2021年02月19日

「おかし男の歌」長谷川四郎

「おかし男の歌」長谷川四郎


おかし男 詩人だった

町角から ふいと出て


it rains

cats and dogs


パイプに 火つけて

火と水の 音楽きかせ


ふる雨とのぼる煙と

空にローマ字かいた 


o my lonely hat 

おかし男 もういない


長谷川四郎 1909年、北海道に生まれ、法政大学文学部独文科卒業。満州鉄道株式会社に入社、帰国後1952年『シベリヤ物語』(筑摩書房)を発表。以後、小説だけでなく、詩、戯曲、エッセイなど個性的な執筆活動を続けた。著書に『鶴』(1953)『中国服のブレヒト』(1973、以上、みすず書房)『九つの物語』(1980、青土社)、訳書に、デュアメル『パスキエ家の記録』(全10巻、1950-1952)『ブレヒト詩集』(1978、みすず書房)ほか。 1987年歿。

posted by koinu at 10:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする