2021年01月19日

『人形』デュ・モーリア(東京創元社)

島から一歩も出ることなく、判で押したような平穏な毎日を送る人々を突然襲った狂乱の嵐「東風」。

海辺で発見された謎の手記に記された、異常な愛の物語「人形」。


独善的で被害妄想の女の半生を独白形式で綴る「笠貝」など、短編14編を収録。

平凡な人々の心に潜む狂気を白日の下にさらし、人間の秘めた暗部を情け容赦なく目の前に突きつける。『レベッカ』『鳥』で知られるサスペンスの名手、デュ・モーリアの幻の初期短編傑作集。


5E477254-C458-4CD1-969B-22C1ACEEE417.jpeg

デュ・モーリア

1907年ロンドン生まれ。祖父が高名な作家で画家、父が舞台俳優兼演出家、母が舞台女優という芸術家一家の三人姉妹の次女として生まれる。1931年作家デビュー、1938年の『レベッカ』が世界的なベストセラーとなった。コーンウォールの荒々しい自然を愛し、夫との間に三人の子供をもうけた。1989年没。

posted by koinu at 17:27| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする