2024年02月27日

朝ドラ放送中でエノケンさん舞台上ケガ。

朝ドラ「ブギブキ」放送中でモデルとなってる、榎本健一(エノケン)さんの舞台上のケガ。

「孫悟空を演じた際に、如意棒を左足に落として脱疽を発病。後年右足に再発して足の指を切断することになった。」と言う。

正確には「もともと両足に脱疽(バージャー病)があり、血流がわるかった。そのため孫悟空を演じた際に、如意棒を左足に落として感染症を起こした。後年右足にも感染症を起こして足の指を切断することになった」という。

 バージャー病は血流が悪くなる病気で、小さな傷でも治りにくく、感染が拡大して指や足を切断するのも時々あるらしい。

ドラマでは半年入院してしまうようだ。

posted by koinu at 12:00| 東京 ☀| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

休眠状態SLIMが月面送信に応答した

小型月着陸実証機「SLIM」プロジェクト公式アカウントにて、着陸地点が夜を迎えるため休眠状態に入っていたSLIMが夜を越してコマンド送信に応答したと発表。SLIMの運用は通信機器の温度が下がってから再開できるように準備が進められる予定。


SLIMは日本時間2024120020分頃に日本の探査機として初めて月面へ軟着陸成功した後、2基搭載されているメインエンジンのうち1基で着陸直前に生じたトラブルによって接地時の水平方向の速度や姿勢が想定外となり、逆立ちして太陽電池を西に向けたような姿勢で安定。バッテリーに充電できなくSLIMの電源は一時オフにされて、太陽光が西から当たって太陽電池から電力を得られるようになった2024128日以降は「マルチバンド分光カメラ(MBC)」による岩の観測が行われている。

着陸地点が夜を迎えることから、日本時間2024130日〜31日の運用以降、SLIMは休眠状態に入ってた。月の昼夜は2週間ずつ続くため、JAXASLIMの太陽電池に再び太陽光が当たるようになる2月中旬以降の運用に再挑戦する。

225日〜26日にかけての運用でSLIMに向けてコマンドを送信したところ応答があり、通信機能を維持して夜を越したことが確認された。通信機器の温度がまだ非常に高く、運用は短時間で終了されて、今後は温度が十分に下がったところで観測が再開できるように準備を進める。SLIMは約マイナス170℃まで温度が下がる月の夜を乗り越えるようには設計されてなく、夜の間に電子機器が損傷する可能性もある。

posted by koinu at 08:00| 東京 ☀| 観測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月26日

「印象のいい断り方もある」

何かを頼まれた時に断るのは案外難しい。印象がよい断るのをマスターすれば、気持ちよくコミュニケーションがされる。

1. オファーに対して感謝する

依頼オファーに感謝の気持ちを表現する「お声掛けいただき、ありがとうございます」と一言添えるだけで、相手は依頼を尊重されたと感じる。

2. 素晴らしい内容だと感想を伝える

断る時でもその感想を伝えるのが重要である。「非常に興味深い内容で、感銘を受けました」と添えると、相手は誠意を感じ取れる。

3. 慎重に検討したことを説明

単に「できません」と断るのではなく、「慎重に検討した結果」と前置きすると、相手に十分な考慮を払ったことを伝えられる。

4. 受けられない理由を明確にする

曖昧な断り方ではなく、具体的な理由を述べて、誠実さを伝える。「現在のスケジュールでは対応が難しい」や「家庭の都合で」と具体的な理由を明確に伝える、

5. 相手の成功を願っていることを伝えて締める

最後に「プロジェクトの成功を心から願っています」と相手の成功を願うメッセージを添える。ポジティブな印象を残して、関係を良好に保ち断る上で最も効果的な方法。

【まとめ】

相手に対して尊敬と感謝の気持ちを持ちつつ、正直かつ誠実に断る。これが印象が良い人が実践する正しいコツ。実践することで、難しい断りのシチュエーションもスマートに乗り切れる。

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2024年02月25日

多様性が進んだコミュニケーション力

「和を以て貴しとなす」と日本では協調性が高く、波風を立てずにコミュニケーション力が評価されがちでした。「空気を読む」と日本人は相手の言葉の裏にある真意や場の雰囲気を察する能力を発達させてました。

しかし急激なグローバル化から、日本でも様々な人がいる社会となりました。

これまでのような共有してた「普通」が通用せず、コミュニケーションが成り立たない直面するのも増えていくでしょう。

そんな時代に必要となるのが多様性を受け入れ尊重する、総合的コミュニケーションですね。

しかし多様性を尊重するのはなかなか難しい。多様性を尊重するとは、お互いの違いを認めて、自分と相手の両方の意見を大切にすること。

表現の仕方では、否定されたと相手に受け取られてしまう。決して互いを否定し合うものではない。

私とあなたは違うのは当然で、まず違いを受け入れた上で話をしましょう。

多様性が進み、答えが1つではない社会で役立つコミュニケーション力は、まず自分の考え方をしっかり相手に伝える力と、相手の考えを聞く力の上に成り立ちます。意見を交換する双方向のやりとりで行われていく。

そのような多様性を受け入れるコミュニケーション力が、今後を生きる子どもたちには必要かも知れません。

posted by koinu at 13:00| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月24日

ワールドロックナウ2月24日NHKFM

伊藤政則DJ

【楽曲一覧】

PRELUDE TO ECSTASY

THE LAST DINNER PARTY(136秒)

BURN ALIVE

THE LAST DINNER PARTY(321秒)

BEAUTIFUL BOY

THE LAST DINNER PARTY(348秒)

MY LADY OF MERCY

THE LAST DINNER PARTY(255秒)

GJUHA

THE LAST DINNER PARTY(129秒)

SINNER

THE LAST DINNER PARTY(256秒)


話題沸騰中のバンド The Last Dinner Partyがアルバム・デビュー https://www.tvgroove.com/?p=129268


DANCER

IDLES(39秒)

FIELDS OF FIRE

BIG COUNTRY(332秒)


MY WAY

SEX PISTOLS(45秒)

PURPLE RAIN

PRINCE & THE REVOLUTION(841秒)

TEXAS HOLD VEM

BEYONCE(355秒)

NEW ORDER T−SHIRT

THE NATIONAL(456秒)

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ウィークエンドサンシャイン2024年2月24日放送

ピーターバラカン(曲名 / アーティスト名 // アルバム名)

  1. O'Carolan's Tea / Lúnasa // Live In Kyoto

  2. John McGinley’s / Lúnasa // Live In Kyoto

  3. The Blue Fiddle / Lúnasa // Live In Kyoto

  4. ロスアンゼルスの買物 / 笠置シヅ子 // 笠置シヅ子の世界 〜東京ブギウギ〜

  5. オールマン・リバップ / 笠置シヅ子 // 笠置シヅ子の世界 〜東京ブギウギ〜

  6. コンガラガッタ・コンガ / 笠置シヅ子 // 笠置シヅ子の世界 〜東京ブギウギ〜

  7. 津軽甚句 / 中西レモン // ひなのいえづと

  8. 串木野さのさ / 木津竹嶺 // 卒寿

  9. Itokuri / Anna Sato, Toshiyuki Sasaki // Message

  10. 機関車 / 矢野顕子 // Piano Nightly

  11. グッドナイト・アイリーン / Jiro Yamaoka // Little Boy

  12. Dirty Work / Kent Nishimura

  13. Dirty Work / Huntertones, Akie Bermiss // Dirty Work

  14. Mehil / Timo Alakotila & Yuka Fujino // Seiras

  15. Inspirations: Bach Partita BWV 826, Sarabande Part 1 / Yuki Arimasa // Dimensions

  16. Greensleeves (English Folk Song) / Yuki Arimasa // Dimensions

  17. Murmuration / Jun Futamata // あなたの骨が、オパールにかわる頃

  18. The River Knew / Jun Futamata // あなたの骨が、オパールにかわる頃

  19. Nachijin Myahkuni / Harikuyamaku // Mystic Islands Dub

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2024年02月23日

映画『ネコナデ』

2024/02/29(金)19:00〜20:35

会社のリストラ担当、清廉潔白な中年企業戦士・鬼塚太郎(大杉漣)が初めて心の底から癒されたものは猫ーー。こんな子ねこに出会ったら、人生がちょっとだけ変わるかも。
一流企業の人事部長・鬼塚太郎(大杉漣)。職場でも家庭でも自分自身を厳しく律し、社員はおろか家族にさえ甘えを許さない。人生に安らぎなど必要ないと考える一方、会社帰りはひそかに胃痛に苦しむ日々。
そんなある晩、鬼塚は立ち寄った公園で、捨てられた子ねこをみつける。そのウルウルとした愛らしい瞳。気がつくと、鬼塚は子ねこを抱き上げ、会社の研修用施設の一室で、こっそり子ねこを飼い始めていた。そして家族にも、職場にも決してバレてはならない、ひとりと一匹のうれしはずかしな毎日が始まる……。
【出演者】大杉漣/青山倫子/黒川芽以/もたいまさこ(友情出演)/螢雪次朗/原日出子/鶴見辰吾
入山法子/立花彩野/海東健/小林且弥/EMI/六角精児/和田聰宏
監督 大森美香
主題歌 つじあやの「頼りない天使」(スピードスターレコーズ)
製作『ネコナデ』製作委員会
2008年
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地上波初『SING/シング:ネクストステージ』放送

アニメーション・スタジオのイルミネーション最新作『FLY!/フライ!』が315日に公開記念して、316日の土曜プレミア枠(夜9時〜)にて、同スタジオのヒット作『SING/シング:ネクストステージ』が地上波初放送される。

【予告編】

https://youtu.be/D-J-VNADUu4?si=xkt3bRnA_bQ0KwSA


「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントが手がけて、誰もが知る名曲やヒットソングを満載して描いたミュージカルコメディアニメ「SING シング」の続編。

コアラのバスター・ムーンが再建に成功した「ニュー・ムーン・シアター」は地元で人気となり、連日満席の活気にあふれていた。

しかしバスターには、世界的なエンタテインメントの中心地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという夢があった。

そのためには、クリスタル・エンターテインメント社の冷酷な経営者ジミーのオーディションに通過しなければならない。どうすればジミーの気を引くことができるか考えたバスターと仲間たちは、伝説のロック歌手で、今は隠遁生活を送っているクレイ・キャロウェイを自分たちのショーに出演させることを思いつくが……

声優にはマシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、リース・ウィザースプーンら前作同様の豪華キャストが集い、伝説のロック歌手、ライオンのクレイ役は「U2」のボノが務めた。

日本語吹き替え版もバスター役の内村光良をはじめ、坂本真綾、斎藤司、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥、大地真央、田中真弓と、クレイ役で「B'z」の稲葉浩志が声優初挑戦している。


【番組公式サイト】

https://www.cinematoday.jp/news/N0141594

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2024年02月22日

日本テレビ「世界を変えた20人のアーティスト」にて ザ・ビートルズ特集

224()19:0020:54

日本テレビ「世界を変えた20人のアーティスト」にて

ザ・ビートルズが特集されます🍏

是非ご覧ください!

https://ntv.co.jp/colorful/music/


司 会 黒柳徹子、小泉孝太郎

ゲスト 武田真一、森崎ウィン、ファーストサマーウイカ、peco

出演アーティスト 岡本知高、Cocco、後藤真希、s**t kingz、東方神起、美輪明宏

特 集 ビートルズ、MISIABTSGLAY、中森明菜、Official髭男dism

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2024年02月21日

ロジャー・ウォーターズ、U2ボノを批判する

「難しい問題に直面した時、私の母親が言っていたのは、まずすべきことは読むことだということだった。読んで、読んで、読むというね。それで、次は簡単だよ。正しいことをするんだ」ロジャー・ウォーターズ

https://l.smartnews.com/TH3Vv


ロジャー・ウォーターズ

194396日生まれ。英国ケンブリッジ出身。英国を代表するプログレッシヴ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの頭脳とも呼ばれ、ソングライター、ベーシストとしてだけでなく、数々の名盤アルバムのコンセプトを創造。1967年ピンク・フロイドで、デビュー。『狂気』『炎〜あなたがここにいてほしい〜』『ザ・ウォール』他、歴史的名盤の数々を発表した。ロジャーのソロのスタジオ・アルバムは1984年『ヒッチハイクの賛否両論』、1987年『Radio KAOS』、1992年『死滅遊戯』があり、今回の新作は25年振りのものとなる。ソロ・ツアーとしては2006年「The Dark Side of the Moon Live」、2012年「The Wall Live」と大規模ツアー敢行し、興行収入で史上最も成功したツアーの一つとなった。2023 This Is Not A Drillツアーを敢行中。

posted by koinu at 09:15| 東京 🌁| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月20日

AJICO 鍵盤とサウンド・プロデュースに鈴木正人を加え再始動。

UA(Vo)、浅井健一(Gt、Vo)、TOKIE(Ba)、椎野恭一(Dr)。この4人で2000年に結成され、約1年間を駆け抜けて活動を止めたAJICOは、鍵盤とサウンド・プロデュースに鈴木正人を加えて2021年に再始動。EP『接続』のリリースと「Tour 接続」、それにフジロックなどのフェス出演で、時を超えて鮮やかに再生したことを印象付けた。コロナ禍真っ只中という厳しい時期ではあったが、メンバー全員がAJICOをより良いバンドにすべく結束して、その唯一無二のライブからさらに、この先を見据えているようにも感じる。
そして「Tour 接続」のファイナルから2年と数カ月、昨年11月にAJICOは全国ツアー『アジコの元型』の開催を発表。
ツアーに先駆けて3月13日にリリースが決まっている全6曲の新EP『ラヴの元型』。そのレコーディングを1月15日の週に終えてミックスダウンが行なわれている最中にUAと浅井健一に話を聞いたインタビュー。
UA(Vo)、浅井健一(Gt, Vo)、TOKIE(Ba)、椎野恭一(Dr)
AJICOは「楽しいから続けたい」
―2023年もSHERBETS結成25周年ということで、ライブとリリースをものすごいスピードで重ねていって。
浅井:うん。そうですね。
―UAさんも2022年に引き続き、新しいバンドでライブをたくさんされていました。
UA:ありがとうございます。すごい嬉しいです。成長を諦めないバンドなので。
―SHERBETSとUAさんの2マンもありました。それぞれのバンドで共演する機会は、今まで意外となかったですよね。
UA:1回もなかったんじゃないかな。
浅井:ずっと前にブランキーとミッシェルとUAで、大阪の港のほうのでかいところでやって以来じゃないかな。あのときは盛り上がったね(1999年8月15日、大阪南港で開催されたイベント「RHYTHM TERMINAL」)。
UA:ああ、あったね。あのときの私はルースターズのチームがバックをやってくれて、ロック色も強かったときだったから。
―去年の2マンはやってみてどうでした?
浅井:単純にすごい楽しかったですね。
UA:自分たちはジャンルの違いとか、そういうのまったく関係ないんですけど、「お客さんはどう受け止めるのかな?」って思っていたんですよ。でもみんなえらい楽しそうだったから「なんだ、いいんだ」って。
―どっちも好きという人が意外と多かったようで、すごくいい雰囲気でしたよね。
UA:そうですね。だから楽しかったです。
―で、AJICOをまた始めようという話には、いつなったんですか?
浅井:さっきの取材で判明したんですけど、ちょうど1年前くらいに代々木の蕎麦屋で会議がありまして。そのときに「やろうか」って話になった。ってことをさっき思い出しました。
―2023年はそれぞれの活動をやれるところまでやって、じゃあ次はAJICOだねと。
浅井:そういうことなんでしょうね。
UA:タイミングって大事だよね。私がずっと日本にいるなら、もっとリラックスした感じでやりたいときにやろうってできるかもしれないけど、ずっと日本にいるわけじゃないから(現在はカナダに移住)、前もって決めていかないと動けないんですよ。
2000年〜2001年にかけてのAJICOを仮に「AJICO1」、2021年に再始動したAJICOを「AJICO2」と呼ぶとすると、今回はどうでしょう。僕は今回のEPの音を聴いて「AJICO3」というよりも「AJICO2」の続きという印象を持ったんですが。
UA:そうですね。「2」はクローズしていないので。2021年の夏に東京でツアーを終えたんですけど、ちょうどチャーリー・ワッツが亡くなったときだったんです。で、一緒に車に乗っていて、いつかは自分たちもフィジカル的にできなくなるときが必ず来るわけだけど、できるうちはやりたいよねって話が出た、ってことを覚えていて。せっかくこうやってお客さんに喜んでもらえているんだから、やめるという選択はまったくないよねって話をした。だから恒久的に続くってことだと自分は思っているんです。そう、だからAJICO2の続き。2のまま。
―2021年のツアーをやりながら、これで終わりというわけではないなと感じていた。
浅井:そうですね。大事なのは、ライブが楽しいと感じられることなので。それが自分のなかにあったから。楽しいライブは続けたいんで。
―2000年〜2001年に活動したときは、ふたりでよく喧嘩もして、ツアーが終ると同時にバンドも終わったと、どこかのインタビューで読んだ記憶があります。
UA:若かったからねえ。呑みすぎっていうのもあったかもしれない(笑)。
―それに対して、2021年のツアーは、より互いが互いを尊重しながら心底楽しんでやっているように感じられたんですよ。
浅井:(鈴木)正人くんが入ったでしょ。それがでかい。正人くんが入ったことでサウンドも広がったし、ライブをやっていて楽しいんだよね。あとまあ自分の成長もあるだろうし。そういういろんなことが重なって。それと、お客さんも楽しそうでね。それもでかいかな。
UA:ファンのみんなはベンジーの歌が好きで、歌詞の世界観にぞっこんでっていうのをわかった上で言うと、本来浅井さんという人はギターを弾くことが何より好きなんだと思うんです。歌うことも好きだろうけど、それ以上にギターを弾くことが大好きで。そのときに鍵盤がいるのといないのとじゃギターの広がりが全然違うっていうのはあるんじゃないですかね。だから鈴木くんが入ったことですごく楽しくなったんだと思う。
浅井:キーボードがいると、やれることが広がるからね。ギターでコードをキープしなくてもいいとか、そういうのもあって。
UA:鈴木くんはああいう人だから、より引き出す感じで弾いてくれる。だから本当に正解でしたね、彼がサポートで入ってくれたのは。
―何しろメンバー全員がAJICOをもっといいバンドにしようと考えながらやっていることが、2021年のライブを観ていて強く伝わってきたんです。
UA:20数年前のときは、4人でやることがそこまで貴重なことなんだと気付いていなかった。やっぱり時を経たから、こうしてまた集まれるのは貴重なことなんだって思うようになったというか。みんなが年をとって、いろんな経験をしたからこそ、気づけたことなんでしょうね。
―今回またAJICOで動き始めるってなったときは、どんな気持ちでした? 純粋に「ああ、また楽しいことが始まる!」というふうにワクワクする感じだったのか、それとも「気合い入れなきゃ」みたいな感じだったのか。
浅井:みんなに求められている感じがあったから、やりたいと思った。もちろんツアーを発表する前からやることは決まっていたわけだけど、発表したらすごくいい反応がたくさんあったから、それで余計喜びがプラスされたって感じでしたね。
UA:私は前回のリユニオンのとき、本当に覚悟を決めて、気合い入れて取り組んだ覚えがあって。今回はやるってなったときに、もう少しラクな気持ちで……というかこう、日常の延長みたいな気持ちで取り組もうと、自分で決めました。
―気負わずやろうと。
UA:そう、気負わないようにしようと自分で決めたって感じ。そのほうがよくなる……というか、気合いを入れても入れなくても実は結果は変わらないんじゃないかと思ったから。
―気合いを入れることが必ずしもいい結果に繋がるとは限らないと。
UA:そうそう。
浅井:あんまりチカラ入らんほうがいいよね、なんでも。
―力まずにやるのがいい。
浅井:じっくりやるって感じかな。そのほうがいいっていうのは、最近気づいたんだけどね。
UA:特別なことをしているというのはわかっているし、それは前提としてあるんです。ただ、そこに対して自分が気負わないようにするのがいいんじゃないかと思っている。だからそうできたし。「AJICO2」が始まるときとは全然違った。
鈴木正人と荒木正比呂がもたらした変化
―では、そのように取り組んで録音し終えたEPの話を。レコーディングを先週(1月15日の週)終えて、いまはミックスダウンの最中なんですよね。
UA:そうです。
―今回もミックスは奥田泰次さんが?
UA:はい。奥田くんは今回、録りも見てくれて。前回は体調不良で録りは別の方だったんですけど、今回は録音からミックスダウンまで通して見てくれているので、仕上がりがすごい楽しみ。奥田くんの力はかなり大きいんですよ。
―録り終えての手応えは、いかがですか?
浅井:すごくいいと思う。まあここからどうなるか。
UA:やれる限りはやったし、あれ以上なんも出ませんって感じはあるよね。といっても練りに練ったみたいなことではないけど。”元型”ってタイトルを付けた通り、あんまり意図しないでやろうと思っていたので。
―ツアータイトルの『アジコの元型』がそのままEPのタイトルに?
UA:『ラヴの元型』。リード曲をそのまま表題にしました。
―今回、レコーディングはどのくらいかけてやられたんですか?
UA:とっても短くて、昨年中に数日、今年に入ってまた数日。全部で2週間もかかってないんじゃないかな。
浅井:1週間くらいじゃない?
―そんなに短期間で! それはプリプロまでやってからの作業としてですか?
UA:前回の『接続』まではセッションとかプリプロもやってからの録りだったんですけど、あれでだいたい筋が見えたので。今回は曲にもよりますけど、ベンジーのデモがあって、それをアレンジャーに聴いてもらって、この音はいるとかいらないとか話しながらデモをある程度の形にしていって、そこでトッキー(TOKIE)と椎野さんにシェアして、っていう感じでした。

―浅井さんは、作った曲のなかから、これはAJICO向きだなというものを選んで出すわけですか?
浅井:うん。あと、作っていて気がついたり。「ラヴの元型」はなんかのためとかじゃなく作っていて、途中で「これ、UAが歌ったら絶対かっこいいな」と気がついたんで、AJICO用にしましたね。
―『接続』を作ったときと今回とで、気持ちの持っていき方や作り方に関して決定的に違ったところはありました?
浅井:『接続』のときはオレ、歌わんかったじゃん。コーラスだけで。今回は2曲、歌詞も自分で書いたやつを歌ってるんで、そこが一番違う。UAの世界とオレの世界が混ざってるんで、より楽しめるものになってるんじゃないかと思うけどね。
―初めからそういうふうにしようと?
浅井:そうだね。「キティ」は自分で歌おうと思ってたかな。UAの声とのミックスでちょうどいいだろうなと思ってた。「あったかいね」は12月に突然できた曲で、ああいう、優しいというか、ちょっとフワッとした世界があったほうがいいなと思って、急遽入れることにしました。
―全体のバランスを考えてということですか?
浅井:そうだね。バランス、考えました。
―UAさんはどうですか?
UA:さっきの話と重複しますけど、気合いを入れない、気負わない、あんまり用意をしない、練らない、っていうことは最初から決めていて。作詞にしても、ギリギリまで吟味するようなことはやめようと。そういうふうにしたことがサウンドにどう影響したかは、今の段階では測れないですけど、意識としてはとにかくそれがあったかな。
―そういう意識を持って臨んだのは、衝動とか生々しさといったものをより前に出したかったからですか?
UA:う〜ん、そうねえ。まあいくらでも直そうと思えば直せるんだけど、何しろ今回はできるだけ最初のテイクで行きたかったんですよ。あと、UAもAJICOも同じ頃にもう一回やり始めて、どっちもポップへの回帰というのをお題にしてやって。もちろん今回もポップでありたいし、「売れなきゃね」って言葉も浅井さんから引き出せた。で、ポップでありつつ、一回聴いたらしばらく聴かないでいいやっていうものじゃなくて、「今のはなんだったんだろ?!」となってもう一回聴きたくなるようなものにしたいと思っていたから、曲に対する解釈をあまり深めないようにしようと。だから衝動的に書いた言葉をパズルみたいにハメて歌ったりもしたんです。
―ポップという言葉の捉え方は人によって様々でしょうけど、おっしゃる通り、AJICOのポップさは一回聴いて流れていく種類のものではない。必ず引っ掛かりがあるんですよね。で、1回2回では理解しきれなかった歌詞の意味が、数カ月後に突然わかったりすることもあるし、突然景色がはっきり見えてくることもある。
UA:ああ、それは光栄ですね。
―ちなみにサウンドに関して、鈴木さんの加入が大きかったという話がさっきありましたけど、今回は荒木正比呂さん(UAの最新作『Are U Romantic?』やライブバンドに参加、中村佳穂やドレスコーズなどのアレンジ/プロデュースも手がける)がサウンド・プロデュースを担当した曲も入っています。『接続』のときは関与していなかったですよね。
UA:してないです。私はあのときも彼とやることを提案したんですけど、浅井さんがちょっとピンとこなかったみたいで、今回改めて。今回やる前に、UAバンドのメンバーとして紹介はしていたし、なんかのフェスに出た帰りに偶然名古屋駅で浅井さんとばったり会ったりもしたんですよ。そんなことでエピソードも増え、今ならいいんじゃないかなと思って提案したら受け入れてくれて。結果、すごくよかったと私は思っているんです。
浅井:さっき言ってた去年の夏のUAとの対バンのやつがあったでしょ。あのときの打ち上げで意気投合したんだわ。いいやつだなと思って、こういう感じだったら一緒に音楽作れるかもって思った。あのときが大きかった。
―人柄のよさが決め手になった。
浅井:人柄だね。人柄、大事だわ、音楽は。
UA:荒木くんも名古屋の人だったりするし、ブランキーも大好きだったりして。
―ああ、それもあったんですね。
浅井:なんか面白いよ、あの人。UAがブースで一生懸命歌うじゃん。で、彼は卓にいて。UAが歌い終わっても、なんも言わないんだわ。「いいですね」とか「ここはもう一回」とか、なんも言わずに黙っとるもんで、替わりにオレが言っとったけどね。で、「なんか言ったほうがいいよ」って言って。そうしたら少しは言うようになったけど(笑)。
―荒木さんはサウンド・プロデュースだけでなく、鍵盤も?
UA:彼がプロデュースした曲で、ちょっと鍵盤を入れてくれています。
―そうして荒木さんが参加したことも、変化という意味で大きかったんでしょうね。
浅井:そうだね。正人くんと荒木くん、センスが違うからね。荒木くんのセンス、すごくいいと思うよ。
―新しい色を加えてくれる感じですか。
浅井:うん。オレの知らん世界のところで、ずっと悩んでいたりするから。なんか嬉しいじゃん。オレからしたら全然わかんないけど、まあ何かがきっとよくなっているんだろうなと思って。
―今回のを聴いて、『接続』から引き続きポップであることと同時に、聴いている自分の日常に繋がっている音楽だなとも感じたんです。例えば1stアルバム『深緑』は、その世界に没入しないと見えてこない世界があった気がしていて……。
浅井:あれとは全然違うよね。
UA:あれはまあ、サイケっていうかね。
―そう。でも今作は自分の日常にも馴染む感覚があるというか。
UA:それは、完全にポップをやろうと決めて作っているから。『深緑』のときは、ポップをやろうなんて微塵も思ってないですからね。ただ、やる。ただAJICOというバンドをやるってだけで、目標とかテーマとかは何もなかったから。言葉の選び方も当然違ってきます。まあ、年をとったので当たり前ですけどね。今は聴いてくれる人のことをめちゃめちゃ意識して言葉を選んでいるんですよ、私は。かといって、わかりやすいJ-POPみたいなものにはまったく興味がないので、そういうものとは違いますけど。
―『深緑』はやっぱりギターロックだったと思うけど、今はもうロックかどうかということさえどっちでもいいというか。
UA:うん。ジャンルはね。私は今回、すごい好きな作品になるなと思った。もちろんほかのも好きですけど、思い込みすぎてやった通りにはならなかったこともあるわけです。今回は意図しないようにしたから、全部をすごく素直に受け入れることができている。やり方として本当に間違っていなかったなって思えて。
―浅井さんはどうです?
浅井:あんまり複雑なことはわかんないんだけど、かっこよければいいんだわ。かっこよけりゃいい。そんだけ。もう一回聴きたいなって思ってもらえるものになっていればいい。聴いた人がときめくような、そういう音が入っていればバッチリ。
―今回、まさしくそうなってますね。聴いていて、ときめく感覚が確かにある。
浅井:それを目指してやっているから。やっぱり、ときめきがないと。車でも女の子でもなんでもそうでしょ。それが全て。
『ラヴの元型』全曲解説
―(この取材時点で)曲順はまだ決まっていないんですよね?
浅井:うん。オレは「ラヴの元型」が1曲目がいいかなと。で、「あったかいね」がきて……(※)。まあ、UAが決めてくれるでしょう。
UA:私も「ラヴの元型」が1曲目がいいと思いますけど、でもあんまりこだわってない。今回は特に、自分の思い入れを込めないようにしようと意識しているから。普段は思い入れがありすぎちゃって、いろいろ大変なわけ(笑)。最近はだから、誰かに決めてもらうほうがいいなと思っていて、奥田くんとかに「やってみて」って言ってるんですけど。
浅井:そのほうがいいわ。
※2月9日に発表された実際の曲順も、1曲目が「ラヴの元型」で2曲目が「あったかいね」となった
『ラヴの元型』通常盤
―では、各楽曲の話を。とりあえず事前にお送りいただいたフォルダの収録順で訊いていきますけど、まずスローの「8分前の太陽光線」(※EPの6曲目)。リリックがUAさんで、曲が浅井さん。サウンド・プロデュースが鈴木さんです。
浅井:その曲はオレが初めに持っていった形とまったく変わった。まあ、正人くんを信じて、その方向でいいかなって判断なんだけど。初めはベースラインとギターの絡みが自分としては大事だったんです。でもやっていくうちにまずベースラインがなくなって。そうやって変化していくことが、プロデューサーに頼むことの意味なのかなって捉えたので、そのまま突き進んだんだけど。最終的にどういう形になるのか、オレも楽しみです。
―”じゃあね じゃあね 振り返らず おやすみなさい”という歌詞が耳に残りますが、あれって……。
UA:死ぬときのことです。
―死について考えることがあったんですか?
UA:仮歌でたまたま歌っていた言葉が「じゃあね」に聞こえて、「じゃあね」ってシンプルでいいなと思って、そこから広がっちゃったんです。で、何が「じゃあね」なのかなって考えて。もちろん私もこういう年ですから、身近な人が亡くなることが実際あるし。自分の場合、生まれたときから父親も祖父母もいなかったから、これまでは突然身近な人がいなくなるようなことがなかったんですけど、一昨年、叔母を亡くしまして。結構きつかったんですけど、でもそれによって、死というものに対して、かえってラクな気持ちになれたんです。いないんだけど、いるということがわかるというか。いなくなってからのほうがもっと、いるようになるということのリアルがわかった。
―浅井さんのメロディに導かれて、そのイメージが歌詞になっていったんですか?
UA:しっかりした構成がなくて、リピートしている曲でしょ。だから映画音楽みたいな感じになるといいのかなって話をして、浅井さんも異論はなさそうだったから、鈴木くんとその感じで進めました。曲に展開がないから、ビジュアルを言葉にするみたいになっていって、なんかサイケっぽい歌詞になって。自分でも「何を言ってるんだ?」って感じなんだけど、臨死体験の本とか読むと、死ぬ間際に全部が見えるって言うじゃないですか。死ぬときってこう、全てがひとつの夢みたいに美しい世界として見えるんだろうなって。そんな感じの視点で書きつつ、あとは自分が好きな言葉を残して、パズルみたいにハメこんだんです。
―「あったかいね」(※EPの2曲目)は浅井さんによる詞曲で、サウンド・プロデュースは荒木さん。”あったかいね 半袖でいいかも”と普段使いの言葉で始まるから、すっと入っていける。さっき僕が言った「日常に繋がっている感覚」というのは、例えばこうしたところから感じたことで。去年のSHERBETSのアルバムを聴いたときにも思ったんですけど、浅井さんはキャリアを重ねるに連れて言葉の選び方がより自然体になっていっているように感じるんですが、どうでしょう。
浅井:要は聴いた人の心が震えるかどうか。オレはそこしか見てないんで。かっこつけた言葉なんかどうでもよくて、聴いた人がときめくかどうか。それが自分にとっては重要。だから普段喋っている言葉で歌うのが、オレは本当だと思っとって。歌うときだけかっこいい言葉を持ってくるようなことは全然やりたくない。で、この曲で言いたいことは、実は最後のほうにあって。
我々人類は大昔から、あらゆる進歩を遂げてきました。化学が進歩して、いっろーんな物が発明されていって、領土の奪い合い、富の奪い合いで数えきれない殺し合いがあり。核が発明され、遺伝子組み換えとかが行われるようになり。雨さえも人工的に降らせたり、AIなんかに歓喜したり。神の領域にまで手をのばしちゃって。そんなの絶対にだめでしょって、科学者とか絶対にわかってるくせに踏みとどまるなんてこと、できないでしょう絶対に。いつか必ずしっぺ返しがくる。
そんな世界で日々生きていて、ふと思ったこと。ただ焚き火の周りなんかでみんなで踊って楽しく過ごす、年に2回ぐらいで良いからさ。酒でも飲んで、みんなが笑顔で、自由に誇らしげに恥ずかしさも忘れて気楽に騒ぐ。それで十分なんじゃないの? 欲望の最終地点はって思ってね。そこに立ち返ろうよ、ってこと。人間はもう。それ以上のところに行こうなんてしなくていいじゃんって、せめてこの歌が鳴っているほんの数分の間だけでもそんな世界に行ってみようぜ。っていうこと。そんなことが言いたいんです。
―”焚き火囲み 踊るのさ それを天に 見せなくちゃ”と歌われていますが、「天」というのは「天国」という意味も含まれていたりします?
浅井:天国ではないね。要するに神様みたいなもの。昔の人は空に向かって、ナスカの地上絵を描いたり、ピラミッドを作ったりしたわけじゃん。天に何かを感じていたんだよね。人間ってそういうものなんじゃないの? 火を囲んで、みんなでフォークダンスとかした日にゃ、それは最高な気分だろうから、そういう最高を天に見せようぜって。そんな感じかな。
―「キティ」(※EPの5曲目)も浅井さんが詞曲を書いたもので、サウンド・プロデュースは鈴木さんです。
浅井:オレだったら、ここでランチを作ってみんなに配りたいなとか思いながら書いていて、最終的に、”あ、それをオレの新しい夢にしよう”って思って、言葉がポンと出てきた。そのときに、これで曲としてまとまるなと。「あったかいね」と同じで、そういうのは偶然出てくるものなんだ。書いているときは、こういうことを言いたいとか自分でわかってないし、こういうふうに感動させるためにこういう順序で書こうだなんてまったく考えてない。そんな才能も持ってないし。宮崎駿も言っとったけど、「こういうものを作ろう」と思いながら作るなんて、嘘っぽいんだよね。たまたまできちゃった、っていうのがオレは本当だと思う。
―そうなんでしょうね。頭で歌われる「飼ってる仔猫」というのは……。
浅井:それは子供のときに拾ってきた猫の記憶だね。
ーちなみにその猫の名前は?
浅井:チーヤ。
―そうした日常の風景と夢とが合わさってひとつになる感じがとてもいいなと思いました。
浅井:うん。なんかいい感じになったなって。それはあとで気づくんだけど。これもデモとはちょっと違う世界になっていった曲なんだ。
―「ラヴの元型」はリード曲で(※EPの1曲目)、リリックがUAさん、曲が浅井さん、サウンド・プロデュースが荒木さん。80年代あたりのディスコ・ロックっぽい曲ですね。
UA:そうなんです。もともと浅井さんが仮タイトルで「ディスコ」って付けていて。テンポはもっと遅くて、もっとグルーヴがある感じだったんです。錚々たるロックバンドがディスコに流れた時代があったでしょ? あの感じがクールだと思って、実は前回の作品で私がやりたかったジャンルなんですよ。でも前回は結局やれなくて。そうしたら浅井さんからこういう曲が出てきて、仮タイトルも「ディスコ」になっているし、キター!って思って。これは荒木くんにやってもらうのがいいなと。で、やっていくうちにテンポを上げちゃって、ロック色も強めたんですけど。
浅井:もともとは、それこそディスコだったからね。でも気に入っとるよ、荒木くんがやったこの感じを。さすが、展開がよく考えられてるなって。次から次に新しいものが出てくる。
―初めからダンサブルな曲を作ろうと?
浅井:100パーセントそうだね。
―ど頭のギターリフもかっこいいですね。あの歪んだ感じがまた。
浅井:あれは、初めはああじゃなかったんだけど、荒木くんがこうやって弾いてみてって言うから弾いてみた(笑)。
UA:今回はローファイにするというのが各曲のテーマとしてあったんです。ツヤツヤのいい音は違うかなと。ローファイで、ドラムもドライにして、っていうのがみんなの今の好みとしてあったので。
―歌詞では、この時代のやばさをいろんな角度から言及しています。
UA:まあロックなんで、言ったろと思って(笑)。この曲はディスコで大人が躍っているんだけど、言ってることはシリアスじゃん!っていうのがいいと思ったんです。酔っ払って踊っているのを冷めさせるみたいな。
―最後には”野生ならではの不安は ラヴの元型”と歌われるわけですが、この「ラヴの元型」という言葉にはどういった思いを?
UA:不安を感じるのを恐れるな、ということです。ラヴという言葉には母性的なイメージがあるかもしれないけど、不安を感じることも哀しみも怒りも、実は愛がもとにあるからそうなることで。このご時世、いろいろ不安になることだらけでしょ。でも、左脳で考えたややこしい不安と違って、人間が動物に近かった頃、いつ襲われるかわからないから夜も火を消せないといったような不安は、もともとあるものじゃないですか。そういう意味では、不安を持つことはなんらおかしいことではない。若い子たちは自分たちの未来に不安を持って、それを無理に克服しようとするから余計におかしくなるというところもあると私は思うんです。だから「不安だー!」って叫んでしまってもいいんじゃないかって言いたくて。それはもともと、ラヴの元型としてあるものなんだから、ってことですね。
