2021年02月07日

『フォークナー短編集』ウィリアム・フォークナー著 (新潮社)

ノーベル賞作家が捉えた嫉妬、怒り、嘘――。ヘミングウェイと並び称される20世紀アメリカ文学の巨匠が映し出す、8つの物語。

ミシシッピー州に生れ、アメリカ南部の退廃した生活や暴力的犯罪の現実を斬新で独特な手法で描き、20世紀最大のアメリカ文学者に数えられるノーベル賞作家フォークナーの作品集。大人の悪の世界と子供の無邪気な世界を描いた「あの夕陽」をはじめ、黒人リンチ事件と老嬢の心境を捉えた「乾燥の九月」、南部人の中にくすぶる復讐心を扱った「納屋は燃える」など珠玉の8編を収録。

【目次】
嫉妬(Jealousy)
赤い葉(Red Leaves)
エミリーにバラを(A Rose for Emily)
あの夕陽(That Evening Sun)
乾燥の九月(Dry September)
孫むすめ(Wash)
バーベナの匂い(An Odor of Verbena)
納屋は燃える(Barn Burning)
解説 龍口直太郎/訳
《新潮文庫649円(税込)》

「想像力と数100円」
アメリカンな軽量嗜好な思考になる前に、想像力と数100円が可能となる文庫読書。頭が悪くなるような音楽を聴いている場合じゃない事態が続いている。
posted by koinu at 14:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする