2021年11月14日

草木国土悉皆成仏そうもくこくどしっかいじょうぶつ

草木や国土のような心識をもたないものも,すべて仏性を有するので,ことごとく仏となりうるという意味の成語。《涅槃経(ねはんぎよう)》の〈一切衆生,悉有仏性〉の思想を基盤とし,生命をもたない無機物にもすべて〈道〉が内在するという道家の哲学を媒介として,六朝後期から主張され始めた中国仏教独自の思想であり,天台,華厳などで強調される。【世界大百科事典】


しっかい-じょうぶつ【悉皆成仏】

万物すべてが仏になること。仏教語。「悉皆」は一つ残らず全部、ことごとくすべての意。

出典

『涅槃経ねはんぎょう』「草木国土、悉皆成仏す」

用例

宗活は、見性した時、あまりの嬉しさに裏山に駆け上って草木国土悉皆成仏と大声で叫んだという、<瀬戸内晴美・青鞜>

posted by koinu at 11:00| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする