2021年02月10日

『ランボー全詩集』アルチュール・ランボー 著(河出文庫・鈴木創士 訳)

「このまま進んでも、あるのは世界の果てだけだ」

史上、最もラディカルな詩群を残して砂漠へ去り、いまだ燦然と不吉な光を放つアルチュール・ランボーの新訳全詩集。

生を賭したランボーの「新しい言語」が鮮烈な日本語でよみがえる。

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「黄金時代」

世界は悪辣だ。

驚くまでもないことさ!

生きろ、そして暗い不運を

火にくべてしまえ。


「永遠」

また見つかった! 

何が? 永遠。

太陽に混じった

海だ。


鈴木創士(スズキ ソウシ)

1954年生まれ。著書に『アントナン・アルトーの帰還』『中島らも烈伝』『魔法使いの弟子』。訳書に『神の裁きと訣別するため』(共訳)『狂人の二つの体制』(共訳)『歓待の書』『ロデーズからの手紙』。

posted by koinu at 15:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする