NHKFM土曜日7時20分から放送
ピーター・バラカン解説
La Guacamaya / Cuarteto Coculense // The Very First Mariachi Recordings
St. Louis Blues / Handy’s Memphis Blues Band // Lost Sounds - Blacks And The Birth Of The Recording Industry 1891-1922
Sugar Foot Stomp / Fletcher Henderson // Ken Burns Jazz
Don’t Let Nobody Turn You Around / Fairfield Four // Testify - The Gospel Box
Sherry / The Four Seasons // Edizione D’Oro
Wang Dang Doodle / Koko Taylor // My Chess Box
What the World Needs Now Is Love / Jackie DeShannon // The Look Of Love - The Burt Bacharach Collection
Ode to Billie Joe / Bobbie Gentry // Capitol Records 1960-1969
Déjà Vu / Crosby, Stills, Nash and Young // Déjà Vu
Imagine / John Lennon // Power To The People - The Hits
Sweet Dreams (Are Made of This) / Eurythmics // Greatest Hits
Every Breath You Take / The Police // Every Breath You Take: The Classics
In My Girlish Days / Martha Velez // Fiends And Angels
Hocus Pocus / Focus // single
Pop Muzik / M // Pop Muzik
I Wanna Be Sedated / Ramones // Road To Ruin
Uh-Oh, Love Comes To Town / Talking Heads // Talking Heads ’77
Kid / Pretenders // Pretenders
Wordy Rappinghood / Tom Tom Club // single
Help Me Somebody / Brian Eno - David Byrne // My Life In The Bush Of Ghosts
2023年04月29日
ウィークエンド・サンシャイン2023年4月29日放送
特集「追伸:ありがとう坂本龍一さん」大貫妙子”が放送
『Police Deranged For Orchestra』スチワート・コープランド
ポリスの名曲を複数のシンガーとフルオーケストラと共に演奏するコンサート・シリーズ『Police Deranged For Orchestra』を行っているスチワート・コープランド。
新たにポリスの名曲をオーケストラ・アレンジした同名のアルバム『Police Deranged For Orchestra』を6月23日にリリース。
アルバムトレーラー映像が公開された。
「この作品は、ポリスの栄光の時代に撮影されたバンドのスーパー8映像から作った映画のスコアを制作しているときに始まった。映画は音楽に対して気まぐれな要求をするので、映画のシーンに合わせて曲を切り分けなければならかったんだけど、一度メスを入れたら、ポリスの音楽から全く新しいインスピレーションを得ることができた。僕たちのオリジナル・レコーディングやライヴのマルチトラックを調べてみると、失われたギターソロやベースライン、ヴォーカルの即興演奏など、目立たないままにしておくには、あまりにもクールなものも出てきた。
この発見があったからこそ、今回のパフォーマンスが実現した。スティングの曲、アンディの発明、そして僕のやったこと。オーケストラや個性的な世界中のミュージシャンと一緒に、新旧の観客のために最も愛されているポリスのヒット曲をアレンジして、ワイルドな旅に出かけよう」スチワート・コープランド
「Every Breath You Take(邦題:見つめていたい)」のミュージックビデオ
『見つめていたい』歌詞意味
元々は天使、親、もしくは親切な人々が、相手を思って見守っている、という意味だと思われてきた。また、恋人(別れた恋人)のことを見守っていたい、というラブソングだと解釈されることも多い。
しかし実際の英語歌詞の内容は『悪意を持って監視している人間』を扱っている。モデルとなっているのは、スティングとフランシス・トメルティとの結婚生活の崩壊である。【Wiki】
2023年04月28日
リトル・フィート初期アルバム最新リマスター・デラックス・エディション
リトル・フィートのアルバム『セイリン・シューズ』と『ディキシー・チキン』が、最新リマスター音源に未発表デモなどを追加したデラックス・エディション発売。
デラックス・エディションは、海外では6月23日にリリース。未発表デモ音源2曲「セイリン・シューズ(デモ)」と「ディキシー・チキン(オルタネイト・ヴァージョン)」も公開された。
1972年発表の『セイリン・シューズ』は、結成時のオリジナル・メンバー4人で制作。デラックス・エディションには未発表となっていた1971年8月28日のロサンゼルスのパラディウムで開催された公演時のライブ・レコーディング音源も収録。このライブ・セットは、バンドのオリジナル・ラインアップによる、現存する唯一のマルチ・トラック録音。
『ディキシー・チキン』は、1973年に発表されたバンドの3枚目の作品。新たなメンバー、ギターのポール・バレール、パーカッショニストのサム・クレイトン、そしてエストラーダの後任として参加したベーシスト、ケニー・グラッドニー3名のメンバーを迎えて、ニュー・オリンズ・スタイルのファンクへとサウンドを昇華させている。
未発表のライブ音源は、1973年3月1日にボストンのポールズ・モールでの公演の録音。
■『セイリン・シューズ(デラックス・エディション)』
【CD 1】
1.イージー・トゥ・スリップ
2.コールド・コールド・コールド
3.トラブル
4.トライプ・フェイス・ブギー
5.ウィリン
6.アポリティカル・ブルース
7.セイリン・シューズ
8.ティーンエイジ・ナーヴァス・ブレイクダウン
9.ガット・ノー・シャドウ
10.キャット・フィーヴァー
11.テキサス・ローズ・カフェ
【CD 2】
1.セイリン・シューズ(デモ)
2.イージー・トゥ・フォール(イージー・トゥ・スリップ)(デモ・フォー・ドゥービー・ブラザーズ)
3.テキサス・ローズ・カフェ(デモ・フォー・ドゥービー・ブラザーズ)
4.コールド・コールド・コールド(オルタネイト・ヴァージョン)
5.ロト/トーン
6.アポリティカル・ブルース(オルタネイト・ヴァージョン)
7.ブギー:トライプ・フェイス・ブギー
8.トラブル(オルタネイト・ヴァージョン)
9.ドリヴィル
10.ウィリン(オルタネイト・ヴァージョン)
11. イージー・トゥ・スリップ(モノ・シングル・ヴァージョン)Thank You! I’ll Eat It Here: Live At The Palladium, Los Angeles, CA (8/28/71)
12.トライプ・フェイス・ブギー(ライブ)
13.ハンバーガー・ミッドナイト(ライブ)
14.キャット・フィーヴァー(ライブ)
15.ウィリン(ライブ)
16.ストロベリー・フラッツ(ライブ)
17.ガット・ノー・シャドウ(ライブ)
18.テキサス・ローズ・カフェ(ライブ)
19.スネークス・オン・エヴリシング(ライブ)
20.ホット・ロッド(ライブ)
21.ティーンエイジ・ナーヴァス・ブレイクダウン(ライブ)
*未発表曲
■『ディキシー・チキン(デラックス・エディション)』
1.ディキシー・チキン
2.トゥー・トレインズ
3.ロール・エム・イージー
4.オン・ユア・ウェイ・ダウン
5.キス・イット・オフ
6.フール・ユアセルフ
7.ウォーキン・オール・ナイト
8.ファット・マン・イン・ザ・バスタブ
9.ジュリエット
10.ラファイエット・レイルロード
【CD 2】
1.トゥー・トレインズ(デモ)
2.ファット・マン・イン・ザ・バスタブ(デモ)
3.ウォーキン・オール・ナイト(オルタネイト・ヴァージョン)
4.ロール・エム・イージー(オルタネイト・ヴァージョン)
5.オン・ユア・ウェイ・ダウン(オルタネイト・ヴァージョン)
6.エルドラド・スリム
7.ジュリエット(オルタネイト・ヴァージョン)
8.ハイ・ローラー(エース・イン・ザ・ホール)
9.ディキシー・チキン(オルタネイト・ヴァージョン)Icepick Eldorado: Live At Paul’s Mall, Boston, MA (4/1/73)
10.トゥー・トレインズ(ライブ)
11.ガット・ノー・シャドウ(ライブ)
12.オン・ユア・ウェイ・ダウン(ライブ)
13.ウォーキン・オール・ナイト(ライブ)
14.ファット・マン・イン・ザ・バスタブ(ライブ)
15.ウィリン(ライブ)
16.アポリティカル・ブルース(ライブ)
*未発表曲
2023年04月27日
『われら』エヴゲーニイ・ザミャーチン
『われら』エヴゲーニイ・ザミャーチン
<あらすじ>
主人公であるD503号は、数学の専門家として「単一国」が建造中の宇宙船「インテグラル号」の計画に関わってた。その国では国民は名前ではなく番号で呼ばれ、その行動も「時間律令板」によって定められていて、「個人の自由」は存在していない。「個人時間」というわずかの自由時間だけが例外で、家は外から丸見えになるよう作られていた。
食料に困ることはないが、石油から作られた人工食品によって彼らは養われて、SEXについても個人個人が政府の管理のもとにおかれている。
「要点を言おう。古代の或る賢人が、もちろんまぐれ当たりだろうが、うまいことを言った。『愛と飢えが世界を支配する』というのである。従って、世界をわがものににしたいならば、人間はその両支配者を支配しなければならない。」
(石油食品と性の統制による支配体制の完成についての言葉)
D503号はそんな管理された社会をユートピアと信じる模範的な国民だった。
「それから自問自答した。なぜ美しいのだろう。この踊りがなぜ美しいのか。それが非自由の運動であり、そもそも踊りに秘められた深い意味とは、美学的な面での絶対服従と完璧な非自由にほかならないのであるから。」
(インテグラル号を建造する機械を見る主人公の記述)
だが彼はI330号という謎の女性と知り合い、それを契機に生き方、考え方に変化が生じ始めた。彼女は単一国と外界を隔てる「緑の壁」の向こう側の人々と共闘し革命を起こそうと企てる組織「メフィ」のメンバーだった。彼女は彼がユートピアと認める「慈愛の人」による政治システムを認めず、「慈愛の人」が革命を途中で終わらせたのは間違いだと指摘する。「革命」には終わりはないはずだ、と彼女は主張した。
「しかしそれは無意味だよ。数というのは無限なんだから、最後の数を求めても無駄なことだ」
「じゃどうして最後の革命なんていうの。最後の革命なんてありゃしない、革命は無限なのよ。」
(確かに「革命」が止まったところから、共産主義が崩壊を始めたのは歴史が示してる)
そして現在の体制を変えるために、現在建造中のインテグラル号を乗っ取りる計画を立てているのを彼に打ち明け、協力を求める。
「それから先は何もない!終わりだ。全宇宙が均質になって、至る所、一面に・・・」
「なあるほど、至る所均質にね!それこそエントロピー、心理的エントロピーじゃないの。あなたは数学者のくせに分からないのかしら、差にこそ、温度差や、熱コントラストにこそ生命は宿るのよ。もしも全宇宙の至る所が同じように温かい、あるいは同じように冷たい物質でならされているとしたら・・・その物質を刺激して、火を、爆発を、地獄を起こさせてやらなきゃ。だから私たちは刺激を与えるのよ」
I330号を愛してしまった彼はいつしか革命の動きに巻き込まれてゆく。しかし政府はそうした革命組織の動きをすでに察知しており、国民の政府に対する反抗心や疑いの心を取り除くための医学的な処置方法を発見してもいた。その実施に踏み切ると、取り除かれるその反抗心とは、「想像力」という人間のもつ大切な能力だった。
「だがこれは諸君の罪ではない。諸君は病気なのだ。その病名は、想像力という。これは諸君の顔に黒ずんだしわを噛み跡として残す毒虫だ。これは諸君を追い立てて絶えず彼方へと走らせる熱病だ。その「彼方」なるものは幸福の終わる所から始まるのだが。これは幸福への道に残された最後のバリケードだ。だが喜べ、バリケードは既に爆破された。
幸福への障害は取り除かれた。単一国科学の最近の発見によれば、想像力の中枢はワローリオ氏橋の部分にある一つの貧弱な脳神経節である。この神経節をエックス線によって三度焼けば、諸君は想像力の病を永遠に免れる。
諸君は今や完全無欠であり、機械と同等の存在であり、こうして百パーセントの幸福への道は開かれた。急げ、老いも若きも全員が一刻も早く『大手術』を受けよ。
『大手術』の行われる集会所へ急げ。
『大手術』ばんざい!
単一国ばんざい、慈愛の人ばんざい!」
それに対して革命派はついに行動を開始する。混乱の中で彼は単一国のリーダー「慈愛の人」に呼び出される。そして「慈愛の人」は彼らが目指す世界について、幸福とは何かについて、こう語りかけた。
「まずきみに訊ねよう。人は幼い頃から何を祈り、何を夢み、何に苦しむのだろう。何者かが現れて幸福の最終的な定義を下し、しかるのちに鎖でその幸福に人々をつなぎとめてくれることを、ではないか。われらが現在為しつつあるのは、正しくそのことにほかならぬ。」
革命の結果は? 二人の愛の結末は?
コロナ禍で戦火のニュースが響く日々に、再度する読書であった。乗り越えて行かねばならない閉塞感と社会的環境に対して、ユーモアが沸騰してくる。
過去に迫害を受 けた文学者ブルガーコフ、プ ラトーノフ、パステルナーク や亡命作家ザミャーチン、ナ ボコフなどの作品が解禁され たのである。
集英社ギャ ラリー〔世界の文学〕15「ロ シア・」、ザ ミャーチン『われら』『洪水』、 ブルガーコフ『巨匠とマルガ リータ』、プラトーノフ『ジャ ン』など、「ソヴェト文学」の 枠内には収まらない、二十世紀ロ シア文学を読むことができる。長い時間の検証に 耐えて、文学固有の論理によ って復活されるべ き存在であった。
「われわれの要求はただ一つ、すなわち芸術作品が有機的、現実的であり、その固有の生き生きることである。問題は自然をコピーすることではなくて、自然と同等の固有の生を生きることなのだ。われわれは文学的空想が一つの固有の現実をかたちづくることを信じ、実用主義を望まない。われわれは宣伝を行うために書くのではない。芸術は生と同等に現実的である。そして生と同じく芸術には目的も理由もない。芸術は存在せずにはいられないから存在するのである。」エヴゲーニイ・ザミャーチン
2023年04月26日
テレビ朝日系『今聴きたい昭和の名曲!レジェンド18選!歌手別No.1ソング』(後7:00)今夜放送
松田聖子/中森明菜/テレサ・テン/沢田研二/キャンディーズ/郷ひろみ/近藤真彦/田原俊彦/チェッカーズ/プリンセスプリンセス/米米CLUB/安全地帯/石川さゆり/岩崎宏美/八神純子/尾崎豊/美空ひばり/石原裕次郎
【出演者】
MC:高橋英樹 大下容子(テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト:アンミカ、早見優、ビビる大木、山之内すず
歌唱アーティスト:八神純子
2023年04月25日
ノエル・ギャラガー『Council Skies』
2023年6月世界同時リリースとなる通算4作目アルバム『カウンシル・スカイズ』より、表題曲をリリースしてミュージック・ビデオも公開。
英国の公営住宅団地(Council Skies)の上に見える空をタイトルにした。
「俺はマンチェスターの公営住宅団地で育っているから、俺にとってのCouncil Skiesは、俺は空想するのが好きで、俺の夢は全部Council Skiesの下で生まれたんだよ。
よく空想にふけってたんだよね。だから、俺にとってこのタイトルはそういう意味なんだ」ノエル・ギャラガー
楽曲はギターのリズミカルなリフと、アビー・ロード・スタジオ録音されたストリングスが際立つサウンド仕上がっている。
ノエル・ギャラガー | ソニーミュージックオフィシャルサイト
2023年04月24日
「不足の成分」『殺人心理学』より
ジョージ・ド・ルースネー・リオン「不足の成分」
手荒れに悩む妻リリーのため、手に優しい石鹸作りを探究するロジャー。あらゆる脂肪を用いて試行錯誤した末、ついに理想の石鹸が完成する。
しかし膨よかな体型となった妻は、冒頭から家にいない。明確に書かれていないが、地下の実験研究室に誰も近づくことを案じていたのだが。
『殺人心理学-Killers of the Mind-』
ルーシー・フリーマン 編 より
脂肪成分はどこから摂取したのか。
描写されていない地下室空間を考えると、
ぞっとする短編であった。
2023年04月23日
マッドハニー4年半ぶりニュー・アルバム
<サブ・ポップ>ともに35周年を迎えるマッドハニーが、4年半ぶりとなるニュー・アルバム『プラスチック・エターニティー』から新曲「Almost Everything」公開。
【Almost Everything】
その原始的なパンクとボーカルのマーク・アームの鋭い歌詞は、マッドハニーはアンダーグラウンドの存在感が吐出してる。
ベースのガイ・マディソンが家族をオーストラリアに移住計画していたため、長年のプロデューサーであるジョニー・サングスターと共に、米シアトルのCrackle & Pop!で9日間の期限付きでレコーディングした。
【Move Under】
アルバム『プラスチック・エターニティー』
2023/4/7 RELEASE
<トラックリスト>
1. Souvenir of My Trip
2. Almost Everything
3. Cascades of Crap
4. Flush the Fascists
5. Move Under
6. Severed Dreams in the Sleeper Cell
7. Here Comes the Flood
8. Human Stock Capital
9. Tom Herman’s Hermits
10. One or Two
11. Cry Me an Atmospheric River
12. Plasticity
13. Little dogs
【Little dogs】
すごくエネルギーに満ちて、勢いとポップさみたいなものが表現されている。メンバーの移住という外的な事情から、13曲を9日で録ってしまったが、それがアルバムに勢いを与え、やけくそのポップさが発揮されていていい。
ペンギン・カフェ(Penguin Cafe)4年ぶりのニュー・アルバム。
ペンギン・カフェ(Penguin Cafe)4年ぶりのニュー・アルバム。
『レイン・ビフォアー・セブン…』7月7日にリリース。
収録曲からハロルド・バッドが亡くなって追悼曲「In Re Budd」と、PIANO DAYの3月29日リリースの「Second Variety」が公開。
「In Re Budd」はYouTubeでミュージック・ビデオが公開されて、ストリングス・ヴァージョンでアルバム収録とは異なる。
英国の諺「Rain before seven, fine before eleven.(7時前の雨は、11時前にやむ)」に由来するアルバム・タイトルについて、ジェフスは「それまで聞いたことがなかったけど、ある本でその言葉を見つけたんだ。かすかに楽観的なニュアンスがあってとても好きな言葉だよ。最近は使われなくなったけど大西洋から入ってくるイギリスの気象パターンを表現しているんだ」という。
「スタイル的には遊び心のあるリズムや楽器使いに戻ることができてとても満足している」というジェフスは、12年前のデビュー作を念頭に新作を制作した。
「当初あったテクスチャーを今は使わなくなっていることに気付いたんだ。それらの要素は父の初期の作品にたくさんあったんです。だからウクレレ、クアトロ、メロディカなどの音楽的にも地理的にもまったく異なる地域のテクスチャーやバラフォンが多く入っているんだ」
2023年04月22日
ウィークエンド・サンシャインNHKFM2023年4月22日放送
2023年04月21日
ピンク・フロイド『狂気』50周年 制作背景とバンドの内情を生々しく語った秘蔵インタビュー
もしピンク・フロイドがただの思い出、心の交流のないビジネス関係でなかったならば、それはバンドにとっての新曲になっていたかも知れない。ロンドン郊外の豪華なハウスボートに設置されたスタジオのコントロール・ルームで、デヴィッド・ギルモアは機材ラックに座っている。彼はマーティンの12弦ギターで下降するコード進行を爪弾きながら、歌詞のないメロディを歌っている。
「流れに任せながら、曲を書いていくんだよ」
彼はギターを弾き続ける。窓の外では早くも秋の空気を漂わせる灰色の空の下、テムズ川が波紋を広げていく。
集団創作で達成してしまったら、
登り詰めてる時点で、
次のステップを考えるべきである。
過去から脱却する術。
https://share.smartnews.com/JxQ15
「何年か前の話だけど」上品なブリティッシュ・アクセントで語るギルモアだが、実際のところかなりの年月が経過している。「同じことをアビー・ロード・スタジオの第3コントロール・ルームでやっていて、このフレーズが生まれたんだ」彼は1975年の「あなたがここにいてほしい」のハンマリング・オンのイントロを奏でる。「あの曲はこのギターで書いたんだ。だから何か良いアイディアが浮かんだらすぐ気付くよ」
"意外に多いパンクとプログレの共通点:「パンクス対ヒッピー」という作られた神話" https://share.smartnews.com/sBeqC
ダーティー・プロジェクターズ+ビョークのコラボ作より未発表音源が先行公開
『Mount Wittenberg Orca』は2009年4月にダーティー・プロジェクターズとビョークが、米ニューヨークで行なったチャリティ・コンサート用に書き下ろした7曲をスタジオ・ヴァージョンとして収録。
https://share.smartnews.com/jHXVi
ビョーク2ndアルバムのトリビュート・アルバム『Enjoyed: A Tribute to Bjork's Post』に、ダーティー・プロジェクターズが参加して、彼等のヴォーカル・アレンジを気にいって始まった。
オリジナル盤はデイヴ・ロングストレスとビョークが、マンハッタンの小さな書店「ハウジング・ワークス」にて、アンプなしでパフォーマンスをするために書き下ろされた7曲が収録。
ドラムやギターは一切使用されず、ほとんど声だけで構成された本作は、ダーティー・プロジェクターズのディスコグラフィーの中でも異彩を放つ名盤で、音楽家としてビョークの底知れる才能を理解する上でも重要な作品となっている。
■2023年4月28日(金)発売
Dirty Projectors + Bjork
『Mount Wittenberg Orca (Expanded Edition)』
beatink.com/products/detail13297
[tracklist]
01. Ocean
02. On And Ever Onward
03. When The World Comes To An End
04. Beautiful Mother
05. Sharing Orb
06. No Embrace
07. All We Are
08. Intro (Live from Housing Works, 2009)
09. Ocean (Live from Housing Works, 2009)
10. On and Ever Onward (Live from Housing Works, 2009)
11. When The World Comes To An End (Live from Housing Works, 2009)
12. Beautiful Mother (Live from Housing Works, 2009)
13. Sharing Orb (Live from Housing Works, 2009)
14. No Embrace (Live from Housing Works, 2009)
15. All We Are (Live from Housing Works, 2009)
16. Wave Invocation (Inverness Demo I)
17. Motherwhale Song (Inverness Demo II)
18. Whale Watcher Song (Inverness Demo III)
19. Fugal Swim (Inverness Demo IV)
20. First Duet (Inverness Demo V)
21. Migration (Unfinished Inverness Demo)
22. Jubilation (Inverness Demo VI)
23. Benediction (Inverness Demo VII)
24. When the World Comes To An End (Freewrite)
25. When the World Comes To An End (Vocalise Rehearsal Rough)
26. Beautiful Mother (Vocalise Rehearsal Rough)
27. On and Ever Onward (Full Rehearsal Rough)
2023年04月20日
今夜は皆既日食が三年ぶりに
地球、月、太陽が直線上に並び、月が重なって太陽の一部が欠けたように見える「部分日食」が4月20日、日本では約3年ぶりに一部の地域で見られる。
日食は毎年1〜5回、世界のどこかで観察できる現象。ここ数年の日本では巡り合わせが悪く、次に日本で見られる日食は約7年後と観察できる機会が非常に限られている。
2023年04月19日
『ガロ・COM漫画名作選』講談社
『ガロ・COM漫画名作選』講談社
1: 1964-1970
「カムイ伝」白土三平
「火の鳥 」手塚治虫
「火の鳥 : 休憩 」手塚治虫
「福の神 」水木しげる
「ジュン」石ノ森章太郎
「チーコ 」つげ義春
「フーテン」永島慎二
「さそり 」辰巳ヨシヒロ
「幽霊世界 」松本零士
「ぎんながし」滝田ゆう
2: 1968-1971
「野犬 」池上遼一
「こみっきすと列伝 : 陽炎のように燃えた… 」真崎守
「あらさのさぁー」楠勝平
「街には雨が… 」宮谷一彦
「わら草紙 」勝又進
「原点 」青柳裕介
「ひとつねた 」矢口高雄
「音 」つりたくにこ
「ガラス玉 」岡田史子
「赤とんぼ 」林静一
「うみべのまち 」佐々木マキ
「ノアをさがして」矢代まさこ
(講談社2012年刊行)
月刊漫画『ガロ』とマンガエリートのための月刊『COM』を題材にしている『マンガ黄金時代 '60年代傑作集』とは、アンソロジー素材が限りなく近い。
けれども編集へと熱気が平坦なせいか、温度差を感じてしまった。マニアチックな雑誌の傑作選は、やはり大手の出版社では荒削りなものになってしまうのだろうか。
もっと先鋭的な方針にするか、歴史的な名作を残してゆくのか絞りきれていなかったのが残念でならない。
ブログを検索しても本書について記載してるものは、これだけの作家を扱っているにも関わらず、ほとんど記事はないのも熱気不足なんだろうと考えられる。
『COM傑作選』〈上〉〈下〉(ちくま文庫)
虫プロ商事が発行していたマンガ雑誌・COMに掲載された作品を、評論家の中条省平が編纂した「COM傑作選」。膨大なバックナンバーから、年代を追ってテーマごとに分類されて資料性の高い集大成となっております。
【「COM傑作選」〈上〉1967〜1969収録作品】
「創刊のことば」 手塚治虫
「ぐら・こん 活動をはじめよう!」 峠・あかね
「ぐら・こん まんが予備校」
「太陽と骸骨のような少年」 岡田史子
「ぐら・こん 新人入選者ぷろふぃる」 岡田史子
「まんが賞の審査をして……」 手塚治虫
「ある、なきごと、」 永島慎二
「フーテン」 永島慎二
「ごあいさつ、」 永島慎二
「ぐら・こん まんが予備校」
「夏」 岡田史子
「ぐら・こん 選評」 青柳裕介
「いきぬき」 青柳裕介
「ぐら・こん 新人入選者ぷろふぃる」 青柳裕介
「キャラクターは生きている」 峠あかね/編集部
「ぐらこん まんが予備校」
「『COM』創刊一周年を迎えて」 手塚治虫
「300,000km/sec.」 あすなひろし
「『巨人の星』と涙」 草森紳一
「ぐら・こん まんが予備校」
「石子順造氏への公開状」 手塚治虫
「手塚治虫氏への反論」 石子順造
「コマ画のオリジナルな世界」 峠あかね
「ぐら・こん 支部を結成して支部長に立候補しよう」
「蝶々の泣いた夜」 矢代まさこ
「新暦八九一年の皆既日食 」 はせがわほうせい
「ぐら・こん 新人入選者ぷろふぃる」 はせがわほうせい
「対談 マイペースで描こう!」 つげ義春/岡田史子
「戦争がつくった主人公」 小野耕世
「鉄腕アトムの死」 野田宏一郎
「ぐら・こんロビー 投稿」
「地下鉄」 樋口太郎
「鳥」 樋口太郎
「バカ式」 長谷邦夫
「おさらばしろ!」 坂口尚
「こみっきすと列伝 VOL.1〜VOL.3」 真崎・守
「ぐら・こん まんがカウンセリング」 楳図かずお/松本零士
【解説】中条省平
【「COM傑作選」〈下〉1970〜1971収録作品】
「九つの春」 やまだ紫
「ぐら・こん まんがカウンセリング」 水野英子/長谷邦夫
「アメリカの夢は死んだ?」 小野耕世
「達磨さん達磨さん睨めっこしましょう 笑うと負けよ アップップッ!」 楠勝平
「競作 トキワ荘物語」 赤塚不二夫
「競作 トキワ荘物語」 石森章太郎
「競作 トキワ荘物語」 手塚治虫
「解放最初の日」 樹村みのり
「まんがカワラ版」
「零の発見」 大山学
「140万光年の沈黙」 松本零士
「ぐら・こん コミックスクール総評」 赤塚不二夫
「COM読者白書」
「ジュン子・恐喝」 諸星大二郎
「少女まんがの瞳について」 草森紳一
「華麗なる死とのたれ死に」 斎藤次郎
「虫通信NO.3」 手塚治虫
「虫通信NO.4」 手塚治虫
「焦点」
「愛読者のみなさんへ」 手塚治虫/石井文男
「初恋漬」 上村一夫
「ぐら・こん ぐら・こんロビー 投稿」
「まんが家探訪記 日本刀が僕のすべて!!」 日野日出志
「想い出のジュン」 石森章太郎
「10月の少女たち」 萩尾望都
「座談会 少女まんがをさぐる!」
「火の鳥 休憩」 手塚治虫
「『マンガジュマン』発行にあたって」
「ぐら・こん ぐら・こんロビー」
「COMの新しい夜明け」 手塚治虫
【解説】中条省平
(筑摩書房2015年刊行)
『マンガ黄金時代 '60年代傑作集』文春文庫
六〇年代、マンガはこんなにも元気だった。空前の黄金時代に花開いた手塚、白土、つげ、永島などの傑作短篇をさらに精選して大集合。約八百ページのド迫力で贈る。
この傑作を読まずして、マンガを語ることなかれ。永遠の名作32編を満載
『マンガ黄金時代 '60年代傑作集』
【収録作品】
手塚治虫 ジョーを訪ねた男
滝田ゆう ラララの恋人
楠 勝平 おせん
山上たつひこ ゼンマイ仕掛けのまくわうり
つげ義春 ほんやら洞のべんさん
勝又 進 四コマ特集
藤子不二雄 ひっとらあ伯父サン
村野守美 宿の蛍り
赤瀬川原平 お座敷
山松ゆうきち 一六ばあさん
つげ忠男 河童の居る川
谷岡ヤスジ ヤスジのメッタメタガキ道講座
林 静一 巨大な魚
佐々木マキ うみべのまち
永島慎二 青春裁判
日野日出志 赤い花
水木しげる テレビくん
真崎 守 情炎のぶつぎり
赤塚不二夫 怪僧ケツプーチンなのだ
川本コオ すっぱい季節
宮谷一彦 ライク ア ローリング ストーン
やまだ紫 しつもんがあります
淀川さんぽ 身体検査
あすなひろし 武蔵野心中
高 信太郎 ホモ太郎
樹村みのり おとうと
つりたくにこ 六の宮姫子の悲劇
鈴木翁二 マッチ一本の話
辰巳ヨシヒロ さそり
青柳裕介 いきぬき
石森章太郎 春の宵
白土三平 傀儡がえし
【解説】 赤瀬川原平(イラストレター)
1986年6月に文春文庫ビジアル版として刊行。770ページ大冊を有効に編集して、単なる短編マンガの集大成にならない編集となっている。
残念ながら絶版となってしまったけれど、判型を変えて復刻出版されても傑作の数々は色褪せずに、現在の商業誌マンガにはない異形を放っているだろう
2023年04月18日
バンド・コレクション(2) ▽BUMP OF CHICKEN作品集
NHKFM4月21日(金)午後0:30 放送予定
深沢彩子
楽曲
いとしのエリー サザンオールスターズ(4分21秒)<ビクター VICL60223-4>
ブルー・スカイ チューリップ(3分53秒)<東芝EMI TOCT10256-8>
愛を止めないで オフコース(3分51秒)<東芝EMI TOCT10250-2>
魂こがして ARB(2分29秒)<ビクター VICL60517-8>
TWO PUNKS THE MODS(4分52秒)<エピック ESCL2368>
わがままジュリエット BOOWY(4分32秒)<東芝EMI TOCT24790-9>
空も飛べるはず スピッツ(4分27秒)<ユニバーサル POCH1900>
シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜Mr.Children(4分29秒)<トイズファクトリーTFDC28034>
今宵の月のように エレファントカシマシ(4分5秒)<東芝EMI BFCA75003-4>
荒野を歩け ASIAN KUNG−FU GENERATION(4分13秒)<キューン KSCL3121>
前前前世(original ver.)
RADWIMPS(4分32秒)<EMI UPCH20436>
Dragon Night SEKAI NO OWARI(3分41秒)<トイズファクトリーTFCC86501>
BUMP OF CHICKEN特集
天体観測(4分20秒)<トイズファクトリー TFCC87080>
魔法の料理〜君から君へ〜(6分29秒)<トイズファクトリー TFCC89303>
ray(5分1秒)<トイズファクトリー TFCC86457>
Hello,world!(4分12秒)<トイズファクトリー TFCC89540>
なないろ(4分18秒)<トイズファクトリー TFCC89730>
クロノスタシス(5分37秒)<トイズファクトリー >
SOUVENIR(4分21秒)<トイズファクトリー >