2019年03月27日

見えぬ炎に

月が光をふりそそぎ

天にあふれるように

大地も天空も

おまえの声でいっぱいになる


しずかにみつめるあなたのやさしい眼を

感じ 見るだけで

その他はみな夢にみて 燃え立ち

目には見えぬ炎にひそかに食べられるだけ


雨にぬれた「大地」が下で笑っているのに

炎の天球は上で虹の柔らかい色を織っていた。


パーシー・ビッシュ・シェリー  

1792年8月4日 - 1822年7月8日


「星座が消えたり現れたりするのを
また、一年を等しく四つに分けたそれぞれの季節を見守るのは
決して無益ではない」
ウェルギリウス

そしてウェルギリウスはきわめて高い意味での、創造者である。ウェルギリウスのとくに好んで用いた精妙な表現は、光の靄のようにわれわれの目から、かれの自然に対する観念の強烈な並々ならぬ真実をかくしている。

(パーシー・ビッシュ・シェリー「詩の擁護」)
posted by koinu at 13:00| 東京 🌁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする