2021年11月24日

『詩とは何か』吉増剛造(講談社現代新書)

現代における「詩」の本質とは? 世界最高峰の詩人の1人、吉増剛造が60年の詩業の果てに辿り着いた境地を縦横無尽に語り尽くす。

現代最高の詩人による究極の詩論、ついに登場! 世界大戦、原爆、そして311。数多の「傷」を閲した現代における詩の意味を問う。いわゆる詩人の範疇を超え、カフカ、ベケット、石牟礼道子などの「書いたもの(エクリチュール)」へ。さらには文学さえも越え、ジョナス・メカスの映画、ゴッホの絵画、そして音楽にまで。縦横無尽に芸術ジャンルを横断し、あらゆる芸術行為の中に「詩」の真髄を見出す。詩の根源、すなわち「芸術」の根源へと肉迫する稀有の作品。


https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89300


A6C5C53A-D552-4123-9020-1F4447835F4F.jpeg


序ーーこわいようなタイトルのこの本に


第一部 詩のさまざまな「姿」について

第一章 詩のほんとうの「しぐさ」

第二章 「戦後詩」という課題

第三章 根源の詩人たち

第四章 純粋な「音」のままで立ち上がる「詩」


第二部 詩の持つ力とは何なのか

第五章 「若さ」、「歪(ひず)み」

第六章 「バッハ、遊星、0(ゼロ)のこと」など

第七章 根源的なハーモニーへ


第三部 実際に詩を書くときのこと(QA) 


おわりにーー記憶の未来について

ほんの少し、爆発的で、ときに全力疾走もする即興的な「詩」の根拠ーーあとがきに代えて


吉増剛造(ヨシマスゴウゾウ)

1939年東京都生まれ。詩人。日本藝術院会員。慶應義塾大学文学部国文科卒業。現代日本を代表する先鋭的な詩人として、国際的に高い評価を受けている。短いサラリーマン生活を経て詩作に専念。1964年、処女詩集『出発』(新芸術社)を出版。『黄金詩篇』(思潮社、高見順賞受賞)などの初期作品では切迫感あふれる詩風で詩壇を席巻。中期以降はポリフォニー的構造の独特の文体を駆使し、「ことば」の多様な可能性を探究している。詩の朗読パフォーマンスの先駆者の一人で海外でも積極的に朗読ライブを開催、「KAMIKAZE GOZO」とセンセーションを巻き起こす。代表的詩集として、『熱風 a thousand steps』(中央公論社、藤村記念歴程賞受賞)、『オシリス、石ノ神』(思潮社、現代詩花椿賞受賞)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(集英社、芸術選奨文部大臣賞受賞)、『表紙omote-gami』(思潮社、毎日芸術賞受賞)がある

https://youtu.be/vEj4olpr2yU

A6C5C53A-D552-4123-9020-1F4447835F4F.jpeg
posted by koinu at 09:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする