2021年07月22日

詩人ゲーテと水木さんの言葉

「幸福の七カ条」
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまでも自分の楽しさを追求すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 なまけ者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
(水木しげる)

ゲーテは「誰でも自分自身が/ 一番よく知っていると思いこんでいる。/ それで多くの人が失敗をし、/ 多くの人が長いこと迷わねばならない」と言う。
虚栄心や自尊心、自愛心などによって、己を見る目を曇らされてしまい、己について勘違いして生きている皮肉な診断である。
「誰しも、自分自身の足元からはじめ、/ 自分の幸福をまず築かねばならないと思う。/ そうすれば、結局まちがいなく/ 全体の幸福も生れてくるだろう」

水木さんは幸福つかむことを積極的な考え方で、ゲーテから学んで伝えているようだ。

水木しげる [1922−2015]
漫画家。大阪に生まれ、幼少時に鳥取県境港に移り育つ。本名、武良(むら)茂。妖怪漫画の第一人者として長年にわたって活躍。代表作「ゲゲゲの鬼太郎」では日本古来の民間伝承を描き、さまざまな地方の妖怪を紹介した。戦争体験を生かした「昭和史」でも知られる。他に「のんのんばあとオレ」「悪魔くん」「河童の三平」など。平成22年(2010)文化功労者。

ゲーテ (Johann Wolfgang von Goethe) [1749-1832]
ドイツの詩人・小説家・劇作家。小説「若きウェルテルの悩み」などにより、シュトゥルム‐ウント‐ドラング(疾風怒濤)運動の代表的存在となる。シラーとの交友の中でドイツ古典主義を確立。自然科学の研究にも業績をあげた。戯曲「ファウスト」、小説「ウィルヘルム‐マイスター」、叙事詩「ヘルマンとドロテーア」、詩集「西東詩集」、自伝「詩と真実」など。
posted by koinu at 13:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする