2021年08月14日

『サイコマジック』(アレハンドロ・ホドロフスキー/花方寿行 訳)国書刊行会

世界中の人々の意識を変えた、現実を変革するアート


アートとセラピーを融合させた、新しい癒しの提言。時代の不安を拭い去り、希望を創る独自の心理療法〈サイコマジック〉。待望の書、ついに邦訳刊行。

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「論理的であってほしいと望むこの人生は、気違いじみて、ショッキングで、驚異的で残酷だ。私たちの行動は論理的で、意識的な振りをしているが、実際には、非理性的で、狂っていて、矛盾している。」


「ひとは自分自身の狂気を通過することによってのみ、賢者になるんだ。」


「蓮の花は泥の中から咲くことを決して忘れてはならない。浄められた空に向かって昇るためには、泥濘を探求し、死と泥に触れる必要がある。」


「一度もしたことのない何かをする瞬間に、もう私たちは治癒の道にいる。ルーティーンを破らなければならない。」


装幀:コバヤシタケシ


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横尾忠則さん書評

https://book.asahi.com/article/14417186?fbclid=IwAR2qOh1NRNFNxG1VkEsRzrelwwi5_T68X5FvMYxiaTn0KRsAUpPwPw4K3R0


著者紹介

アレハンドロ・ホドロフスキー

1929年、チリでロシア系ユダヤ人の子として生まれる。映画監督、映画プロデューサー、芸術家、劇作家、俳優、詩人、作家、音楽家、漫画作家、タロット研究家、サイコセラピスト。『エル・トポ』(1970)、『ホーリー・マウンテン』(1973)など前衛的作風の映画がカウンターカルチャーを代表する人々に絶賛され、カルトムービーの鬼才として名を馳せる。日本のアートシーンにも熱狂的なファンが多く、2013年には〈実現しなかった映画〉として知られる『DUNE』を題材とするドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が話題を集めた。タロット研究家、サイコセラピストとしての活動も長年おこなっており、フィリップ・カモワンとともに製作した〈カモワン・タロット〉によるリーディングセラピーで知られるほか、科学によって精神を治療するのではなく芸術によって魂を解放する独自のセラピー〈サイコマジック〉の取り組みをライフワークとしている。現在はパリを拠点に活動しており、自伝『リアリティのダンス』を原作とする映画2作『リアリティのダンス』(2013)『エンドレス・ポエトリー』(2016)に続く3作目、『エッセンシャル・ジャーニー』を2021年現在製作準備中である。


花方寿行 (ハナガタカズユキ)

静岡大学人文社会科学部教授。専門は比較文学文化、スペイン・ラテンアメリカ文学。著書に『我らが大地――19世紀イスパノアメリカにおけるナショナル・アイデンティティのシンボルとしての自然描写』(晃洋書房)、共著書に今野喜和人編『翻訳とアダプテーションの倫理』(春風社)、共訳書に『ホセ・マルティ選集1 交響する文学』(日本経済評論社)、フォンターナ『鏡のなかのヨーロッパ』(平凡社)がある。

 


『サイコマジック』アレハンドロ・ホドロフスキー


目次

 日本語版への序  

 プロローグ  


第一部 サイコマジック――パニック・セラピーの素描

(ジル・ファルセットとの対話)  

序文(ジル・ファルセット)  

詩的行為  

演劇的行為  

夢的行為  

魔術的行為  

サイコマジック行為  

サイコマジック行為数例  

サイコマジック書簡抄  

想像力に力を

 

第二部 ミュータントのためのレッスン

(ハビエル・エステバンとのインタビュー)  

魂の鍵  

人生の航路  

不可視の橋  

幻視  

治癒させる芸術  

生を理解する 

 

第三部 創造力速修講座  

序  

想像力のエクササイズ  

想像力のテクニック  

セラピーへの応用  


 訳者解説 アートからセラピーへ――ホドロフスキーの宇宙

posted by koinu at 13:00| 東京 🌁| 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする