2019年07月05日

『危険なビジョン』完全版2

〔ヒューゴー賞/ネビュラ受賞〕

いまあなたの手にあるのは、単なる本ではない、それは革命だ――奇才ハーラン・エリスンが、英米SF界の変革を試みた、原書で全23万9000語におよぶ書き下ろしアンソロジー。本書はヒューゴー&ネビュラ両賞受賞のライバー「骨のダイスを転がそう」をはじめ、ロドマン、ディック、ニーヴン、ヘンズリー、アンダースン、バンチ、クロス、エムシュウィラー、ナイトによる計10人11篇を収録した3分冊の第2巻。
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◎第2巻収録作品 
月へ二度行った男 
ハワード・ロドマン 
中村融訳 

父祖の信仰 
フィリップ・K・ディック 
浅倉久志訳 

ジグソー・マン 
ラリイ・ニーヴン 
小隅黎訳 

骨のダイスを転がそう 
フリッツ・ライバー 
中村融訳 

わが子、主(しゅ)ランディ 
ジョー・L・ヘンズリー 
山田和子訳 

理想郷 
ポール・アンダースン 
酒井昭伸訳 

モデランでのできごと 
逃亡 
デイヴィッド・R・バンチ 
山形浩生訳 

ドールハウス 
ジェイムズ・クロス 
酒井昭伸訳 

セックスおよび/またはモリソン氏 
キャロル・エムシュウィラー 
酒井昭伸訳 

最後の審判 
デーモン・ナイト 
中村融訳 

解説:若島正 


編者・ハーラン・エリスン
1934年、オハイオ州生まれ。10代後半からSFに興味をもつ。1956年インフィニティ誌に短篇が掲載されたのを皮切りに多数の作品を発表、全作書き下ろしの巨大アンソロジーである『危険なヴィジョン』(1967)を編纂して、アメリカSF界を代表する存在となった。
作家としてばかりでなく、批評家・TV番組のシナリオライターとしても活躍。独特のスピード感あふれる文体でアメリカSF界きっての鬼才と称されるエリスンの作品は、数多くのヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞している。2018年没。

本書の翻訳刊行は一巻で中断しており、半世紀ぶりに二巻目が続刊となった。古さを感じないアンソロジーで、地球の中心から叫んでるようなエリスンの声が聞こえる。
posted by koinu at 11:00| 東京 🌁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする