2019年06月24日

『壊れやすいもの』ニール・ゲイマン/ 金原 瑞人, 野沢 佳織 訳(角川文庫)

ニール・ゲイマンの短篇集。既訳短篇ほとんどと詩篇も収録。電子書籍も発売。
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 収録作品
・「翠色の習作」
・「妖精のリール」
・「十月の集まり」
・「秘密の部屋」
・「顔なき奴隷の禁断の花嫁が、恐ろしい欲望の夜の秘密の館で」
・「メモリー・レーンの燧石」
・「閉店時間」
・「森人ウードゥになる」
・「苦いコーヒー」
・「他人」
・「形見と宝」
・「よい子にはごほうびを」
・「ミス・フィンチ失踪事件の真相」
・「ストレンジ・リトル・ガールズ」
・「ハーレクインのヴァレンタイン」
・「髪と鍵」
・「スーザンの問題」
・「指示」
・「どんな気持ちかわかる?」
・「おれの人生」
・「ヴァンパイア・タロットの十五枚の絵入りカード」
・「食う者、食わせる者」
・「疾病考案者性喉頭炎」
・「最後に」
・「ゴリアテ」
・「オクラホマ州タルサとケンタッキー州ルイヴィルのあいだのどこかで、グレイハウンド・バスに置き忘れられた靴箱の中の、日記の数ページ」
・「パーティで女の子に話しかけるには」
・「円盤がきた日」
・「サンバード」
・「アラディン創造」
・「谷間の王者――『アメリカン・ゴッズ』後日譚」

「考えうる最も正確な地図とは土地そのもので、完璧に正確だが、地図としてはまったく用をなさない。物語とは、原寸大の地図のことだ」
「髪と鍵」「おれの人生」「指示」などの詩に作風エッセンスが凝縮されている。
ヒューゴー賞受賞作「翠色の習作」「顔なき奴隷の禁断の花嫁が、恐ろしい欲望の夜の秘密の館で」「メモリー・レーンの燧石」「閉店時間」「形見と宝」「ミス・フィンチ失踪事件の真相」「疾病考案者性喉頭炎」「ゴリアテ」など代表短編はあらゆるジャンルを超えて物語る。

ニール ゲイマンNeil Gaiman

ファンタジー作家

英国 1960年ポートチェスター生まれ

ジャーナリストとして修業を積んだ後、児童書を皮切りに、アメリカン・コミック「サンドマン」の原作を手がけ一躍注目される。〈サンドマン〉シリーズとして多くの国で翻訳されベストセラーとなる。小説では「グッド・オーメンズ」など一連の独創的な作品でストーリーテラーの第一人者となった。世界幻想文学大賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ブラム・ストーカー賞など、SF・幻想・怪奇・ファンタジー系の文学賞を総なめにする。邦訳された著書に、コミック「サンドマン」(1〜5巻)、「デス ハイ・コスト・オブ・リビング」「愛の狩人」、長中編小説に「ネバーウェア」「コララインとボタンの魔女」「アナンシの血脈〈上・下〉」「グッド・オーメンズ〈上・下〉」「アメリカン・ゴッズ」などがある。1999年「もののけ姫」海外公開時の英語版脚本を担当し話題となる。2007年、1999年に発表したコミック「スターダスト」が英国のマシュー・ボーン監督によって映像化され同年来日。

posted by koinu at 14:59| 東京 ☔| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする