2021年03月06日

◉菓子屋の短歌◉

「壬生念仏菓子屋は餡を炊きあげて」梶山千鶴子


「敬老の日の菓子屋町抜けにけり 」池田秀水


「新しき菓子屋ができて桜餅」冨田みのる


「永き日のお濠の端の水菓子屋」田中裕明 花間一壺


「活けられて美濃の菓子屋に蔓もどき」 澄雄


「秋彼岸寺に陣どる綿菓子屋」高萩弘道


「紅梅を活けて祇園の豆菓子屋」篠田法子


「連なりし夜居の端に綿菓子屋」井口明美


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菓子屋にも色々な美味しい卓上があった。それをまた詩によって表す楽しさよ。
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―さまようイーンガスの歌―W.B.Yeats

私は頭が火照っていたので
はしばみの林に出かけた。
そして はしばみを切り剥いで棒をつくり
いちごの実を糸につけ
白い蛾が飛び
蛾のような星がきらめき出す頃
いちごの実を流れにおとして
銀色の小さな鱒をとらえた。

それを床に置くと
火をおこしにかかった。
しかし、さらさらと床に音がして
誰か 私の名前を呼ぶのだ。
それは 林檎の花を髪にかざした
微光を放つ少女になっていて
私の名前を呼んで駆け出し
あかつきの光に消えて行った。

私は盆地や丘々を
さまよい歩いて年老いてしまったが
彼女の行方をつきとめて
その唇に口つけし、その手を把りたい。
丈高い斑の草地をあるきまわり
時がついに果てるまで
月の銀の林檎と
太陽の金の林檎を摘みたい。


『緑蔭抄 前川俊一訳詩集 シェイクスピアからイェイツまで』英宝社より

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自然現象を限りなく精密に観測して記録すれば、やがて法則を解明される。そして自然現象を人間の意のままに制御できる。天体観測、農耕、物理科学、化学、量子力学などが発展して、望遠鏡、電子顕微鏡、質量分析装置などを生産してる。

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