2025年03月31日
「アニメ化35周年!まる子と楽しい仲間たち 春のさくらももこまつり」
NHKドラマ・ガイド『連続テレビ小説 あんぱん Part1』
快活な妻と遅咲きの夫。何者でもなかった二人が織りなす、愛と勇気の物語
戦後80年、放送開始100年の年に放送となる連続テレビ小説『あんぱん』。“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた二人の苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生を描く。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの道のりは、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語である。
昭和初期の高知。ヒロインの朝田のぶ(あさだのぶ)は、「ハチキンおのぶ」と呼ばれる、活発で足の速い少女。一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井嵩(やないたかし)は、東京から伯父の家に引き取られ、転校先の学校でのぶに出会う。成長したのぶは師範学校へ進学し、周りと同様、愛国的な教師に。一方の嵩は東京の芸術学校へ進学、絵描きとしての道を踏み出す。やがて戦争が始まり、嵩は出征。のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と高知の新聞社に戦後初の女性記者として就職する。復員した嵩もやがて同じ新聞社へ――。
本書では、ドラマの登場人物の魅力を伝える出演者へのインタビュー記事や、美術・セットの紹介、モデルとなったやなせたかし・小松暢夫妻の歩み、舞台地紹介など、ドラマを楽しむための記事を掲載。
ドラマ・ガイド掲載内容(予定)
●巻頭撮り下ろし&スペシャル対談:主人公(ヒロイン)・今田美桜×北村匠海
●登場人物関係図
●出演者インタビュー 今田美桜 北村匠海 加瀬亮 江口のりこ 河合優実 原菜乃華 細田佳央太 高橋文哉中沢元紀 志田彩良 瀧内公美 二宮和也 戸田菜穂 浅田美代子 吉田鋼太郎 竹野内豊 阿部サダヲ 松嶋菜々子 他
●のぶと嵩を導く男たち/美術特集(セット、キャラクターデザイン、ポスター)/やなせたかし・暢夫妻の歩み/越尾正子さん(やなせスタジオ代表)インタビュー/ドラマの時代の日本パン史/ドラマの舞台地紹介
●主題歌紹介/作・中園ミホインタビュー/音楽インタビュー/制作統括・チーフ演出特別寄稿
●あらすじ ほか
"〈「あんぱん」放送開始〉「今田美桜さんのクリッとした目がドキンちゃんそっくり」中園ミホ・梯久美子が語るやなせたかしの意外な“負の感情”" - 文春オンライン
2025年03月30日
『ダイナマイトどんどん』岡本喜八監督
『ダイナマイトどんどん』大映
配給 東映 公開1978年10月7日 上映時間142分
タイトルは、主人公菅原文太が率いる岡源ダイナマイツの掛け声(「ダイナマイトー!」「どんどーん!」)より。
【ストーリー】Wikipedia
舞台は昭和25年。終戦直後、米軍占領下の北九州・小倉。エスカレートする岡源組と橋伝組のヤクザ抗争を解決するため、警察署長の提案で抗争に代えてヤクザ対抗野球大会が(平和的に)開かれることになる。主人公、岡源組の加助は、橋伝組の攻撃を頭を使って抑えるが、痺れを切らした橋伝組は、秘密兵器の銀次を登板させる。彼は女がらみで指を詰めさせられヤクザになった投手であり、彼の投げる魔球に一転岡源組は苦戦を強いられる。
【スタッフ】
製作総指揮:徳間康快
監督:岡本喜八
製作:俊藤浩滋、武田敦
原案:火野葦平『新遊侠伝』
脚本:井手雅人、古田求
企画:佐藤正大
撮影:村井博
音楽:佐藤勝
美術:竹中和雄
録音:田中信行
編集:阿良木佳弘
照明:今泉千仭
助監督:白山一城
記録:梶山弘子
効果:岩藤龍三
製作担当:水野洋介
殺陣:宇仁貫三、伊奈貫太
現像:東映化学
【キャスト】
菅原文太:遠賀川の加助
宮下順子:お仙
北大路欣也:橘銀次
嵐寛寿郎:岡谷源蔵
金子信雄:橋本伝次郎
岸田森:花巻修
中谷一郎:香取祐一
フランキー堺:五味徳右衛門
小島秀哉:留吉
石橋正次:吹原
丹古母鬼馬二:鬼熊
福崎和宏:一六
下馬二五七:百武
鳥巣哲生:牧瀬
兼松隆:陣内
志賀勝:南里
吉中正一:辻
田中邦衛:芦刈の作蔵
赤穂善計:合田
尼子狂児:津上
妹尾琢磨:血桜
鴨てんし:相馬
二瓶正也:犬飼
伊吹新太郎:真崎
大木正司:猿渡
藤岡琢也:岩崎警察署長
大前均:中谷巡査部長
草野大悟:藤崎
長谷川弘:小林部長
伊佐山ひろ子:きん子
桜町弘子:千代竜
小林真美:君春
立枝歩:のり子
岡本麗:特飲街の女郎
ケーシー高峰:和田山の繁蔵
ジャック・デービス:米軍司令官
岡部耕太:賭博屋
製作
【企画】
豊島師範学校時代に野球に打ち込み、後に高校野球部のコーチまで務めた脚本家の井手雅人が、自身が所属していた新東宝の1951年の映画『新遊侠伝』(火野葦平原作・佐伯清監督)の劇中、やくざが野球の試合に目の色を変えるというプロットだけが心に種を残し、静かに醗酵、1975年頃から岡本喜八のための作品を考えていて、この発想と岡本の演出の特徴が重なり、映画のイメージを膨らませた。このため火野葦平が原案としてクレジットされている。井手にとっては25年越しの企画であった。
脚本執筆前のプロット段階だった1975年頃、井手が主役にイメージした菅原文太に人を介して会い映画化を交渉。
ヤクザが野球に取り組む話で、「指を詰めたヤクザが金田正一でも投げられないような魔球を投げる」といったエピソードを話すと菅原は新しい任侠映画になり得ると「そりゃ面白いから是非、やらせてもらいたい」と快諾し、菅原が東映に企画を持ち込んだが、岡田茂東映社長の知らない間に企画部がこれを流した。
【脚本】
即、映画化はならず、製作が決定しない間に、井手は同郷の監督志望である若い古田求を誘い脚本の共作を始めた。終戦直後に北九州でヤクザ同士が野球をやったというのは実話で、火野葦平はそれをネタに『新遊侠伝』を書いたとされているが、本作の脚本は、やくざが野球の試合で決着を付けるというプロットを拝借しただけで、全体はほぼオリジナル脚本である。
古田求は井手から参考にと長谷川伸の戯曲集を渡された。これに様々なやくざの心理や行動のエキスがいっぱい詰まっており、主人公・遠賀川の加助の人物像は、『沓掛時次郎』の時次郎と『雪の渡り鳥』の鯉名の銀平、さらに『関の弥太っぺ』の箱田の森介を参考に造形した。また橘銀次は『暗闇の丑松』を参考に、お仙はひたすら「いい女」、男の郷愁を誘うような女をイメージした。
映画の舞台は北九州だが、古田がイメージしたのは、古田の子どもの頃、1950年代の佐賀。古田の実家は割烹料理屋で、祖父は侠客気質があり、子どもの頃にヤクザ同士の刃傷沙汰を見たことがあった。野球の試合もやはり子どもの頃に見た佐賀商業対龍谷高校のイメージ。
こうした幼少期の記憶に甦る佐賀の人たちと長谷川伸の作品の登場人物を合わせて人物を造形した。古田が古湯温泉で脚本の第一稿が書き上げたのは発想後から二年経った1977年夏。第一稿を読んだ井手は「長谷川先生、ありがとうございました」とおどけて頭を下げた。
【製作の決定】
第一稿を読んだ菅原が「想像した以上に面白い。是非やろうじゃないか。どこで撮るんだ」という話になり、古田と同じ飲み屋の常連だった大映の佐藤正大が古田からこの話を聞いていて、徳間康快大映社長と武田敦に報告し大映で撮ろうとなった。
しかし菅原は東映の専属俳優のため、勝手に大映の映画に出演できない。このため、菅原が当時はフリーのプロデューサーで、一応東映のゼネラルマネージャーという肩書だった俊藤浩滋にプロデューサー担当を頼み、徳間大映社長と岡田茂東映社長とで話し合いが持たれ、大映で製作、東映で配給が決まった。
監督の岡本喜八も最初からの構想で、菅原も「かねがね一度機会があれば組んでみたいと思っていた」と賛成した。
1978年7月27日、後楽園ホールで製作発表会見。同所で会見が行われたのは、これに先立ち、朝9時から後楽園球場で東京映画記者会とスタッフ・役者チームが野球の親善試合を行ったためで、北大路欣也の欠場が響き、記者会チームが22対2と圧勝した。
会見には、徳間大映社長、岡田東映社長、俊藤プロデューサー、岡本監督、菅原、フランキー堺、金子信雄、宮下順子、小島秀哉らが出席。徳間大映社長は「本作を再スタート大映映画第一弾として製作する」と述べ、「大映の内部整理に一年かかったが、今年からドンドン製作を進める。今はこれだけ野球に人気が集まっているんだから、この映画だって絶対当たる」と強気の発言。これに対して岡田東映社長は「ウチで作るという話もあったが...」と煮え切らない態度。
岡本監督は「昔の愚連隊タッチで大真面目な喜劇を作りたい」と静かな闘志を燃やし、菅原は「脚本を読んで傑作だと直感した。健さんと勝負や」とぶち上げた。封切りを高倉健主演の角川映画『野性の証明』と同じ、1978年10月7日にぶつけると発表した。東映は本作『ダイナマイトどんどん』を主力劇場で、『野性の証明』を東映洋画系で公開するため、どちらに転んでも損はしない。
【スポーツ映画】
アメリカでは『がんばれ!ベアーズ』や『ロンゲスト・ヤード』『スラップ・ショット』など、スポーツを素材にした映画がたくさん作られ、『ロッキー』のような大ヒット映画も生まれたが、日本では映画黄金期の1960年代までは作られていたスポーツ映画も1977年の『ドカベン』『野球狂の詩』『ボクサー』と全て興行が失敗し、定着しないジャンルと見られていた。
スポーツ映画は特に東映の岡田社長が新路線開拓にしたいと1976年に『ラグビー野郎』を製作したが、大コケに終わった。しかし東映はこのスポーツ映画を何とかヒットさせたいという企図があり、1977年に日本で撮影が行われた『がんばれ!ベアーズ 大旋風』(『がんばれ!ベアーズ大旋風 -日本遠征-』)も東映が受注し、菅原の持ち込み企画だった『ボクサー』の製作を決めたのもスポーツ映画をヒットさせて路線化できないかと考えたことが理由の一つだった。
本作も岡本監督自ら「平たく言えば『がんばれ!ベアーズ』のやくざ版、任侠映画の大パロディ映画」、菅原は「これまでのどんな映画ジャンルにもないユニークな作品になる」などと述べ、プレスシートにも「単なるスポーツ映画ではなく、ルールを超えて男の意地をぶっつけ合う面白さは、評判を呼んだ『ロンゲスト・ヤード』『スラップ・ショット』等に比肩される、折りからの野球ブームも、近年まれな大きい期待が集まっている一篇」などとアメリカのスポーツ映画と比較する論調が多かった。当時はまだヤクザ映画のパロディはあまり作られていなかった。
【キャスティング】
主役は脚本段階からイメージに浮かべた菅原文太。菅原は「今まで読んだ脚本の中では『仁義なき戦い』や『人斬り与太』にも勝るとも劣らない傑作」と熱を入れた。その他主要キャストは喜八映画の常連と東映任侠映画の面々で固められた。
【撮影】
1978年7月末クランクイン。野球の試合のシーンは夏の後半、多摩川土手で行われた。菅原は野球経験者でなかなかの腕前。当然吹き替えなしで撮影も行われた。
【製作費】
5億円強とするものと、6億円とするものがある。
【興行・宣伝】
1978年の映画興行は『スター・ウォーズ』が予想以上のヒットにはならず、洋画の下半期に強力作品がなかったことから、ナリを潜めていた邦画界の逆襲が期待された。特に10月興行は、本作の他、東映、日本ヘラルド共同配給『野性の証明』、松竹『皇帝のいない八月』(10月7日から『鬼畜』)、東宝『聖職の碑』と全作品を現役、元東映俳優が主演を務めるという珍しい興行争いとなった。菅原は前年の秋に自身が企画して主演した『ボクサー』が配収3億円と同時期公開された角川映画『人間の証明』配収25億円とボロ負けし、一年経ってまた角川と戦うことになり、角川の物量宣伝作戦に背に腹は代えられず。菅原は常々「映画で食えるうちは、テレビの世話になりたくない。もちろんCMはすべて断る。オレは映画俳優だ」と公言していたが、『野性の証明』が書籍も合わせると10億円の宣伝費を使うと聞き、ヘタをするとかすんでしまうという危機感から、何としても『ダイナマイトどんどん』をヒットさせたいと、チオビタ(大鵬薬品工業)のCMにノーギャラで出演した。その代わりにCM中に「ダイナマイトどんどん!」と映画のタイトルを宣伝するという条件を付けた。
菅原は「角川さんだとか、そういう異質な人がね、映画界に殴り込んで来て、その人たちがいままでにない規模で物量を投入しはじめて、今のテレビを主体にした宣伝時代にぴたっとしたもんですから、それなりに成功を収めた。ひとつのプログラムとして映画館に毎週毎週提供していたところへ、異質な形態で入って来た人たちにかき回されて周章狼狽しちゃって、活動屋はみんな右へ倣えしていますね。時代がそうなんだからそれでいいという考えもあるし、しかしやっぱりそれだけじゃ面白くない。映画っていうのは本来、映画館の片隅の暗がりで、青春の憂さの吐けどころといったものが基調にならなければいけないという考え方もある。ボクがそれで来たものだから、今の傾向には多少反発もあるし、ボクはボク流のやり方でそういうものに斬り込んでいくしかない。しんどいですけど。ボクは前売り券が出るような映画には出たくないんですよ。今回も『犬笛』もやむを得ず前売り券を出していますけど、映画というのは長い目で見れば、やっぱりキッチリ作って、もちろんそれなりの宣伝は必要なんですけど、それ以上にお客さんが自分の嗅覚で嗅ぎとって劇場へ観に来て下さるというのが一番まともなんじゃないですかね。だから巨額の宣伝費をかけたり、前売り券を何十万枚も売るなんていうのは、そうそう続かないと思うんです。お客さんも前売り券を買ったから見に行くんじゃなくて、新聞を見るなりして自分の見たい映画をセレクトして見に来てくれるということじゃないと、映画は面白くならないし、ボクはそういうものに流されないでいこうと思っています」などと角川映画を批判した。
【作品の評価】
【興行成績】
期待された邦画秋の大作攻勢は意外に伸び悩み、それぞれの思惑を大きく下廻る結果となった。曲りなりにも成功したといえるのは『野性の証明』だけであったが、これも、前作の『人間の証明』より映画的スケール、知名度は上回ったものの、同じ原作者、同じスタッフによる映画化で観客の食いつきが鈍く、一年以上のパブリシティ、様々な話題作りを積み重ねた結果が予想した30億円をはるかに下回った。
『皇帝のいない八月』はプラマイ0。『鬼畜』も作品の評価は上々だったが興行的には成功に至らず、『聖職の碑』は7週間番組を予定していたが急遽5週間で打ち切られた。最も苦しい興行となったのが本作で、配収は4億円強と予想された。これらの理由として映画人口が増えてないため、夏に観客を大量動員すると、その反動で他のシーズンに影響が出るのではと分析された。
1978年の大作一本立て興行で大成功したのは『柳生一族の陰謀』(東映)と『女王蜂』(東宝)の二本だけで、無闇な一本立ては映画界にとってプラスの方向に向かっていないという論調も出た。夏に出た『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』と『キタキツネ物語』によって勢いをつけてきた邦画が秋の大作攻勢によって邦・洋の比率を引っくり返すのではないかと期待されたが、最終的に洋画55:邦画45に終わり、逆転には至らなかった。
【作品評】
木崎徹郎は「企画に現代が感じられないという一言に尽きる。いくらいい作品が出来ても、その前段階の企画でセールスポイントを定め、多面的なパブリシティを展開させなければ現代にマッチする映画作りは難しい。『ダイナマイトどんどん』は、企画の段階で興行・宣伝分野を見通せなかった典型例といってしまっては厳しすぎるだろうか。資金面でも背水の陣を敷いて取り組んだだけに、この秋に出た作品の中でもっとも大きな痛手を被った一本だ。『ダイナマイトどんどん』のようにたった一回の失敗によって再起不能あるいは再起するまでに相当な時間がかかるようなケースに陥ってしまうものが来年はもっとたくさん出てくることは想像に難くない」と評した。
山根貞男は「やくざが野球で抗争のカタをつける話、と聞いたときには、かなりげんなりした。アチャラカ仕立ての喜劇を予想したのだ。が、予想は見事にはずれた。『ダイナマイトどんどん』は堂々と痛快な映画だ。どのシーンもどの人物も、ぴちぴちと弾んでいる。欲をいえば、野球シーンが少し長すぎるだろうか。しかしそれとて、練ったアイデアの連発で、決してたるんではいない。東映ヤクザ映画の諸要素をこと細かに転倒させている。この映画が東映ヤクザ映画の圏外で作られたからこそ、あっけらかんと爆笑でもって生み出されたに違いない。東映スターの菅原文太・北大路欣也が狂言回しに過ぎず、そのことに徹しているゆえに魅力的だ。いっぽう、東映ヤクザ映画と無縁な役者が痛快な芝居を見せる。いやそれ以上に、やはりここは岡本喜八の世界だ。任侠も暴力もロマンも時代背景も、すべてゲームと見る視点である。人間のあるがままの姿をそのままゲーム性において見るアナーキーな遊戯精神、といってもいい。その精神が映画の遊戯性をよく発揮させている。それにしても気になるのは、これが大作主義的に作られていることだ。並みの作品においてこの映画ほどの活力を示すことが出来ないのだとしたら、大衆映画の力は衰えているといわねばならない」などと評した。
【受賞歴】
第52回キネマ旬報ベスト・テン7位
映画芸術1978年度ベストテン6位
第20回ブルーリボン賞助演女優賞(宮下順子)
【逸話】
同日公開の『野生の証明』に完敗したことから、徳間康快が角川春樹をチンピラ呼ばわりして物議を醸した。
【同時上映】
『ギャンブル一家 チト度が過ぎる』
主演:清川虹子 / 監督:臼坂礼次郎
《Wikipedia》より
【予告編】
https://youtu.be/FMbn6zuI3sI?si=TzgrC4PMvWl7G4Ib
【BS放送】
喧嘩好きの荒くれヤクザたちが、暴力抗争のかわりに野球で勝負をつける痛快娯楽作。菅原文太、北大路欣也出演。岡本喜八監督▽ノーカット放送
ヤクザが野球で縄張り争い!?
菅原文太主演のもと、実生活で草野球投手の北大路欣也、チームオーナーのフランキー堺等々、野球に一家言ある俳優が集結!ダボシャツに花札の背番号など、ユニフォームも見どころ。
昭和25年、北九州一円ではヤクザ組織の抗争がエスカレート。小倉では昔かたぎの岡谷源蔵の岡源組と新興ヤクザ橋伝組がしのぎを削っていた。小倉警察署長はGHQの勧めで抗争を解決するため野球大会を提案する。
洋楽シェカーズNHKFM3月29日
洋楽シェカーズNHKFM3月29日
伊藤正則 大貫憲章
【楽曲一覧】
HAPPY BIRTHDAY
BLACK COUNTRY,NEW ROAD
(4分6秒)
MEGA CIRCUIT
JAPANESE BREAKFAST
(3分5秒)
DOWN TO JOY
VAN MORRISON
(3分38秒)
SATANIZED
GHOST
(3分54秒)
I DROVE ALL NIGHT
CEMETERY SKYLINE
(4分25秒)
ECHOES ‐PART1‐ EDIT
PINK FLOYD
(5分46秒)
SEVEN SEAS OF RHYE
QUEEN
(2分47秒)
LONDON’S BURNING
THE CLASH
(2分10秒)
I GOT THE NAME
JIM CROCE
(3分9秒)
II TEMPO : ADAGIO (SHADOWS)
NEW TROLLS
(4分47秒)
HAPPY TALK
CAPTAIN SENSIBLE
(1分22秒)
2025年03月29日
ウィークエンドサンシャイン[NHK-FM] 2025年3月29日(土)午前9:00
【DJ】ピーター・バラカン
【楽曲一覧】
「ソング・トゥ・ボビー」
キャット・パワー
(4分13秒)
<Matador WPCB10047>
「ファー・セレスティアル・ショア」
メイヴィス・ステイプルズ
(2分52秒)
<Anti− EICP1595>
「ユー・ドント・ノウ・ライク・アイ・ノウ」
サム・アンド・デイヴ
(2分32秒)
<Atlantic 32XD801>
「ホールド・オン,アイム・カミン」
サム・アンド・デイヴ
(2分27秒)
<Atlantic 32XD801>
「スーズ・ミー」
サム・アンド・デイヴ
(2分29秒)
<Atlantic 32XD801>
「アイ・キャント・スタンド・アップ・フォ・フォーリング・ダウン」
サム・アンド・デイヴ
(2分40秒)
<Atlantic 32XD801>
「ソウル・マン」
サム・アンド・デイヴ
(2分35秒)
<Atlantic 32XD801>
「メイ・アイ・ベイビー」
サム・アンド・デイヴ
(2分34秒)
<Atlantic 32XD801>
「ウェン・サムスィング・イズ・ロング・ウィズ・マイ・ベイビー」
サム・アンド・デイヴ
(3分12秒)
<Atlantic 32XD801>
「アイヴ・シーン・ワット・ロンリネス・キャン・ドゥー」
サム・アンド・デイヴ
(2分48秒)
<Atlantic WPCR25214>
「テネシー・ワルツ」
サム・ムア
(3分15秒)
<Swing Cafe SWING001>
「パート・タイム・ラヴ」
サム・ムア
(6分23秒)
<Swing Cafe SWING001>
「カム・オン,カム・オーヴァー」
ジャコ・パストリアスFeat.サム・アンド・デイヴ
(3分50秒)
<Epic ESCA7822>
「レイニー・ナイト・イン・ジョージア」
コンウェイ・トゥウィティ・アンド・サム・ムア
(5分12秒)
<MCA MCAD10965>
「アイヴ・ゴット・ニューズ・フォ・ユー」
デイヴィッド・サンボーンw.サム・ムア
(4分20秒)
<Decca UCCU1179>
「プリーズ・コール・ホーム」
サム・ムア
(4分56秒)
<Rounder 1161-35395-00>
「エイント・ノー・ラヴ」
サム・ムア・ウィズ・スティーヴ・ウィンウッド
(4分36秒)
<Rhino WPCR12433>
「20220302‐サラバンド」
坂本龍一
(3分07秒)
<Commons RZCM-77657>
「メリー・クリスマス・ミスター・ロレンス」
坂本龍一
(4分33秒)
<We Want Sounds WWSCD92>
公式サイト
2025年03月28日
スティーリー・ダンの名曲ベスト12
12位「Do It Again」(1972年)
11位「Babylon Sisters」(1980年)
10位「Black Cow」(1977年)
9位「Gaucho」(1980年)
〈説明してもらえます?(Would you care to explain?)〉−−これは語り手のセリフであると同時に、聴き手の心の声でもある。アルバム『Gaucho』のタイトル曲は、答えよりも疑問を数多く残す謎めいた一曲だ。
8位「My Old School」(1973年)
この曲は、AMラジオのチープなスピーカーで爆音にしても映えるように設計されたグルーヴに、これでもかというほど頭脳的で毒舌な皮肉が詰め込まれている。
7位「Peg」(邦題:麗しのペグ 1977年)
ギターソロの録音に際して多数のスタジオの名手たちが挑戦したにもかかわらず、なかなか”決定版”が出なかったというエピソードだ。(「ギタリストたちは皆、即興はうまかった。でも僕たちは”完成された一節”が欲しかった」とフェイゲンは後に語っている。)
6位「Doctor Wu」(1975年)
5位「Aja」(邦題:彩(エイジャ) 1977年)
『Aja』の壮大なタイトル曲について、ベッカーは「時空を超える旅」と評した。物語の主人公は、どこか異国趣味的に美化された避難場所−−〈丘の上〉にあるその地を渇望している。語り手が語る〈バニヤンの木の下に流れる中国音楽〉や、〈角張ったバンジョーの音色〉といった描写には、スティーリー・ダンらしい”ゾワっとする感覚”があるが、音楽面ではジャズとプログレが絡み合う濃密な展開が続く。
4位「Rikki Dont Lose That Number」(邦題:リキの電話番号 1974年)
『Pretzel Logic』に収録されたこの謎めいた詞の世界は、スティーリー・ダンのデビュー時の魔法を再び呼び戻した、彼らにとっての「Ode to Billie Joe」(※ボビー・ジェントリーによる1967年の謎めいた物語性を持った曲)とも言える存在だ。
3位「Dirty Work」(1972年)
「Dirty Work」は、フェイゲンとベッカーがブリルビルディング系の職業作曲家としてのキャリアを歩んでいたかもしれない……そんな”別の可能性”を垣間見せてくれる一曲だ。初期フロントマン、デヴィッド・パーマーの滑らかな歌声は魅力的だが、それでもこの曲の根底にある”ダンらしさ”は隠せない。内容は、不倫関係における〈もう一人の男〉の視点から語られる、どこか哀しみと後悔に満ちた物語。〈中世の盤上ゲームの片隅にある城のように〉という、フェイゲンとベッカーにしか思いつかないようなマニアックな比喩。そして、ゆったりとしたテナー・サックスソロを吹くのは、ジャズ界の名手ジェローム・リチャードソン。発表から半世紀が経った今でも、「Dirty Work」はソフトロック系のラジオに流れてくるどんな曲よりも、心にしみる哀愁と静かな力強さを放っている。 −H.S.
2位「Kid Charlemagne」(邦題:滅びゆく英雄(キッド・シャールメイン) 1976年)
「Kid Charlemagne」は、LSD製造で知られ、グレイトフル・デッドのサウンドエンジニアでもあったオウズリー・スタンリーの逸話を下敷きにした、”アウトロー寓話”。1960年代カウンターカルチャーの栄光とその末路の恥辱を描いたスティーリー・ダン流の物語だ。曲は、活気あふれるロックナンバー。跳ねるようなクラヴィコードに乗せて、ラリー・カールトンによる殿堂入り級のギターソロが炸裂する。フェイゲンは、この物語をあたかも”ヒッピー・ノワール”として語る。〈ダイヤとパールが交差し、テクニカラーのキャンピングカーが滑稽に崩れていく〉−−そんな映像的な描写の中、コミカルな混乱も垣間見える。〈車にガソリン入ってる? 入ってるよ!〉といったやり取りは、まるでブラックコメディだ。だが真に切ないのは、かつて”顔にペイントをしていたデイグローの奇人たち”が迎える結末だ。〈彼らもついに人類の一員になった/何も変わらないさ〉−−これは、理想が崩壊し、時代が終わったことを宣告する冷酷な一節。スティーリー・ダンの中でも、最も鋭く、最も完成された「時代の終焉」の歌である。 −J.B.
1位「Deacon Blues」(1977年)
ウォルター・ベッカーはかつて「Deacon Blues」の主人公について、こんなふうに語っている−−その人物は〈サックスを吹けるようになりたい〉と願っているが、実際にはミュージシャンではないのだと。「彼は”敗者としての神話的な生き方”のひとつとして、それに憧れているだけなんだ」とベッカーは説明している。スティーリー・ダンの楽曲の中で、「Deacon Blues」ほど自己欺瞞と自己破滅という、独特に男性的な感情の入り混じったカクテルを体現している曲はない。たとえば、〈一晩中スコッチウイスキーを飲んで/ハンドルの前で死ぬ〉といったセリフのように、笑えるようでいて、静かに心を打つ−−そんな両義性こそがスティーリー・ダンの真髄だ。
この曲は、7分半にわたるエレジーのようなジャズ・ポップとして展開される。”ディーコン・ブルース”というヒップでスポーツチームのようなあだ名を名乗り、〈誰にも知られていない自分〉が永遠の存在になろうとする−−そんな叶わぬ夢にすがる”なりたかった誰か”の最後の舞台。そして、実際にこのトラックでサックスを吹いたピート・クリスリーブは、後に「30分で終わったんだ。そのあと、世界中の空港のトイレで自分の音を聞くことになるなんてね」と語っている。それもまた、スティーリー・ダン的なオチかもしれない。 −H.S.
"スティーリー・ダンの名曲ベスト20選" - Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)より引用
<コラム 筆洗>今年の米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に選ばれた映画
今年の米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に選ばれた映画『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』を見た▼パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の人々のイスラエルへの抵抗が主題。軍事施設整備を名目にパレスチナ人の村の家を重機で壊すイスラエル軍が無慈悲に映る。西岸はわれらの地と信ずるユダヤ人入植者が村を襲う場面は目を覆いたくなる▼イスラエルの行為を映像に記録するパレスチナ人青年にイスラエル人記者が協力する話でイスラエルの2人、パレスチナの2人が共同監督を務めたが、親イスラエルの米国の賞をよく取ったものだと思う▼パレスチナの監督の1人が映画の舞台である自分の村でユダヤ人入植者に暴行され、イスラエル軍に連行されたと報じられた。近所への襲撃を撮影後に帰宅すると兵とともに入植者が現れ、暴行が始まったという。監督は釈放されたが、基地で24時間拘束されたと訴える▼イスラエルは監督が他のパレスチナ人と一緒に投石したと主張し、監督は否定している。いずれにせよ、暴力が幅を利かす現実に映画の続きを見るよう。憂鬱(ゆううつ)になる▼水一滴ではダメでも、しずくが続けば変わる−。現実にくじけそうになりながら映像を撮り続けたパレスチナ人青年が、そんなことを語る場面が映画にあった。しずくとは私たち一人一人のかの地への関心だろう。知らぬふりはできない。
【東京新聞】筆洗い4月28日より
『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』予告編 https://youtu.be/ULqP4e3W7D0?si=1fxjn8WQ0p9BWiAe
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http://zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-83a207.html
Blackmore's Nightボーカルのキャンディス・ナイト(Candice Night)新しいソロ・アルバム『Sea Glass』から
リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)の妻で、Blackmore's Nightボーカルのキャンディス・ナイト(Candice Night)。
新しいソロ・アルバム『Sea Glass』から、リッチー・ブラックモアがギターで参加した「The Last Goodbye」のミュージックビデオが公開。
アルバムは海外で4月25日発売。リリース元はearMUSIC。
「The Last Goodbye」
「『Sea Glass』は、人生そのもののように美しく、カラフルで多面的なアルバムです。 音楽探求、愛、喪失、家族生活など、キャンディスがこれまでの人生で経験したことからインスピレーションを得て、人生の浮き沈みを映し出すようなアルバムを作り上げました。それは、シーグラス(※海岸に捨てられたガラス製の容器などが割れ、長い年月をかけて海底や海流にもまれ、角が無くなり丸みを帯びた形状になり海岸などに打ち上げられたもの)の万華鏡を覗いたときのように、ひとつひとつのピースが独特の輝きを放つようなアルバムです」
「The Last Goodbye」にはリッチー・ブラックモアがギターで参加、「Promise Me」にはキャンディスの息子と娘が参加している。
「Angel and Jezebel (Rock Version)」
■『Sea Glass』
01. Sea Glass
02. Unsung Hero (She'll Never Tell)
03. The Line Between
04. Angel And Jezebel (Rock Version)
05. Promise Me
06. Dark Carnival
07. The Last Goodbye
08. When I Want To Fly
09. Another Day
10. Nature Boy
11. Angel And Jezebel (Country Version)
2025年03月27日
作家・村上春樹のラジオ番組、第73回!あの名ギタリストが飛び入り出演!?『村上RADIO〜二人の伝説のギタリスト チェット・アトキンスとデュアン・エディ〜』3月30日(日)19時00分〜19時55分
グローバルヒットメーカー ジャパンアニメの革新者たち[字]
3月27日(木) 20:00〜21:00 NHK BS
番組概要
快進撃のジャパンアニメ。グローバルヒットの立役者が舞台裏を語る。ビジネスと創造の両立、アニメ界の未来を占う。「ルックバック」押山監督の新作、驚異の制作術は必見。
番組内容
グローバルヒットを記録したアニメ映画「ルックバック」。
監督の押山清高は宮崎駿や庵野秀明といった名監督の作品を支えた逸材。今回、新作の制作現場にカメラが潜入。何役もこなす驚異の作品づくりは必見。さらに!米国アカデミー賞にノミネート「あめだま」の制作秘話&海外で話題のアニメスタジオMAPPAの代表と実力派監督が本音で語る。ハリウッドの有識者や世界的なレジェンドも登場。アニメ界の今と未来が見えてくる。
https://search.app/q2bA19GgA5yoGhEQA
6月28日公開 劇場アニメ「ルックバック」藤本タツキが放つ青春物語が劇場アニメ化!
原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊)監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
https://search.app/JdMynQZVPkjGwWhe8
●アニメーションの特異性をドキュメントする番組。
「普通はそこまでは、ヤンないわぁねー」
ということが、動作やリアクションでも追求できる。ドラマや実写で要求したら、ノイローゼになるレベルを分担作業して生まれる。
イメージをとことん探求が、不可能ではないことに気がついているスタッフは、少なかったりもする。
現在のアニメ制作について、よく取材をされてる番組でした。
ディズニーのようなフルアニメではなくても、リミテッドアニメの技法でリアルに描写される演出を進化させた。
プーチン氏がトランプ氏に肖像画贈呈、「個人的な贈り物」と トランプ氏は既存の肖像画を酷評
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、ドナルド・トランプ米大統領に新しい肖像画を贈ったと、両国の高官が24日認めた。一方でトランプ大統領は、既存の公式肖像画を「本当に最悪」だと酷評した。新しい肖像画は公開されていない。クレムリン(ロシア大統領府)のドミトリー・ペスコフ報道官は、これは「個人的な贈り物」で、詳細はプーチン大統領だけが明かすことができると話した。
トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、コロラド州の議会議事堂に掛けられていた以前の肖像画を批判。この肖像画は24日に撤去された。
https://search.app/R2cL5h4yz9SybX3c7
●トランプ大統領「ゆがめられている」と撤去要請 米コロラド州議会議事堂展示の肖像画【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2025年3月26日)
https://search.app/qbh8ducatfAqE7yE7
2025年03月26日
「時をかけるテレビ 〜今こそ見たい!この1本〜 特別編 復活!幻のアニメ『マルコ・ポーロの冒険』」 NHK総合:2025年3月28日(金)22:45〜
1979年から1980年にかけて全43回が放送された「アニメーション紀行『マルコ・ポーロの冒険』」。マルコ・ポーロの24年間にわたる冒険を記録した旅行記「東方見聞録」をモチーフに制作され、アニメーションとシルクロ―ドの実写映像を組み合わせた新しい演出の番組として話題を集めた。
NHKには第1回と最終回のみしか保存されていなかったが、視聴者や番組関係者の熱意により、2021年にすべての回を収集することができたという。今回の再放送は、その情報を知ったファンからの熱望によって実現。映像や音声をリマスターしたものが届けられる。
特集番組では「アニメーション紀行『マルコ・ポーロの冒険』」を徹底解剖。発掘の経緯も伝えながら、その魅力を紹介する。またNHK番組発掘プロジェクト通信の公式サイトでは、同作にまつわる思い出、もう一度観てみたい回や心に残る名シーン、好きだったキャラクターなど、視聴者からのメッセージを募集中だ。
■ 「アニメーション紀行『マルコ・ポーロの冒険』」
NHK総合:2025年4月5日(土)より毎週土曜日5:10〜
■ 「時をかけるテレビ 〜今こそ見たい!この1本〜 特別編 復活!幻のアニメ『マルコ・ポーロの冒険』」
NHK総合:2025年3月28日(金)22:45〜
サザンオールスターズ特集「EIGHT-JAM」2週連続オンエア、桑田佳祐が自ら楽曲制作の裏側を語る
2025年03月25日
キッス、ファンクラブの50周年を記念して「マスクなし」公演を計画が明らかに
キッスは今年ラスベガスで「マスクなし」での公演を計画しているのを発表している。
公演はファンクラブ「キッス・アーミー」の50周年を記念したもので、11月14日から16日にラスベガスのヴァージン・ホテルズで開催される。
キッスにとって2023年に行われたフェアウェル・ツアー以来のライヴとなる。
ファンクラブ会員に送られたメールには、キッスのライヴのほか「元キッスのメンバーであるブルース・キューリックによるスペシャル・ライヴのほか、他にもスペシャル・ゲストが出演して、アクティヴィティや独自の体験も味わえる」と記されてる。
ブルース・キューリックは1984年から1996年までキッスにギタリストとして在籍している。
ジーン・シモンズは4月から5月にかけて予定されていたジーン・シモンズ・バンド名義のライヴを17公演キャンセルを発表していた。
ツアーは4月5日にカリフォルニア州ロナートパークで行われる公演から開始される予定だったが、4月の公演や5月の公演の一部は「2026年前半」に延期される。
昨年、キッスのポール・スタンレーはアヴァターによる公演について「シルク・ド・ソレイユが『スター・ウォーズ』とキッスのコンサートが出会った」と語っていた。
キッスによるアヴァター公演はABBAによるデジタル公演を手掛けたポップハウス・エンタテインメントが監修している。ポップハウス・エンタテインメントはキッスのカタログ音源の権利、商標権、知的財産権を昨年4月に買収している。
その後、ジーン・シモンズはアヴァターが今後「もっとよりよいものになる」と「約2億ドル」がその技術に投資されると明かしている。ほぼ同時期にキッスはアヴァターによるパフォーマンスを予告するティーザー映像を公開しており、動画には「50年は長い時間だが、将来に待ち受けているものを絶賛制作中だ」というタイトルが付けられており、動画では「2027年、ショウが始まる」という文字も表示された。
「放送100年企画 みんなのベスト紅白」
2025年03月24日
三島由紀夫のコミカルなエンタメ小説
『お嬢さん』三島由紀夫
周囲から良い意味でも悪い意味でも「お嬢さん」といわれるウブなヒロインが主人公です。
そんなお嬢さんが、恋愛と結婚を経て、芯の強い女性にわくわくと成長していく物語。
ドライなヒロインが、恋や嫉妬、疑心暗鬼といった波にもまれて、愛し方を学んでいく、三島由紀夫のなかでは珍しいコミカルに活躍する新鮮な少女世界です。
『純白の夜』三島由紀夫
婦人公論に連載された小説で、昭和の既婚者同士の恋の話。軽い昼ドラのようでありながら、文章が洗練されて品格がある。
心理的なかけ引きを楽しみながら、どんな結末が待っているのかワクワクさせられる。
これほど女性に関して詳しく描写されるのは、作者の家族構成を調べたら納得できる。
木暮実千代さん主演で映画化されて、三島由紀夫がエキストラとして出演してます。
『肉体の学校』三島由紀夫
裕福で自由な生活を謳歌している三人の離婚成金。
映画や服飾の批評家、レストランのオーナー、ブティックの経営者と、それぞれ仕事もこなしつつ、月に一回の例会“年増園”の話題はもっぱら男の品定め。そのうち一人元貴族の妙子がニヒルで美形のゲイ・ボーイに心底惚れこんだ…。
三島由紀夫の女性観、恋愛観そして恋のかけひきとは?
(「BOOK」データベースより)
鈴木清順さんの『肉体の門』という天然色エロ映画が、想い出されれるタイトル。
生物学的な性とは違う多義的な概念で、男女を描いてきた三島由紀夫の視点が、軽やかなタッチで、いろんな人間たちの都会的な生きることを問うた。
『命売ります』三島由紀夫
これは大変な異色エンタメで自決の二年前週刊プレイボーイ」連続された、エンタメを楽しんでるような小説。普通の作家さんには、到底書けないだろう。
「命売ります。お好きな目的にお使い下さい。当方、二十七歳男子。秘密は一切守り、決して迷惑はおかけしません」
目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ……。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくないーー。三島の考える命とは。
「案外、純文学作品ではない、したがって誰もそこに魂の告白を期待していない、『命売ります』のような小説のなかでこそ、こっそり本音を漏らしていたのではなかろうか。」(種村季弘「解説」より)
けっこう死ぬことを憧れていたような言動は
、さまざまななメディアでも知られている。
これは爆発的に死に向かって娯楽もさえ、描いて楽しんでいるようにも思えるのだが、令和に文庫版がベストセラーになった。
単純に面白くてテレビドラマにもなった。
連続ドラマJ「命売ります」先の読めない究極の人間ドラマ。
2025年03月23日
サザンオールスターズのエロい歌たち
サザンオールスターズのエロい歌たち
1st.アルバム『熱い胸さわぎ』に収録された「女呼んでブギ」の時点で「エロ」路線は確立されている。「女呼んでもんで抱いていい気持ち」ですからね。
「女呼んでブギ」
https://youtu.be/WRKsEDcLAl4?si=VpVZTkLSrjgDCU9z
サザンオールスターズといえば「夏」「バラード」というのがイメージであるが、「エロ」の要素が含まれている。
そもそもデビュー前に作られ、1st.アルバム『熱い胸さわぎ』に収録された「女呼んでブギ」の時点でサザンの「エロ」路線は確立されている。
桑田佳祐さんもエロティックな作品について「音楽ってやっぱりセックスがないとダメだと思う」「素直に歌詞が作りやすい」という。
こういった作風は生々しいエロさは感じにくく、柔和にかつ上品さを出して、この点については原由子さんの存在が大きい。
「女神達への情歌」
https://youtu.be/ma5AWh7fZQA?si=fTUsODmWNnNt0wQ_
「女神達への情歌」がシングル曲としてリリースされてからは、シングルの題材としてこういった「エロ」の作品が多くなっている。
特にサザンでは、「シュラバ★ラ★バンバ」が話題になった。
「シュラバ★ラ★バンバ」
https://youtu.be/L5P2kMPMBsg?si=IR0GLiRtV3cOvagF
この曲はサザンメンバー出演のNTTドコモ「ムーバ」CMソングとして起用された。
さらに賀来千香子さん主演のTBS系ドラマ「ずっとあなたが好きだった」の挿入歌としても起用されました。
賀来千香子さんに挿入したくなるプロモ映像は、さすがに原由子さんは激怒されたらしい。
●「昔、凄くエロいミュージックビデオを作った時に怒っちゃったことがあるんですよ」と告白。92年リリースの「シュラバ★ラ★バンバ」の時だといい、原由子さんは「“あまりにもやりすぎだ!って…言ったことはあります」と苦笑しながら打ち明け、有働を驚かせていた。
https://l.smartnews.com/m-jKCjyVy/AFa4Xi
●サザン桑田佳祐、妻・原由子に怒られたMV回顧「あまりにもやりすぎだって」
https://l.smartnews.com/m-jLuBOzS/tNnKXj
「夢の宇宙飛行」サザンオールスターズ
「夢の宇宙飛行」サザンオールスターズ
https://youtu.be/uaIK7llPQDM?si=GE8vEk6AghBO63Dc
オリオン座へのクルーズは
銀河の Highway
飛び交う光で ハイになって Runaway
遠く冬の空に向かい
ひとり 故郷 ふるさと を離れて
窓から見える地球は青く
サザンオールスターズ - 夢に消えたジュリア [Official Music Video] - YouTube
まるで虹のように夢に消えたジュリア
いとし君よ 何処 いずこ
こんなにもやるせない
"Lord have mercy." ...
揺れる胸を抱いて
君と踊るジルバ魔法に酔わされて