2020年06月19日

猫糞〔ねこばば〕を平気でする人たち

「猫糞」ネコババ

「ネコババ」は他人のものをこっそり隠して自分のものにする。

漢字で書くと「猫糞」。 猫がフンをした後に砂をかけて隠す、そういう仕草から使われる。糞をババと呼ぶのは、江戸時代の幼児語で、今でいえば便をウンチと言うようなもの。

汚いものを「ばっちい」とするのも、糞(ババ)から派生して、猫好きの老婆が借金をなかなか返さなかったんで、「猫婆」を語源とする説もある。


《三省堂 大辞林 第三版》

ねこ ばば 0]【猫糞

   スル

〔猫が糞に泥をかけて隠すことからという〕

悪事をごまかして知らない顔をすること。特に、拾った物をひそかに自分の物にしてしまうこと。「財布を−した」


《タクシー業界用語辞典》ネコババ

ねこばば - 走るタクシーの非常識

降りたお客の忘れ物を届け出しないで自分の物とする行為のこと。


刑法254条「遺失物横領罪」となり、1年以下の懲役または2万円以下の罰金と定められています。

運転手だけでなく、あとから乗ったお客にも適用されます。

出来心で安いハンドバッグなどネコババするのはやめましょう。



《隠語大辞典》猫糞〔読み方:ねこばば〕

物を拾ひ取りて知らぬ顔で自分の物に為てしまふことを云ふ。猫は己の糞を隠すと云ふより、転じて隠して知らぬ顔してゐることに云ふ也。

「猫の糞を踏んだやう」の略にて、悪しき所為を隠して知らぬふりすること。「猫糞をきめ込む」などいふ。

他人の金品を隠匿して知らぬ顔をすることをいふ。猫が糞をする時には、地を掘つてなし、後で土砂をかけて置くからいつたもの。「ばば」は糞のことをいふ。「猫ばばをきめこむ」に同じ。〔犯罪語〕

他人の金品を隠匿して知らぬ顔をすることをいふ。猫が糞をする時には、地を堀つてなし、後で土砂をかけて置くからいつたもの。「ばば」は糞のことをいふ。「猫ばばをきめこむ」に同じ。

他人の金品を誤魔化して知らぬ顔をして居ることをいふ。

委託金品を横領費消すること。或は窃盗金品や横領金品を地中に隠匿なすこと。隠匿し知らぬ顔をしてゐるを「ねこばばをきめこむ」といふ。

他人の金品を横取りして陰匿すること。ババは糞のことで、猫が糞をするときには地を掘り後で土砂をかけて置くことから出た語。

他人の金品をごまかす。(横領) 江戸時代の中頃、猫の好きな一老婆が三匹もの猫を飼つていたが、この老婆はもの忘れをするのか、承知の上の欲張りからか、とかく人からものを貰つても返礼もしなければ、届け物を頼まれても途中で横取りする癖があつたところよりこの語あり。〔俗〕

委託金品を横領消費することをいう。

分類 俗語、俗/一般、東京、犯罪語

〔隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ〕

posted by koinu at 09:00| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする