2008年04月26日

ナルシズム嫌い

ナルシズムは防衛機構の一種。自己の容貌や肉体に異常なまでの愛着を感じ、自分自身を性的な対象とみなす状態をいう。ナルシズムは発達の分離個体化期において避けられない痛みや恐怖から自己を守るための働きをする。思春期から成年に自己への陶酔と執着が他者の排除に至る思考パターンである。 社会的地位と目標の達成による満足と周囲の注目を得ようとする。他人の感情に鈍感で感情移入がなく、過剰に他人に依存される。
すべての幼児は自分が世界の中心であり、何でもできるし何でも知っていると感じとる。両親は神話の人物のように、不死で恐るべき力を持ち、子を守り育てるためだけにあると認識される。このような原始的ナルシシズムは現実に見合った認識に成長されていく。その過程が過酷であると、幼児の心は深くつけられてしまう。自尊心の働きで自他を観念的に見ること、軽く見ることの間で揺れ動く。幼いときに重要な人物に根本から幻滅して、落胆することがナルシズムにつながると考えられている。

posted by koinu at 11:15| 東京 曇り| エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする