時期限定で庭園の紅葉望楼を特別公開している旧三井家下鴨別邸(左京区)は、予約制を初めて導入して定員も10人にした。
洛北の紅葉が広がる叡山電鉄は、今夏の土砂崩れで「もみじのトンネル」という区間の運休をされている。乗客数は半減した。鞍馬方面へは京都バスへ乗り換えられる市原駅まで運行して乗客の分散化をする。
「GoToトラベル」も追い風となり、京都の主要ホテルの宿泊利用は9月以降に顕著に回復。ただ急増する感染者数の動向に、観光客は敏感に反応。ホテル日航プリンセス京都は3連休の宿泊予約が順調だったが、今週にキャンセルが増え始めた。「3連休は稼働率90%台も見えていたが、『第3波』が騒がれ始めた途端に宿泊を見合わせるお客さんが増えた」。
【京都新聞】より