アルバム『AGE DON'T MEAN A THING』で世のブルース/ソウル・ファンの話題をさらった、還暦過ぎのブルース・シンガーソングライター/ギタリスト、Robert Finley (ロバート・フィンリー)。
その彼がブラック・キーズのダン・オーバックとタッグを組んで、魂のセカンド・アルバムを完成させた。
■ノンサッチ・レコーズの傘下に創設した新レーベル”EASY EYE SOUND”の初アーティストになる。
ロバート・フィンリーはルイジアナ出身。パートタイムのストリート・パフォーマーやゴスペル・グループで活動していたが、2015年ブルース・ミュージシャンの支援をするNPO、MUSIC MAKERの目に留まり、フルタイムのミュージシャンとしてのカムバックを果たした。
■ブラック・キーズのダン・オーバックは溢れ出る才能に気付いて、彼と契約して自身のスタジオのハウス・バンド、EASY EYE SOUND HOUSE BANDとともにソングライティングとレコーディング・セッションを行った。
「彼は今まであった中で最もダイナミックな人間の1人だよ。実際に彼の声を聴いたとき、ノックアウトされるかと思ったよ」
https://kenta45rpm.com/2021/05/25/sharecroppers-son-robert-finley/
■『GOIN' PLATINUM』にはロバートとダン・オーバックの共作、さらにジョン・プライン、ニック・ロウ、パット・マクラフリンと錚々たるソングライターたちによる作品が10曲収録。
「俺は早い段階でロバートが、古いブルース・ソングだけに留まらない可能性を持っていると感じた。彼はブルース・ギタリストだけど、ギターを置いた彼をオーケストラの前に立たせれば、ファースト・テイクでまるでレイ・チャールズみたいに素晴らしく歌うんだよ。彼の声には人を惹きつける巨大さがあって、彼も、どこでそれをとっておくべきか分かっているんだ」
■ ロバート「彼等は、彼らの時代で伝説的存在になっている。こんな素晴らしい連中と一緒に仕事ができて、またチームの一員になれたことに感謝している。俺たちは、ソウルとロックンロールをちょいっとひっかけて、最高にアツいアルバムを作ったのさ」
■アルバムからは「Medicine Woman」のミュージックビデオが公開。
「ロバート・フィンリーのダン・オーバックとの作品は、ブラック・キーズの十八番グルーヴに堂々としたブルース・ヴォーカルが並びたっている」とBillboardも評して、「才能は年齢と共に進化するという最高のお手本だ」と絶賛。
■「年齢はただの数字」かもしれない。その年の数だけ、彼のミュージシャン人生には深い年輪が刻まれて、その才能は大樹のように太く緑濃く茂っている。
ドクター・ジョンのグラミー受賞作『LOCK DOWN』を手掛けたダン・オーバックという凄腕庭師の手を借りて、ロバート・フィンリーはその大樹に見事な花を咲かせ、プラチナ・ディスクを目指すのだ。
(メーカー・インフォメーションより)
なかなかかっこいい音楽アルバムですね。