―すごく強力な曲だし、それこそポップでもあるし、リード曲にも相応しいと思います。
UA:あとから大サビを入れたんですけど、そこに「イザイヤホー」って入れられたことで、すごくポップになったなと思っていて。これはでも、テレビを見ている人たちには向けてない。インターネットでの情報リテラシーがちゃんとある人に聴いてもらいたいです。
「期待を外さない自信はある」
―「言葉は主役にならない」(※EPの3曲目)はリリックがUAさん、曲が浅井さん、サウンド・プロデュースが鈴木さん。6曲のなかで一番”UA節”が出ているように思いました。Aメロからしばらく低いところで歌っていて、「愛の存在〜」というところで転調してバーンと跳躍するところにカタルシスがある。
UA:おおっ。そうですね。ベンジーが「もう一曲できたわ。これ、すごくUAに合いそうだよ」ってくれて。確かに!って思った。ただ「ラヴの元型」が既にあったから、また大きい曲がきたなぁと思って。だから歌詞はギリギリまで自分で待って、前日に書き上げて出した。すごく力のある曲ですよね。
―そう思います。ギターロックにもできたと思うけど、弦が入っていたり電子音が入っていたりで広がりも展開もあるし、モダンな作りだなと。
UA:そうですね。モダン。
浅井:もとはこれ、アコースティック・ギターの曲だったんだけど。
―こういうアレンジにしようというのは、完全に鈴木さんのアイデアで?
浅井:そうだね。
―「微生物」(※EPの4曲目)。これはリリックがUAさん、メロディが浅井さん、サウンド・プロデュースが荒木さん。とても素直で美しいアコースティック・バラードですね。
UA:ね! ギターがすごくキレイですよね、ソロのところとか。
浅井:これと「ラヴの元型」が最初に渡した曲で。
―そうだったんですか。”丁寧なテキストより馬鹿な声を聞きたい”というフレーズが印象に残ったんですけど、ここにはどんな思いが?
UA:今はみんな、声を聞くのを面倒くさがるじゃないですか。長くなるし、書いたほうが合理的だからですけど。でも大事な人だったら、やっぱり声は聞きたいものですよね。それがたとえくだらない話だったとしても、っていう。
―なるほど。そんな6曲からなるEPですが、全体的にサウンド面で影響を受けたとか、制作前によく聴いていたというような音楽はありましたか? 1stアルバムを作った頃はポーティスヘッドを聴いていたという話をどこかで読んだんですが。
UA:ああ、私はブリストル系が大好きで、どちらかというとアメリカよりもUKものをすごく聴いていたから。ポーティスヘッドも大好きでしたけど、それをAJICOに応用するイメージは持っていなかった。むしろ私より浅井さんにあったみたい。で、今回は……私は音楽の言語化が下手なので、好きな音楽を聴かせるということをよくやるんですけど、アンノウン・モータル・オーケストラをみんなにシェアしました。ただ、それをどこまで応用したかは、まあ聴いての通りです。バンドで私がいまクールだなと思うのはそれですね。
―浅井さんは制作前によく聴いていた音楽とかってありました?
浅井:ないね。新しいのとか、聴かないんだわ。作るばっかで、リスナーになれない。リスナーになれない病。まあ、たまには聴くけどね。
―僕は「あったかいね」を聴いたときに、70年代っぽいというか、シカゴの「Saturday in the Park」を想起したんですよ。
浅井:あ、それそれ! そうそう、それはあった。ちょっと似すぎたかなとも思ったけど、メロディが違うからいいかなと思って。
―全然OKでしょう。では今回のEPを聴く人に、こう受け取ってほしいみたいなことはありますか?
浅井:ときめいてもらえたら。
UA:うん。AJICOを好きでいてくれている方々の期待を外さないだろうという自信はあります。と同時に、AJICOを知らない人たちが、先入観なく聴いてくれたらいいなと思う。かなりあると思うんですよ。先入観が(笑)。それを拭えるものになっていたらいいなと。
浅井:あとはライブに来てもらえたら。盛り上がって一緒に踊りたいですね。焚き火の周りで(笑)。
―いいですね。新作はライブ映えしそうな曲ばかりですし。
浅井:うん。「ラヴの元型」はトッキーと椎野さんにかかっとるね。トッキーのあのベース、すげえわ。
―確かに。ちなみに前回のツアーのときはコロナ禍真っ只中だったじゃないですか。
UA:そうでした。声は出しちゃダメ、拍手のみとか、制限がありましたからね。
―今回はもう制限なく、声出して、踊って、好きなように楽しめるわけで。
浅井:うん。踊りたい。踊りの師匠がここにいるんで(笑)。
UA:あははは。そうねぇ。ああいう窮屈なことって、みんなも苦しかったから忘れちゃいたくなることだけど、でもそういう時期があったってことを、あえてしっかり覚えておきたいですよね。今のこれが当たり前じゃないんだよ、今ここにあること、今また集まれることがいかに貴重なのかって、それを思いながらひとつひとつ取り組めたらいいですね。
―本当に窮屈なことや哀しいことばかりが続くこの数年ですが、そんななかでTOKIEさんのご結婚というとびきりハッピーなニュースもありました。
UA:ね! その道を選ぶというのは、本当にステキですよね。
浅井:結婚の道?
UA:うん。自分は子供がいる状態でもう一度結婚して、家族という感覚で今いるから、パートナーシップというところでの結婚というのは本当に尊敬します。お互いが本当に自立していないとできないことだと思うから。私、今回日本に来るまで知らなかったんですよ。お付き合いされているのは知っていたけど、結婚したことはまったく知らなくて、慌ててお祝いを買いに行ったという(笑)。
―まあそんなことも含めて最高のツアーになるでしょうから、楽しみに待ってます。
浅井:うん。オレも楽しみ。ローリングストーンにバリバリ書いてもらって盛り上げていかないと(笑)。
AJICO 『ラヴの元型』
2023年3月13日リリース
通常盤(CDのみ)2,200円(税別)
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Linkall/VICL-65935.html
初回限定盤(CD+DVD)5,400円(税別)
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Linkall/VIZL-2298.html
【CD】 〈収録曲〉
1. ラヴの元型
2. あったかいね
3. 言葉が主役にならない
4. 微生物
5. キティ
6. 8分前の太陽光線
【DVD】※初回限定盤付属
2021年に行われた「AJICO Tour 接続」より中野サンプラザ公演のライブ映像をノーカットで全18曲を収録予定
AJICO Tour「アジコの元型」
2024年3月17日(日)広島県 広島CLUB QUATTRO
2024年3月20日(水・祝)北海道 道新ホール
2024年3月23日(土)宮城県 Rensa
2024年3月30日(土)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)*ソールドアウト
2024年4月6日(土)石川県 金沢EIGHT HALL
2024年4月7日(日)長野県 茅野市民館マルチホール
2024年4月11日(木)鹿児島県 CAPARVO HALL
2024年4月13日(土)福岡県 DRUM LOGOS
2024年4月14日(日)熊本県 熊本B.9 V1
2024年4月20日(土)大阪府 Zepp Namba(OSAKA)
2024年4月21日(日)愛知県 Zepp Nagoya
2024年4月24日(水)東京都 Zepp Shinjuku(TOKYO)*追加公演
チケット購入ページ:
イープラス https://eplus.jp/sf/search?block=true&keyword=AJICO
チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=AJICO
posted by koinu at 19:30| 東京 ☀| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『刑事ダルグリッシュ』2月24日(土)よりBS11で放送スタート

英国ミステリー『刑事ダルグリッシュ』のシーズン1が、224日(土)からBS11にて放送される。


イギリスの女性作家PD・ジェイムズ原作の世界的ベストセラー小説シリーズを、バーティ・カーヴェル主演でドラマ化。イギリス・ロンドン警視庁のエリート刑事アダム・ダルグリッシュが挑む数々の難事件を描いた人気ミステリー。


ロンドン警視庁の犯罪捜査部所属で詩人の顔も併せ持つダルグリッシュは、難事件を次々と解決に導くエリート警部だが、その陰で心に深い悲しみを抱えていた。警部として時には部下に厳しく接するも、捜査では関係者の心に寄り添い、人情味も垣間見せるダルグリッシュは、高い教養、繊細な感性、そして鋭い知性を武器にイギリス各地で起こる数々の難事件を解決していく。そして、ダルグリッシュの過去も徐々に明らかになっていく。


シーズン1では、世界的に権威あるCWA賞(英国推理作家協会賞)でシルバー・ダガー賞を受賞した3つのエピソード、「ナイチンゲールの屍衣」「黒い塔」「死の味」が2部構成(全6話)で描かれる。


【キャスト】

アダム・ダルグリッシュ警部

:バーティ・カーヴェル

マスターソン巡査部長

:ジェレミー・アーヴァイン

ミスキン巡査部長

:カーリス・ピア

監督ジル・ロバートソン ほか

脚本 ヘレン・エドマンソン

製作総指揮 エレイン・パイクとウィロウ・グリルス


『ヨーロッパミステリー 刑事ダルグリッシュ』シーズン放送情報

BS11にて224日(土)より毎週土・日曜日 9591055に放送

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2024年02月19日

マチスのdance

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レイアウトしてみた。
posted by koinu at 11:00| 東京 ☁| 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月18日

藤子・F・不二雄 生誕90周年特別番組 『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』

「僕は、すべてにおいて好きであることを優先させてきました」
好きから生まれた 藤子・F・不二雄の世界へ みなさんをご招待!

藤子・F・不二雄 生誕90周年特別番組
『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』

https://dora-world.com/contents/3276
2
18日(日)あさ1000分〜1100
テレビ朝日系で放送 


ドラえもん、パーマン、エスパー魔美など幅広い世代がアニメを見て育ち、今も愛され続ける藤子・F・不二雄作品の数々。今回は貴重な「パーマン」と「チンプイ」のアニメ映像を特別に放送!

https://fujiko-museum.com/
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」内のFシアターで221()より公開予定のオリジナル短編アニメ最新作の予告映像もお届けします。

posted by koinu at 08:00| 東京 🌁| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワールドロックナウ2月17日NHKFM放送

伊藤政則DJ

【楽曲一覧】

ANGEL

NEWDAD(319秒)

NOSEBLEED

NEWDAD(327秒)

MY OLD SCHOOL METAL HEART

MARVELOUS 3(333秒)

TIME TO LET IT GO

MARVELOUS 3(36秒)

FLOWERS


〈リクエスト〉

MILEY CYRUS(321秒)

MASTERMIND

TAYLOR SWIFT(331秒)

EMOTION SICKNESS

QUEENS OF THE STONE AGE(431秒)

DEEPER WELL

KACEY MUSGRAVES(352秒)

FAR AWAY

LITTLE SIMZ(37秒)

BULLET OF DIGNITY

FAT WHITE FAMILY(259秒)

NEW ORDER T−SHIRT

THE NATIONAL(456秒)

posted by koinu at 00:00| 東京 🌁| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月17日

『ワールドロックナウ』3月30日の放送をもって終了

音楽評論家の渋谷陽一氏がDJするNHK-FM番組『ワールドロックナウ』(毎週土曜 後900)が、330日の放送をもって終了する。

1997年の放送開始から27年で幕を下ろすことになる。

昨年1117日に渋谷さんは病気療養のため入院することを報告。『ワールドロックナウ』のDJは、音楽評論家・伊藤政則さんが代打を務めてきた。

渋谷さんのブログでは「ワールドロックナウは、3/30(土)の放送をもって終了いたします。1997年の番組スタートから27年。長い間番組を愛して応援していただき、ありがとうございました」と感謝を伝えている。

posted by koinu at 15:06| 東京 ☁| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウィークエンドサンシャイン2024年2月17日放送

ピーターバラカン解説

(曲名 / アーティスト名 // アルバム名)

  1. Ghetto Child / The Spinners // The Best Of Spinners

  2. Future Days / CAN // The Singles

  3. Rhapsody in Blue(grass) / Bela Fleck // Rhapsody In Blue

  4. Jet - Rough Mix / Paul McCartney & Wings // Band On The Run

  5. Jet / Paul McCartney & Wings // Band On The Run

  6. Picasso’s Last Words (Drink To Me) - Rough Mix / Paul McCartney & Wings // Band On The Run

  7. Let Me Roll It - Rough Mix / Paul McCartney & Wings // Band On The Run

  8. Columbus & 89th / Sarah Jarosz // Polaroid Lovers

  9. Take The High Road / Sarah Jarosz // Polaroid Lovers

  10. You Can’t Go Home Again / Sarah Jarosz // More Than A Whisper: Celebrating The Music Of Nanci Griffith

  11. The Only Ghost / John Leventhal // Rumble Strip

  12. Rumble Strip / John Leventhal // Rumble Strip

  13. That's All I Know About Arkansas / John Leventhal // Rumble Strip

  14. You Can Never Hold Back Spring / Tom Waits // Orphans

  15. Snowbird / Rumer // Snowbird

  16. God Herself / Madison McFerrin // I Hope You Can Forgive Me

  17. (Please Don't) Leave Me Now / Madison McFerrin // I Hope You Can Forgive Me

posted by koinu at 10:12| 東京 ☁| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月15日

■『スタニスラフ・ブーニン〜天才ピアニスト 10年の空白を越えて〜 特別編』 NHK BSプレミアム4K 2024年2月17日(土)午後1:00 ~ 午後2:30 (1時間30分)

世界最高峰のピアニストとして日本でも圧倒的な人気を誇るピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。再起不能かと思われた大ケガを乗り越え、10年ぶりに本格ツアーを再開。完全復活を果たすまで2年間の格闘に密着した。1月にNHK総合で放送された『スタニスラフ・ブーニン 10年の空白を越えて〜天才ピアニスト 復活までの軌跡〜』(45分版)の特別編(1時間30分)がNHK BSプレミアム4K/NHK BSで2月17日(土)に放送されます。

■『スタニスラフ・ブーニン〜天才ピアニスト 10年の空白を越えて〜 特別編』
NHK BSプレミアム4K 2024年2月17日(土)午後1:00 ~ 午後2:30 (1時間30分)
NHK BS 2024年2月17日(土)午後10:30 ~ 午前0:00 (1時間30分)

※45分版:NHK総合 2024年1月1日

19歳でショパンコンクールを制した天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニン、57歳。2013年左肩の故障で演奏活動を中断。しかも、復帰を目指していた矢先に転倒、左足首の一部を切断する大ケガを負った。復帰は厳しいと思われたが「それでも私はピアノを弾きたい」と懸命にリハビリを続け、2022年復帰。そして翌年、得意のショパンを演目に入れ、10年ぶりの本格ツアーを再開。復活までの格闘の様子を2年間密着した。

【出演】ピアニスト…スタニスラフ・ブーニン,亀井聖矢,ジャン・マルク・ルイサダ,反田恭平,小山実稚恵,【語り】森田美由紀

番組ページ
https://www.nhk.jp/p/ts/581332RQ53/
posted by koinu at 15:00| 東京 ☁| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■『シネマ4K「イエスタデイ」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>』 NHK BSプレミアム4K 2024年2月17日(土)午後4時00分〜 午後5時57分

ある日、目が覚めると、自分以外は誰もビートルズを知らない世界になっていた。売れないミュージシャンだった主人公はビートルズの曲を自作曲として発表し一躍人気者になるが…。映画『イエスタデイ』がNHK BSプレミアム4Kで2月17日(土)放送。

■『シネマ4K「イエスタデイ」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>』
NHK BSプレミアム4K 2024年2月17日(土)午後4時00分〜 午後5時57分

イギリスの海辺の町で暮らすミュージシャンのジャックは、マネージャーで親友のエリーに支えられてきたが、全く売れずに夢を諦めかけていた。そんな時、大停電が発生、ジャックは事故に遭って意識を失ってしまう。目覚めると、自分以外は誰もビートルズを知らない世界になっていた。ジャックはビートルズの曲を自作曲として発表し一躍人気者になるが…。エド・シーランも出演、珠玉の名曲にのせて描くロマンチック・コメディー。

【製作】ティム・ビーバン、エリック・フェルナー、マシュー・ジェームズ・ウィルキンソン、バーナード・ベリュー
【製作・監督】ダニー・ボイル
【製作・原案・脚本】リチャード・カーティス
【原案】ジャック・バース
【撮影】クリストファー・ロス
【音楽】ダニエル・ペンバートン
【出演】ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン、エド・シーラン ほか
製作国:イギリス
製作年:2019
原題:YESTERDAY

番組ページ
https://www4.nhk.or.jp/P5484/
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NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン趣里さんが10日クランクアップ

NHKの大河と朝ドラの主演は、その後の俳優人生を大きく左右しますからね」キー局プロデューサー 

330日まで放送のNHK朝ドラ「ブギウギ」でヒロインの福来スズ子を演じる趣里(33)さんが10日にクランクアップした。

「朝ドラの放送自体は半年ですが、準備などを含めると1年がかり。主演のプレッシャーは半端ないですし、クランクアップする頃には肉体的にも精神的にもヘトヘトです。ただ『ブギウギ』は世帯視聴率16%以上をほぼキープして数字的にも安定していますし、何より、苦労人だけど明るく前向きという万人ウケするスズ子を演じた趣里さんの好感度は爆上がり。今後はオファーも続々ですよ」(前出の在京キー局プロデューサー)


もう“2世タレントという色眼鏡で見られることはない。「演技力に関しては父・水谷豊さんも母・伊藤蘭さんを超えた」

次作が楽しみな女優さんです。

posted by koinu at 13:00| 東京 ☀| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする