
グレイトフル・デッド代表作50周年記念AMERICAN BEAUTY
1970年はグレイトフル・デッドにとって、どのような基準から見ても最高潮に達した年だった。
その夏の『ワーキングマンズ・デッド』の大成功に続いて、秋には『アメリカン・ビューティー』をリリース。この2枚のクラシックは、何十年にもわたってグループのライブのレパートリーの重要な一部となる曲を収めただけでなく、何世代にもわたるデッド・ヘッズたちにグレイトフル・デッドの世界への入り口を開くこととなったイントロデューシングな代表作。
ジェリー・ガルシア、ボブ・ウィアー、ロン・"ピッペン"・マッカーナン、フィル・リーシュ、ビル・クロイツマン、ミッキー・ハートは1970年8月と9月にサンフランシスコのウォーリー・ハイダー・スタジオでプロデューサーのスティーヴン・クイン・バーナードと共に「アメリカン・ビューティー」を録音。彼らがスタジオに入った時、『ワーキングマンズ・デッド』はまだチャートで好調に推移しており、このようにスタジオ・アルバムを短期間でリリースすることはバンドにとって前代未聞のことでもあり、またとない偉業でした。同様に衝撃的だったのは、"Friend Of The Devil"、"Sugar Magnolia"、"Truckin' 、"Ripple "のような新曲で見せた高いレベルのクラフトマンシップ。今日でも、このアルバムは史上最高のアルバムの一つと考えられています。
3枚組のCDには、新たにリマスターされたオリジナル・アルバムに加え、1971年2月18日にニューヨーク州ポートチェスターのキャピトル・シアターで録音された未発表のコンサートを収録。このコンサートは、ボブ・ウィアーのマリン・カウンティTRIスタジオでジェフリー・ノーマンが16トラックのアナログ・マスターテープからミックスし、グラミー賞を受賞したエンジニアのデビッド・グラッサーがマスタリングを担当。
その夜のステージでは、"Wharf Rat"、"Playing In The Band"、"Bertha"、"Greatest Story Ever Told"、そしてLoser"の全5曲を披露。また、"St. Stephen"や"Wharf Ra"、"Dark Star"へと続くジャムなど、過去10年間の定番曲も披露された充実の内容。特筆すべきは、キーボーディストのネッド・ラギン(AMERICAN BEAUTY "Candyman "でピアノを担当)がショーのためにバンドと一緒に座していたことでしょう。
https://diskunion.net/rock/ct/detail/1008193886
Disc One: Original Album Remastered
Disc Two: Capitol Theatre, Port Chester, NY (2/18/71)
Disc Three: Capitol Theatre, Port Chester, NY (2/18/71)
Grateful Dead // American Beauty 50th Anniversary Deluxe Edition
AMERICAN BEAUTY・ソングリスト
Disc 1
1. Box Of Rain
2. Friend Of The Devil
3. Sugar Magnolia
4. Operator
5. Candyman
6. Ripple
7. Brokedown Palace
8. Till The Morning Comes
9. Attics Of My Life
10. Truckin’
Disc 2
1. Bertha
2. Truckin’
3. Hurts Me Too
4. Loser
5. Greatest Story Ever Told
6. Johnny B. Goode
7. Mama Tried
8. Hard To Handle
9. Dark Star
10. Warf Rat
11. Dark Star
12. Me And My Uncle
Disc 3
1. Casey Jones
2. Playing In The Band
3. Me And Bobby McGee
4. Candyman
5. Big Boss Man
6. Sugar Magnolia
7. St. Stephen
8. Not Fade Away
9. Goin’ Down The Road Feeling Bad
10. Not Fade Away
11. Uncle John’s Band