2020年04月18日

女性小説セレクション『織田作之助 怖るべき女』尾崎名津子編(春陽堂書店)

オダサクが描いた女たち― 

女たちのコミュニティや、不幸な婚姻生活に明るく立ち向かう女性、阿部定を思わさる妖婦、 そして代表作「夫婦善哉」にも描かれるダメ男を支える妻… オダサクが描いた様々な女性像から、作家が求めた「理想」の変遷を追う。

 全集に未収録の映画シナリオ、初稿発表の原稿収録されている。

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【収録作品】 

 

婚期はずれ 

秋深き 

天衣無縫 

婦人 

 

あのひと 

表彰 

女の橋 

船場の娘 

大阪の女 

妖婦 

眼鏡 

実感 

好奇心 

冴子の外泊 

二十番館の女 

怖るべき女 

解説:尾崎名津子  


対談=尾崎名津子×朝吹真理子

オダサクが描く女性の一生

https://dokushojin.com/article.html?i=6206


織田作之助・著 

191310月、大阪市生まれ。1933年から創作活動を開始し、1938年に小説「雨」を発表。 

1940年に「俗臭」が第10回芥川賞候補となる。 

同年に発表した「夫婦善哉」が改造社の第1回文藝推薦作品となり,以降、本格的に作家活動を開始。 

19464月に発表した「世相」が評判を呼び、作品発表の機会が劇的に増えるも、 

19471月、肺結核のため東京にて死去。その直前に評論「可能性の文学」を発表し、作風の転換を図っていた矢先のことだった。 

太宰治、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれ「オダサク」の愛称で親しまれた。 


尾崎名津子・編集

1981年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻修了。博士(文学) 

弘前大学人文社会科学部専任講師。専門は日本近現代文学、内務省検閲を中心とする検閲研究。 主な著作に、『織田作之助論――〈大阪〉表象という戦略』(和泉書院、2016)などがある

posted by koinu at 06:50| 東京 ☔| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする