2019年12月30日

「知」はいつも「情」に

知はいつも情に一杯食わされる。

─ラ・ロシュフコー(仏 思想家)


 人がなす推論や判断は、期待や恐怖、自愛や憎悪といった感情に知らぬまにバイアスをかけられ、あらぬ方向に向かう。希望的観測というのはその典型だ。知性は撓(たわ)みやすいものなのだ。だからだろう、知性はみずからに明確な根拠や厳密な方法を課してきた。

 推論や判断は、性急にではなく丹念に、そして注意深くと。17世紀フランスの公爵の『箴言』(内藤濯)から。



☆計算どおり行動しようとしても、感情が邪魔してうまくいかない。他人の感情も自分の感情も、無視することはありません。

posted by koinu at 15:08| 東京 ☔| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする