2020年08月05日

赤と緑色の植物

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posted by koinu at 13:29| 東京 ☁| 観測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『球体感覚』加藤郁乎

 花に花ふれぬ二つの句を考へ

 花蔭に花ひそとある入船や


 いびつの夢には腰を使ふ前世のだくあし

 虚名より無名ゆたかに梅の花


 俳諧に片尻かけて月を見よ

 春泥にこける客観写生風


 さかしらを詩的と云へり浮寝鳥

 詩に痩せる詩人さらなり糸柳


 様子ぶる詩人は知らずさんま焼く

 こころ太たはけ尽さぬたはけもの


 反骨は群れをつくらず浮かれ猫

 一景にわが師と酌めり桃の花

(加藤郁乎)



江南一枝の春

こうなんいっしのはる

@ 中国の故事。三国時代、呉の陸凱が江南から一枝の梅を長安の友人に贈り、春を報じたことをいう。江南所無。

A 画題。@の故事による。一枝の梅花を描く。


春に花開く梅のことを言います。

【一枝之春】は江南(揚子江以南の温暖な地方)に住んでいた陸凱(リクガイ)が、北方に住んでいた范曄(ハンヨウ:『後漢書』の作者)に

「ここ江南には、なにも贈る物がないので、とりあえず梅の一枝とともに春をお届けします」と一首を認めました。

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