2021年02月15日

耳の奥に残る声「神戸新聞」正平調より

耳の奥に残る声、というのがある。岩手県出身の女優、長岡輝子さんの声がそうだった。標準語でなく、故郷の言葉遣いで、同郷宮沢賢治の作品を朗読した。その声が忘れられない◆ほんわかとして温かみのある声、おっとりとした語り口。幕末生まれという祖母の盛岡言葉を思い出し、参考にしたと話していた。賢治もこんな口調で自作を読んでいたのだろうかと、つい想像が膨らんでしまう◆
耳に残る声というなら、この方は外せない。あるときは仏映画のギャング、またあるときは悪と立ち向かう米ドラマの刑事…。俳優森山周一郎さんである。吹き替えでさまざまな男を演じ、86歳で亡くなった◆低くて渋い声がずっしりと響いた。そこにひとつまみの艶をまぶした色気もあった。吹き替え相手のジャン・ギャバンやテリー・サバラスさんらには失礼ながら、作品名を見るとあの声が耳の奥から聞こえてくる◆宮崎駿監督のアニメ「紅の豚」で担当した主人公は、自分で自分に魔法をかけて豚になった空軍パイロットである。「飛べねぇ豚はただの豚だ」。きざと紙一重のセリフも、よわいを重ねた声だから落ち着く◆日本語の吹き替えは1955年に始まったそうだ。その歴史と歩んだ声。鬼籍の名優たちもきっと悼んでいる。2021・2・14
「神戸新聞」正平調より
posted by koinu at 15:00| 東京 ☁| 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クエン酸サイクルについて

  クエン酸     酢酸 
   COOH        H 
    l          l 
  H--C--H    H--C--H 
    l         l 
  HO--C--COOH  COOH 
    l 
  H--C--H 
    l 
   COOH 


●クエン酸は、人間の最も基本的な代謝経路『クエン酸サイクル』の基幹物質です。8種類の酸から構成されてその過程で高エネルギーリン酸化合物(ATP)が生み出されます。 
物を食べるとまず、炭水化物、タンパク質は分解されて、ピルビン酸となり炭酸ガスを出しながらATPを作り活性酢酸へと変わる。これがオキザロ酢酸と水を結び付けて「クエン酸」になる。 

クエンさん、急いで 蹴飛ばし 怖くなり、 踏まれた リンゴは 置き去りに 

クエン酸 → イソクエン酸 → αケトグルタル酸 → コハク酸 → フマル酸 → リンゴ酸 → オキサロ酢酸 

オキザロ酢酸が活性酢酸によって「クエン酸」に変わり、くるくるサイクルを描いていく。クエン酸サイクルでは、合計38のATPができます。1サイクルごとに活性酢酸は燃えてなくなり、ATPを作り出しているのです。活性酢酸が燃えて活発になると、炭水化物は取っておいて、脂肪から分解される脂肪酸をどんどん燃やしてくれます。クエン酸を補給することにより体脂肪は燃焼される。 

posted by koinu at 10:00| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする