2020年09月09日

「青いスパンコール」オースチン・フリーマン The Blue Sequin(Richard Austin Freeman)

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 列車の中で恐ろしい事件が起きた。客車個室中で発見された女性の撲殺死体。その側頭部には深々と穴が開いていた。逮捕されたのは婦人の元恋人の画家で、持っていた傘によって凶行に及んだのではないかと思われていた。品行方正なモデルと魅力的な作品を描く画家の関係である。

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容疑者の兄と弁護士から恐ろしい事件の解明依頼を、名探偵ソーンダイク博士は受けた。画家の絵を見ながら、現場路線の周りの様子を確認して調査に乗り出す。虚栄に満ちた陽気で無邪気な生活を、雄弁に語る婦人の哀れな遺品の数々。手がかりとなるのは、青いスパンコールと雄牛の肝。その手がかりを調べながら、導き出される結論を最後まで語らないのは名探偵の「特権」であろうか。


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何時、何処で、どの様に殺されたのか、博士の推理プロセスがきわめて科学的に解明されていく。

現代科学の進歩によって若い読者の人たちには、科学捜査の作風が錆びれて感じられるのは致しかくないだろう。


大久保康男訳「ソーンダイク博士の事件簿」(創元推理文庫)ほか収録。


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リチャード・オースティン・フリーマン(Richard Austin Freeman, 1862411 - 1943928日)

イギリスの推理作家。物語の前半で真犯人を明かして、犯罪の過程を述べ、後半で完全犯罪のしくみをあばいていく「倒叙推理小説」形式を初めて試みた。

ジョン・イヴリン・ソーンダイク博士を主人公とした推理小説で人気を博した。その緻密な推理と科学的立証で、今日のミステリーの先駆的な存在として、新分野を開拓した。

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『路線の継承』が何を意味するか

 国民民主党の小沢一郎衆院議員(78)が8日、自身のツイッターを更新。次期首相最有力となっている菅義偉官房長官(71)が安倍晋三首相(65)の政策、路線継承を掲げていることを厳しく批判した。

 この日、「安倍路線の継承。安倍政権の最大の特色とは国会軽視。審議を嫌がり、とにかく国会に出てこない。コロナ審議の臨時国会は開かずじまい。最後まで逃げ続けた」とつづった上で「国会を無視してやりたい放題というのは副総理が学べと言ったナチスの手口と同じ。『路線の継承』が何を意味するか、冷静に考えないといけない」と続けていた。【スポーツ報知】


安倍政権が残したもの

弱者は切り捨て、戦中の隠蔽体質 「泥船」7年8カ月 作家・中島京子さん

毎日新聞 2020年9月7日 


恩師が苦言を語るhttps://dot.asahi.com/dot/2020090800070.html

総理が事実を隠蔽・改竄し権力を私物化することについて国会で説明を求められても、ああだこうだと理由をつけて出席を拒絶すれば、不正が永久に葬られる。これでは、権力の私物化がますます進み、国が壊されていく。国民が不正に慣れたらおしまい。国の未来は、国民が決める。(小沢一郎)

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