2020年05月30日

「あの旗を撃て!『アニメージュ』血風録」尾形英夫(発行/オークラ出版)

スタジオジブリ全面協力。『アニメージュ』を創刊、宮崎アニメをプロデュースしたアニメブームの仕掛け人が書き下ろす半生紀。


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アニメ情報専門誌「アニメージュ」の初代編集長・尾形英夫が、前史である「テレビランド」時代から、「アニメージュ」創刊する。

初期編集メンバーにはアニメーション制作に詳しい人がなく、「アサヒ芸能」などの外部から人員たちという異例な事態。それだけに他アニメ誌面とは違う、異色な取り組みとなる。そして虫プロ商事「COM」編集長くに関わった石井文男と校條満はマンガ編集経験があって、学生たち若い編集者たちを鍛えながら月刊誌として運営することになる。

マンガ「ナウシカ」連載からジブリ作品が生まれて、誌面の方針が変わってゆく。徳間書店のアニメ映画が言及され、『風の谷のナウシカ』『アリオン』『天空の城ラピュタ』、そして『となりのトトロ』。あとは『魔女の宅急便』とか『平成狸合戦ぽんぽこ』などに関わった舞台裏が語られる資料性の高い内容。


「アニメージュ」にかかわった宮崎駿、高畑勲、鈴木敏夫、富野由悠季、安彦良和、池田憲章、ササキバラ=ゴウ、古林英明らがコメントを寄せている。表紙は宮崎駿。


尾形英夫 昭和8年2月20日生。宮城県気仙沼市出身。明治大学卒。昭和36年徳間書店(アサヒ芸能出版株式会社)入社。『アサヒ芸能』編集部、『月刊テレビランド』編集長を経て、『月刊アニメージュ』を創刊、初代編集長を務める。「風の谷のナウシカ」などスタジオジブリ作品を企画プロデュース、スタジオジブリ設立にも尽力する。平成6年、徳間書店常務取締役として同社退社。現・株式会社TMF代表取締役。

posted by koinu at 13:08| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする