2021年08月05日

天地=自然は仁などではない

老子「天地不仁、以万物為芻狗」

(天地は仁ならず、万物を持って芻狗と為す)

 

「天地=自然は仁などではない」と老子はいう。「いつか神様が救ってくれる」などと考えるのは、人間の都合の良いように考えているだけである。

 

老子いわく天地は仁などではなく、あらゆる命も人間も、公平にわら犬のように扱っているだけである。

(わら犬=芻狗は祈願や厄払いのために、神前に供えられるわら細工の犠牲の代用品)

 

天地は人間だけを特別扱いしたりなんかしない。自然の前で私たち人間は無力である。天地の動きを操ることはできない。

[自然の恵み」など天地は仁=思いやりや愛に基づいて世界を動かしているのではなく、ただ有りのままに動いているのである。


天地になんてなくて、「天地はからっぽだからこそ尽きることなく万物を生み出せる」という。

posted by koinu at 14:36| 東京 ☀| 観測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする