヒル【原作】カート・ヴォネガット

【音楽】グレン・グールド

【出演】マイケル・サックス、ロン・リーブマン、ユージーン・ロシェ、バレリー・ペリン ほか

製作国:アメリカ :1972年 103分

原題:SLAUGHTERHOUSE‐FIVE



映画音楽にゴールドベルク変奏曲を使ったのは画期的で、『明日に向かって撃て』の「雨にぬれても」や、『スティング』の「ジ・エンターテイナー」は音楽自体も大ヒットさせた、監督の学生時代からの音楽体験と知識センスが反映されている。


グレン・グールド演奏によるバッハのピアノ協奏曲第5番を背景にして、雪原から主人公が現れる導入部から、映画は原作にない要素を細部にわたって演出してゾクッとする場面も多い。


前作『明日に向かって撃て』が超大ヒットして、アメリカンニューシネマ台頭する勢いで製作されたこの映画は、ストーリーとしては原作小説のダイジェスト展開となって、「カート・ヴォネガットの小説になじんでないと説明不足な内容だった」という当時の観た印象がある。


SF小説の要素と人間の条件の分析とを結びつけた作品で、ヒューゴー賞受賞した原作と読み比べたい。映画メディアと小説表現の比較するには興味深い作品系譜。


屠殺場5号 (1973年 伊藤典夫訳 早川書房・ハヤカワノヴェルズ)


スローターハウス5 (1978年 伊藤典夫訳 早川書房・ハヤカワ文庫 )電子書籍Kindle版あり。







posted by koinu at 13:01| 東京 ☀| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ゲームの規則』BSプレミアム 2017年10月27日(金)13時〜放送

フランス映画の巨匠ジャン・ルノワール監督が、ミュッセの戯曲に想を得て、ブルジョワたちが織りなす恋愛騒動を描き、社会を痛烈に風刺した映画史上の傑作喜劇。製作後43年を経ての復元完全版。




【出演】マルセル・ダリオ,ノラ・グレゴール,ローラン・トゥータン,ジャン・ルノワール

【脚本】ジャン・ルノワール,カール・コッホ

【音楽】ロジェ・デゾルミエール


シェネ侯爵。クリスチRules of the Game - Re-release








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