2021年07月22日

『東西詩集』ゲーテ(岩波文庫)

『東西詩集』ゲーテ(岩波文庫)

幼い頃から東洋にあこがれを抱いていたゲーテは、老年、ペルシアの詩人ハーフィスを知り、深い愛着をもった。さらに、才気溢れるマリアンヌと出会い、作家の感情は詩となって迸しる。彼女との相聞歌を含む「ズライカの巻」は、本詩集中最もよく知られている。ここには、東洋の恋・酒・知恵と、西洋の精神とのうるわしい結合がある。


【これはもともと一枚の葉が二つに分かれたのでしょうか。それとも二枚の葉が互いに相手を見つけて 一つになったのでしょうか。このようなことを思っているうちに わたしは、この葉のほんとうの意味がわかったと思いました。あなたは、わたしの詩をきくたびにお感じなりませんか。わたしが一枚でありながら、あなたと結ばれたふたひらの葉であることを】「いちょう葉(Gingo Biloba)」より


『東西詩集』目次

詩人の巻 Moganni Nameh

逃走

祝福の抵当

囚われぬ心

護符

四つの恵み

告白

要素

創り出し 活を入れる

異象

愛らしきもの

分裂

今あるもののうちに過ぎ行きしもの

歌と形象(かたち)

放胆

粗野に 逞しく

汎生命

めでたき憧れ


ハーフィスの巻

あだ名 詩人/ハーフィス/詩人

告訴

判決

ドイツ人は感謝す

判決

窮まりなく

模作

あらわな秘密

目くばせ

ハーフィスに


愛の巻 Uschk Nameh

典型

なお一と組

読本

警告

溺れる

気づかわしい

うれしくない慰め

知足 詩人

挨拶

あきらめ 詩人

不可避

秘密

最大の秘密


観照の巻 Tefkir Nameh

五つのもの

ほかの五つ

シャー・ゼードシャーと同じ身分の人たちとへ 至上の恵み/フェルドゥズィの言う/ジェラール・エディン・ルミ言う/ズライカの言う


不興の巻 Rendsch Nameh

旅人の心の落ちつき 預言者は語る/ティームルは語る


箴言の巻 Hikmet Nameh

親友/ヴェズイ−ル


ティームルの巻 Timur Nameh

冬とティームル ズライカへ


ズライカの巻 Suleika Nameh

招き

ハーテム

ズライカ

ズライカ

ハーテム

いちょう葉(Gingo Biloba) ズライカ/ハーテム/ズライカ/ハーテム/ズライカ/ハーテム/ハーテム/少女/ハーテム/少女/ハーテム/少女

ハーテム

ズライカ

ズライカの巻 ズライカ/ハーテム/ズライカ/ハーテム/ズライカ/ズライカ

崇高の像

余響

ズライカ

再会

満月の夜

暗号文字

反照

ズライカ


酌人の巻 Saki Nameh

ズライカ/ハーテム/給仕人に/酌人に

酌人の語る 酌人/詩人/酌人

酌人

酌人 詩人/酌人/詩人/酌人/詩人/酌人/詩人/ザーキー/ハーテム

夏の夜 詩人/酌する少年/詩人/酌人(睡たげに)/ハーテム


寓喩の巻 Mathal Nameh

奇蹟の信仰


パルゼ人の巻 Parsi Nameh

古代ペルシアの信仰の異訓


天国の巻 Chuld Nameh

試味

資格ある男たち ベトゥルの戦の後,星空の下にて マーホメットは語る

選び出されし女たち

入国の許し フーリ/詩人

余韻 フーリ/詩人/詩人/フーリ/詩人/フーリ/フーリ/詩人/フーリ

恵まれた動物

より高いものと最高のもの

七人の睡眠者

おやすみ


遺稿から

愛する女

招きの使者やつがしら

やつがしらの謎の箇所を解き明かす

やつがしら謎をかけてお年玉をねだる


註記・論考(春田伊久蔵訳)

訳注

訳者解説

跋(吹田順助)


「ゲーテの詩は,彼のピラミッド型の全存在の頂点にある花束である」ロマン・ロラン

posted by koinu at 22:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする