2021年01月05日

『嘘の木』フランシス・ハーディング(東京創元社)

高名な博物学者サンダリー師による世紀の発見、翼ある人類の化石。

それが捏造だという噂が流れ、一家は世間の目を逃れるようにヴェイン島へ移住する。だが噂は島まで追いかけてきた。

そんななかサンダリー師が死亡する。娘のフェイスは父の死因に疑問を抱くが

謎めいた父の手記。嘘を養分に育ち、食べた者に真実を見せる実のなる不思議な木。フェイスはその木を利用して、父の死の真相を暴く決心をする。

コスタ賞大賞・児童文学部門賞をダブル受賞した大作ファンタジー。


フランシス・ハーディング

英国ケント州生まれ。オックスフォード大学卒業後、2005年に発表したデビュー作Fly By Nightでブランフォード・ボウズ賞を受賞。

2014年、Cuckoo Songは、英国幻想文学大賞を受賞し、カーネギー賞の最終候補になった。そして2015年、七作目にあたるThe Lie Treeでコスタ賞(旧ウィットブレッド賞)の児童文学部門、さらに同賞の全部門を通しての大賞に選ばれるという快挙を成し遂げ、米国のボストングローブ・ホーンブック賞も受賞、カーネギー賞の最終候補にもなった。

posted by koinu at 15:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする