2021年09月12日

「現代詩年鑑2021」を読む

『現代詩年鑑2021』


◎展望鼎談

朝吹亮二+杉本真維子+カニエ・ナハ 危機をくぐり抜ける力 二〇二〇年展望


2020年総展望

福間健二 生きることと表現

福田拓也 大変動前夜の現代詩の光景 詩書展望

中島悦子 共有と分断 詩誌展望

水島英己 「分断」に抗して 「言語労働者」としての仕事

中本道代 新しい自分を

田野倉康一 詩はブンガクではない、かもしれない

河津聖恵 詩という一輪の鋼の花

渡辺玄英 詩が〈時の娘〉であること

奥間埜乃 わたしには名前がない、あなたは? 新鋭展望

佐峰 存 再び世界と語らうために 海外詩展望

神山睦美 パラドックスとしての共生 詩論展望

小池昌代 わからなさと漢字をめぐる書評 宗近真一郎『詩は戦っている。誰もそれを知らない。』

大辻隆弘 磁場の喪失 岡井隆の逝去

井上法子 そこ知れぬ恐怖の底に触れ 短歌展望

外山一機 淫らな闖入者たち 俳句展望

四元康祐 私と死と詩と公の煉獄2020

新井高子 疾風怒濤の青 大学間連携詩誌「インカレポエトリ」の編集をめぐって

平川綾真智 「拡張現実」の行方 web空間とのハイブリッド


◎書評集

池井昌樹 何も 谷川俊太郎『ベージュ』

星野 太 呼ぶ聲あり 高橋睦郎『深きより 二十七の聲』

佐々木六戈 文書の紙背へ 秋山基夫『シリウス文書』

藤井貞和 群島へ、群島から 高良勉『群島から』

夏野 雨 眼という鍵穴、青がこぼれる 北川朱実『遠く、水門がひらいて』

岩阪恵子 受容のありかた 金井雄二『むかしぼくはきみに長い手紙を書いた』

峯澤典子 愛しい光をのせた言葉の舟を追って 高貝弘也『紙背の子』

榎本櫻湖 「まだいない蝶たち」がふたたび地上にあらわれる春を待ち侘びて。 柏木麻里『蝶』

藤本哲明 破線のザックがつねに僕たちの傍らでうかんでいる、雨がふっている 中尾太一『詩篇 パパパ・ロビンソン』

そらしといろ 成長痛を搔き分けてゆく十三歳 三角みづ紀『どこにでもあるケーキ』

小縞山いう 一寸先は異様 マーサ・ナカムラ『雨をよぶ灯台』

河野聡子 どこにも嵌らないからだ 水沢なお『美しいからだよ』


◎アンケート 今年度の収穫

◎資料

詩人住所録

現代詩手帖総目次(二〇二〇年)

詩書一覧/詩誌一覧


2020年代表詩選

池井昌樹 書物

一方井亜稀 埋もれた車

加藤典洋 半分

佐々木安美 バナナの皮が寝ているよ

 啓次郎 砂浜図書館

多和田葉子 まだ未来

中島悦子 靴

松下育男 競走

水沢なお 美しいからだよ

今福龍太 弦の上の大いなる旅

廿楽順治 巡景 から

巻上公一 安心できないきみが好き

松本圭二 松本悲歌(抄)

粕谷栄市 塩まんじゅう屋

カニエ・ナハ 演劇

岸田将幸 朝

今野和代 沸点の夢と泡だっていく

マーサ・ナカムラ 篠の目原を行く

中村 稔 三月、ヤブツバキの散るころ

平田俊子 前科

八木忠栄 びょうしつ

四方田犬彦 離火 から

暁方ミセイ わたしの犬に

加納由将 カモメになる

中本道代 夏の花

野沢 啓 冷たい情熱

朝吹亮二 夏の日記

井坂洋子 母の庭

石井宏紀 花びら

江代 充 三つの小篇

岡田隆彦 木の葉の時間

川島雄太郎 春の目/生家

佐々木幹郎 春の光り

高橋順子 島に

広瀬大志 神曲(抄)

伊藤芳博 あかり

金堀則夫 ひまつり

斎藤恵子 みどりの点点

そらしといろ もうずっと静かな嵐だ(抄)

たかとう匡子 わたしと猫と蟋蟀

平林敏彦 鳥たちの冬に

福田恒昭 兄弟

洞口英夫 みえないが在るおなじせかい

渡辺玄英 星座の冬

石田瑞穂 雷曲

伊藤比呂美 雨(ロンドンの)

神田さよ 村の春

季村敏夫 あやめ草

倉橋健一 さりげない記憶

暮尾 淳 病気の男

塚謙太郎 セーラはセーラはセーラはセーラはセーラはセーラはセーラ

水下暢也 他人の悩み

山ア修平 がさつな帝国

秋山基夫 パープルレター

長田典子 ブラックダイヤモンド

蜂飼 耳 新入生

広田 修 はじまり

藤井貞和 汚職

岡田幸文 無題のアリア

岡本 啓 名前海岸

川上雨季 毒薬と媚態

城戸朱理 真昼の覚醒

小池昌代 箱根

小島日和 あぶら

作田教子 トリアージ

紫衣 植物

進藤ひろこ 可笑しなご詠歌

杉本真維子 皆神山のこと

谷川俊太郎 どこ?

冨岡悦子 反暴力考 から

福間健二 自由な心

 多可子 あかるい水になるように

矢澤準二 チョロス

荒川洋治 同性

井川博年 202047日の朝

池田瑛子 星表の地図

犬飼愛生 おいしいボロネーゼ

今村秀子 はるさめ

有働 薫 露草ハウス

北川 透 雄鶏と卵 から

最果タヒ 一等星の詩

鈴木ユリイカ わたくし・広島

ジョン・ソルト 北園克衛に 青木映子訳

野村喜和夫 LAST DATE付近

古屋 朋 ひとつゆび

細見和之 ほとぼりが冷めるまで

三角みづ紀 湖の生活

峯澤典子 真珠

 文子 野あざみ

吉増剛造 しにたいような消えたいような恒星の最果たひのみたことも思い出にもないひかりの灰の言葉について.……

糸井茂莉 ノート/夜、波のように から

岩阪恵子 夏のはがき

大野南淀 アラバマ太平記 から

小笠原鳥類 『吉岡実全詩集』の動物を見る(抄)

尾久守侑 悪意Q47

柏木麻里 蝶 から

金井雄二 深呼吸ひとつ

北川朱実 バザール

宿久理花子 この安全はフィクションであり

新川和江 田舎の月

高岡 修 月光

高貝弘也 紙背の子

高橋達矢 からだを洗っていると

高良 勉 文字

中尾太一 詩篇 パパパ・ロビンソン から

長嶋南子 手

浜江順子 あやうい果実

文月悠光 誘蛾灯

松尾真由美 暗く明るい船出としての

峯尾博子 不時着

山中従子 白い花

山本かずこ 恰も魂あるものの如く

四元康祐 コロナ月十首

伊藤浩子 潮目

岩佐なを ゆめみる手控から

江夏名枝 あわいつみ(抄)

小笠原茂介 崖下で

柿沼 徹 とっぴんぱらり

北爪満喜 消えられないあれを

高橋睦郎 深きより hieda no are

田中さとみ 岬考

谷口鳥子 音

新倉葉音 鉄風鈴の音色

萩野なつみ トレモロ

藤田晴央 空の泉

水田宗子 月の領域

森本孝徳 骨のない幽霊 一

山崎佳代子 百年の海

吉田文憲 空域

和合亮一 詩の礫「Ladder」 牧羊

増頁特別価格2860円(本体2600円)


出版社:思潮社  発売日:毎月28  サイズ:A5

posted by koinu at 09:12| 東京 🌁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする