2020年05月21日

『声のアルバム』カルピスソノシート

『声のアルバム』カルピスソノシート

歴史に残る貴重な声、若い皇室の声、歴史を彩った声、マイッタ!マイッタ!おかしい声、世界の美しい声、日本の楽しい子供の歌 

ナレーター:森繁久彌、小島正雄、藤村有弘、高島忠雄、友竹正則 


【声のアルバム 五枚入り】 H190mm W200mmモノ/ステレオ 

1965


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https://youtu.be/kscBu7kBnW8


https://youtu.be/MGZpQ1hQnlQ


https://youtu.be/_TtmdVFV3U4


https://youtu.be/VlezFzsWidI


https://youtu.be/uWpz0YBuPMI


 お父さま編 《歴史に残る貴重な声》 ナレーター:森繁久彌

エジソン、乃木大将、東郷元帥、レーニン、ヒットラー、スターリン、チャーチル、開戦ニュース、

ルーズベルト、東条首相、終戦詔勅、毛沢東、カストロ、ケネディ、ガガーリン。

お母さま編 《若い皇室の声》 《歴史を色どった声》 ナレーター:小島正雄

清宮さまご成人、美智子さまのご婚約発表、浩宮さまご誕生、皇太子ご夫妻の訪米に際して、

華子さまご婚約発表、君が代(原曲)、ケネディー夫人のメッセージ、ウインザー公、パデレフスキー、

トルストイ、テレシコワ。

お兄さま編 《マイッタ!マイッタ!おかしい声》 ナレーター:藤村有弘

外人落語"ガマの油"、活弁"ジゴマ"の一席、ウルトラ珍奇イビキ選、大トラ小トラ収容所。

お姉さま編 《世界の美しい歌》 ナレーター:高島忠夫

シェリト・リンド、ロマンス、きょうもまた山の牧場に登る、マレキアーレ、アラ・カティティロ、

ウェイリー・ウェイリー。

お子さま編 《日本の楽しい子供の歌》 ナレーター:友竹正則

春の小川、茶摘み、村祭り、故郷の空、虫の声、冬景色。

昭和4010月刊


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1965年、応募された中から当選者に送られたカルピス・ソノシート 声のアルバムです。

森繁久彌、小島正雄、藤村有弘、高島忠雄、友竹正則による素晴らしいナレーションとともに,エジソン、ヒットラー、カストロ、毛沢東などの声が聴けるお父さま編≪歴史に残る貴重な声≫、当時の皇太子殿下、美智子さま、ジャクリーン・ケネディなどのお声、お母さま編≪若い皇室の声、歴史を彩った声≫、外国人落語ガマの油、ウルトラ珍奇イビキ選などお兄さま編≪マイッタ!マイッタ!おかしい声≫、メキシコ、ソビエト、ポリネシアなどの民謡、お姉さま編≪世界の美しい歌≫、西六郷少年合唱団による「春の小川」などのお子さま編≪日本の楽しい子供の歌≫、バラエティーに富んだ貴重な音源が楽しめるカルピスのノベルティソノシートです。

posted by koinu at 08:56| 東京 🌁| 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

穴のあいた修理

「修辞的鋳掛屋」吉野弘

 

わが団地村を訪れる鋳掛屋の口上。

「コウモリガサノ

ホネノオレタシュウリ。

ドビンノ

トウヅルマキノユルンダシュウリ。

ナベカマノ

アナノアイタシュウリ。

なんでもお申しつけください」

 

マイクを口に押し当てて

日曜ごとの時間。

語順がおかしいので

私は日曜ごとに訂正する。

 

(鍋釜の穴のあいた修理」を

(穴のあいた鍋釜の修理」に。

もしくは「穴のあいた鍋釜の、修理」に。

 

しかし

語順訂正にも拘かかわらず

「穴のあいた修理」の残像呪縛じゅばくは強い。

余儀なく「てにをは」を変え

(穴のあいた鍋釜を修理」とする。

 

何度目の来訪だったろう。

私は鍋に穴をあけ

鋳掛屋の鼻先へ突き出した。

(穴のあいた修理」を頼む――。

 

夕方、穴はきれいにふさがれて

鍋は戻ってきた。

「いらだっておいでのようですが――」

と鋳掛屋は微笑した。

「私は、夜毎、睡眠中のあなたを訪れていますが、ご存知ないでしょう。

夜いっぱいかかって、人々の傷をふさぎ、朝、立ち去るのですが、私の手で傷が癒されたと思う人は、先ず、いないようです。

それが傷というものでしょう。

ですから、正確に〈穴のあいた修理〉としか、言いようがないのです」

                 詩集『感傷旅行』1971年より


吉野 弘 1926年、山形県酒田市生。商業高校卒。18歳の頃、高村光太郎『道程』を読んで感銘。1949年、労働組合運動に専念し、過労で倒れ、肺結核のために3年間療養。1962年、「帝国石油」退社。コピーライターに転職。

1972年、詩集『感傷旅行』で第2回読売文学賞。1990年、詩集『自然渋滞』で第5回詩歌文学館賞。

posted by koinu at 17:00| 東京 🌁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャップリン『独裁者』BSプレミアム5月21日放送

チャップリンの名作映画『独裁者』(原題 "The Great Dictator")は,ヒットラーの台頭に脅威を感じたチャップリンが独裁者をユーモアを交えて批判するために1940年に制作した映画で,チャップリン初の台詞音声付きの映画でした。

独裁者にそっくりの床屋が独裁者に成り代わって行う終盤の演説は,その台詞の内容もさることながら,チャップリンの演技の凄まじく完璧主義の演技が伺える作品となってます。


英語が発音できる人は、以外のセリフを声にして読んでみましょう。作者本人の映画メディアに対する真摯な思いが伝わってきます。


【チャップリン『独裁者』の演説】


I'm sorry.  I don't want to be an emperor.  That's not my business.  I don't want to rule or conquer anyone.  I should like to help everyone if possible.  Jew, Gentile, black men, white.


We all want to help one another.  Human beings are like that.  We want to live by each other's happiness, not by each other's misery.  We don't want to hate and despise one another.  In this world there's room for everyone and the good earth is rich, and can provide for everyone.  The way of life can be free and beautiful. 

(私たちは互い皆を助け合いたい。人間はそういうものなのです。私たちは互いの不幸によってではなく,互いの幸福によって生きたい。互いを憎んだり見下したりしたくない。この世界では全ての人に機会が与えられて肥沃な地は豊かで,全ての人を養ってくれる。生き方は自由で美しいものになる。)


But we have lost the way.  Greed has poisoned men's souls, has barricaded the world with hate, has goose-stepped us into misery and bloodshed.  We have developed speed, but we have shut ourselves in.  Machinery that gives abundance has left us in want.  Our knowledge has made us cynical, our cleverness hard and unkind.  We think too much and feel too little.


More than machinery we need humanity.  More than cleverness we need kindness and gentleness.  Without these qualities, life will be violent and all will be lost.  The aeroplane and the radio have brought us closer together.  The very nature of these inventions cries out for the goodness in men, cries out for universal brotherhood for the unity of us all.


(機械以上に私たちが必要なのは人間性だ。賢さ以上に私たちが必要なのは優しさ。これらの資質がなければ,生きることは暴力的になり,すべてが失われるでしょう。

飛行機やラジオはもっと私たちを近づけた。発明品の性質が,人間の善良さを大いに必要として,私たち全ての団結のために世界的な兄弟愛を必要としている。)


Even now my voice is reaching millions throughout the world, millions of despairing men, women and children victims of a system that makes men torture and imprison innocent people.


To those who can hear me, I say, "Do not despair.  The misery that is now upon us is but the passing of greed, the bitterness of men who fear the way of human progress, the hate of men will pass and dictators die.  And the power they took from the people will return to the people.  And so long as men die, liberty will never perish"


Soldiers, don't give yourself to brutes  men who despise you, enslave you, who regiment your lives, tell you what to do, what to think and what to feel, who drill you, diet you, treat you like cattle, use you as cannon fodder.


Don't give yourselves to these unnatural men!  Machine men with machine minds and machine hearts!  You are not machines!  You are not cattle!  You are men!  You have a love of humanity in your hearts.  You don't hate.  Only the unloved hate the unloved and the unnatural.  Soldiers, don't fight for slavery.  Fight for liberty!!


In the seventeenth chapter of St. Luke it is written: "The kingdom of God is within man."  Not one man, nor a group of men, but in all men!  In you!  You, the people have the power!  The power to create machines.  The power to create happiness.  You, the people have the power to make this life free and beautiful, to make this life a wonderful adventure.  Then in the name of democracy, let us use that power.  Let us all unite!!!!


Let us fight for a new world.  A decent world, that will give men a chance to work, that will give you the future and old age a security.  By the promise of these things, brutes have risen to power.  But they lie.  They do not fulfill that promise.  They never will.  Dictators free themselves, but they enslave the people.


Now let us fight to fulfill that promise.  Let us fight to free the world to do away with national barriers, to do away with greed, with hate and intolerance.  Let us fight for a world of reason, a world where science and progress will lead to all men's happiness.  Soldiers, in the name of democracy, let us all unite!!!!!


(今,その約束を果たすために戦おう。世界を解放するために戦おう。国境を廃止し,貪欲さをなくし,憎しみと不寛容をなくすために。理性の世界を求めて戦おう。科学と進歩がすべての人間の幸福につながるような世界を。兵士たちよ,民主主義の名のもとに団結しよう!)


【解説】音声機能がなかったサイレント映画時代では、セリフを多く語るのは邪道と忌み嫌うチャップリンでした。

しかしトーキー音声入り第一作となる『独裁者』では、今までの映像演出をがらりと払拭させています。

これは『街の灯』などの情感をたっぷりに表してた作品などと比較すると、映画が目指していた世界へ大きな勇気と影響を与えるものでした。


チャップリンは『独裁者』製作後に、一般大衆から戦争に対する反応が、危険視されて命を狙われてます。初めて日本に来た時にも、暗殺計画が遂行されそうになりました。


そして1952年製作した『ライムライト』では、ライバルにして盟友のバスター・キートンと初めての映画共演を果たします。

BSプレミアムで5月2713時から放送になります。興味ある人は映画進化史実として、観ることをお勧めします。

posted by koinu at 15:00| 東京 ☁| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ライムライト』BSプレミアム放送

■ ライムライト

NHK BSプレミアム 2020527日(水)13:0015:18放送


喜劇王チャップリンが、アメリカで製作した最後の作品となった感動の名作。舞台はロンドン。孤独で落ち目の老いたコメディアン・カルベロは、脚を痛め自殺を図った若きバレリーナ・テリーの命を救う。カルベロはテリーを勇気づけ、復帰に尽くそうとするが。可れんなヒロインを演じるのはクレア・ブルーム、同時代のもう一人の喜劇王バスター・キートンとの初共演も話題となり、美しい旋律の音楽はアカデミー作曲賞を受賞した。


【製作・監督・脚本・音楽】チャールズ・チャップリン

【撮影】カール・ストラス

【出演】チャールズ・チャップリン、クレア・ブルーム、バスター・キートン、シドニー・チャップリン ほか

製作国:アメリカ

製作年:1952

原題:LIMELIGHT

備考:英語/字幕スーパー/白黒/スタンダード・サイズ

posted by koinu at 13:00| 東京 ☔| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月19日

ビリー・アイリッシュBad Guyをアレックス・タナー風に歌う

ビリー・アイリッシュはアークティック・モンキーズのアレックス・ターナー風に“Bad Guy”をカヴァーした音源公開。

アレックスのソロプロジェクト一環らしいが、そっくり歌う面白さが満載。

https://youtu.be/AOO0OfKPKNM


“Bad Guy”はグリーン・デイ、ブリンク182、メーガン・トレイナーなどのアーティストがカヴァーして、“Dad Guy”“Bat Guy”という形に変えたパロディー・トラックもある。

https://youtu.be/DyDfgMOUjCI

posted by koinu at 09:00| 東京 ☔| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月18日

ONE OK ROCK「Wherever you are」再生1億回突破

ONE OK ROCKWherever you are」が、518日付のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”1,100,928回再生を記録。総再生回数1億回を突破。



4thアルバム『Nicheシンドローム』収録曲で、2015年にはNTTドコモのCMソングに起用。2016年よりSpotify及びApple Musicで配信がスタート。


https://youtu.be/6E9U_Qhjsso


Wherever you are 

歌:ONE OK ROCK

作詞:Taka 作曲:Taka

posted by koinu at 13:00| 東京 ☀| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ONE OK ROCK「完全在宅Dreamer」配信

ONEOKROCK」が「完全感覚Dreamer」の在宅バージョン「完全在宅Dreamer」の動画を公式YouTubeにアップ配信

4人が在宅で個々のパートを演奏。ボーカル・TAKA32)はリモコンを手に熱唱。サビの歌詞も「完全在宅Dreamer」に変更して、途中、ドラムがアンパンマン仕様になったり、手洗いやTAKAがストレッチをして腰を痛めるシーンもあり、ファンの笑いを誘っている。

https://youtu.be/qwj_TFDdUSI

「完全在宅Dreamer」は「完全感覚Dreamer」のミュージックビデオと同じくモノクロ。縦に4分割される本家の演出もなされた。SNS上には「まさかの公式w」など、16日午後9時の公開約1時間で視聴回数は約43万回を数える。

posted by koinu at 08:00| 東京 ☀| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『飢餓海峡』5月18日(月)[BSプレミアム]後1:00〜4:04放送

『飢餓海峡』水上勉の推理小説。

19621月から196212月まで週刊朝日に連載、加筆して1963年に朝日新聞社刊行。その後に新潮文庫で刊行、2005年に河出書房新社にて刊行。


映画『飢餓海峡』1965年製作

【撮影】ロケは東京、下北半島、北海道、舞鶴の各地で行われる。映画撮影には現代の日本人全体がおかれている"飢餓"の状況を描くには、従来の方法でダメだと思い、流麗な画面ではなく、苦渋に充ちた画面を求めた。16ミリで撮影されたモノクロフィルムを35ミリにブロー・アップさせた「W106方式」を開発。ザラザラとした質感や、現像処理で動く銅版画のような画調をもたらす「ソラリゼーション」など、小型映画によく見られた実験的手法を積極的に導入する。

映像は日本映画のウェット感とは一線を画した、渇いた硬質の印象となる。


【スタッフ】

製作:大川博 脚本:鈴木尚之

監督:内田吐夢 音楽:冨田勲 


《出演》

樽見京一郎/犬飼多吉:三國連太郎

杉戸八重:左幸子

弓坂吉太郎刑事・元刑事:伴淳三郎

味村時雄刑事:高倉健

杉戸長左衛門:加藤嘉

本島進市:三井弘次

本島妙子:沢村貞子

ほか

posted by koinu at 01:00| 東京 ☀| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月17日

Miles Kaneが作成したプレイリスト

リバプール近郊ウィラル出身の音楽家で、Arctic MonkeysAlex Turner(アレックス・ターナー)らとロックバンド、The Last Shadow Puppetsのボーカルとしても活動するMiles Kane(マイルズ・ケイン)

https://www.fredperry.jp/subculture/miles-kane/

Miles Kaneが作成したプレイリストには、繰り返し聴いた最初の曲、Count Fiveの「Psychotic Reaction」、最後に買った音楽のBaxter Dury(バクスター・デューリー)「Miami」、人々を一つにするのにベストな曲としてCandi Statonの「Young Hearts Run Free」など全25曲が収録されてる。


posted by koinu at 21:00| 東京 ☀| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒田三郎「夕焼け」

いてはならないところにいるような
こころのやましさ
それは
いつ
どうして
僕のなかに宿ったのか
色あせた夕焼け雲のように
大都会の夕暮の電車の窓ごしに
僕はただ黙して見る
夕焼けた空
昏れ残る梢
灰色の建物の起伏

美しい影
醜いものの美しい影
                     黒田三郎
記憶とは過去ではなく、私たちの今の意識だ。夕陽の記憶とは?
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posted by koinu at 13:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選▽作曲家・加古隆の世界 NHKFM

5月17日日曜 NHKFM 午前8時10分〜 午前9時00分

選▽作曲家・加古隆の世界(1)

西村朗,加古隆


「パリは燃えているか」加古隆:作曲

(ピアノ)加古隆、(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)下野竜也(5分30秒)


「愛と憎しみの果てに」加古隆:作曲

(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)下野竜也(4分20秒)


「パラドックス」加古隆:作曲

(ピアノ)加古隆、(ベース)ケント・カーター、(ドラムス)オリバー・ジョンソン(8分10秒)


「ピアノ曲集「クレー」から「秋を告げる使者」「さえずり機械」「冬の山」」

加古隆:作曲(ピアノ)加古隆(13分00秒)

5月24日日曜 NHKFM 午前8時10分〜 午前9時00分

選▽作曲家・加古隆の世界(2)

西村朗,加古隆

楽曲

「ポエジー」加古隆:作曲(ピアノ)加古隆(6分20秒)

「曠野のアリア」加古隆:作曲(3分20秒)

「白い巨塔」加古隆:作曲(2分35秒)

「フルート、クラリネットと2人の打楽器奏者のための四重奏曲」加古隆:作曲(2分15秒)

「「ヴァーミリオン・スケープ」から 第4楽章 第5楽章」加古隆:作曲(管弦楽)オーケストラ・アンサンブル金沢、(指揮)井上道義(5分35秒)

「テンペスト」加古隆:作曲(ピアノ)加古隆、(バイオリン)相川麻里子、(ビオラ)南かおり、(チェロ)植木昭雄(4分30秒)

「黄昏のワルツ」加古隆:作曲(3分20秒)

今の社会状況に寄り添っている音楽です。空気の深く読めるサウンドは、心に染み入ります。

posted by koinu at 07:00| 東京 🌁| 音楽時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月16日

『ドゥルーズ 流動の哲学』宇野邦一(講談社学術文庫)

 没後20年を過ぎた今も世界中で多くの読者を獲得し続けている哲学者ジル・ドゥルーズ(1925-95)。初の単著『経験論と主体性』(1953)から『ニーチェと哲学』(1962)、『カントの批判哲学』(1963)を経て『ベルクソニスム』(1966)に至る哲学者のモノグラフィーを発表したドゥルーズは、続いて『差異と反復』(1968)と『意味の論理学』(1969)を解き放ち、世界に衝撃を与えた。進化を続ける哲学者は、次に精神分析家フェリックス・ガタリ(1930-92)との協働を始動させ、『アンチ・オイディプス』(1972)と『千のプラトー』(1980)という恐るべき著作を完成させる。その後、記念碑的な映画の哲学『シネマ』全2(1983年、85)、ライプニッツ論『襞』(1988)といった単著の執筆に戻ったドゥルーズは、最後にもう一度、ガタリとの共著『哲学とは何か』(1991)を発表。そして、1995114日、みずから命を絶った。 


本書は1976年から83年――『千のプラトー』から『シネマ』へと至る時期にドゥルーズ本人の薫陶を受け、その指導の下で博士論文を書いた著者が、主要著作の読解を通して師の歩んだ道のりをたどり直し、初めて1冊にまとめたものである。

 2001年に講談社選書メチエとして出された原著は、20世紀最大の哲学者の全容に触れたい人の「最初の一冊」として広く親しまれてきたが、このたび、大幅な加筆・訂正を経た決定版をお送りする。 


ひたすら愚直に、そして誠実に主要著作を読み解いていった約20年前の作業を現在のまなざしで見直した著者は、「いまはドゥルーズについて書くべきことを書き終えなければ、と思う。量ではなく、質の問題、いやまさに強度の問題である」と書いている。こうして生まれ変わった本書は、今後も新たな輝きを放ち続けるだろう。 


『ドゥルーズ 流動の哲学』宇野邦一(講談社学術文庫)目次


この本にいたるまで――学術文庫版に寄せて 

プロローグ――異人としてのドゥルーズ 

第一章 ある哲学の始まり――『差異と反復』以前 

第二章 世紀はドゥルーズ的なものへ――『差異と反復』の誕生 

第三章 欲望の哲学――『アンチ・オイディプス』の世界 

第四章 微粒子の哲学――『千のプラトー』を読み解く 

第五章 映画としての世界――イマージュの記号論 

第六章 哲学の完成 

エピローグ――喜びの哲学 

文献一覧 

あとがき 

学術文庫版あとがき 

ジル・ドゥルーズの生涯と主要著作


https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000337919


宇野邦一  1948年、島根県生まれ。パリ第8大学哲学博士。立教大学名誉教授。専門は、フランス文学・思想。主な著書に、『反歴史論』(講談社学術文庫)のほか、『アルトー』、『ジャン・ジュネ』、『破局と渦の考察』、『吉本隆明』、『土方巽』など。ジル・ドゥルーズの主な訳書に、『フーコー』、『アンチ・オイディプス』、『襞』、『フランシス・ベーコン』など。


《いま世界に蔓延しているのは、生命よりも、権力や諸々の欲望であり、観念であり、それが学や思想さえも侵食している。哲学を外部の生に向けて切開しようとしたドゥルーズたちの懸命な試みに逆行するように、アカデミズムを保持しつつ、哲学のフォーマットを確保するような試みが、一部でモードになっている。

生を否定する権利が今も跋扈する世界では、生の肯定のために、権利の勢力に対して激しい否定、あかり、笑いが向けられるのは自然なことだ。》

posted by koinu at 15:00| 東京 ☁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原っぱには、何もなかった。

「原っぱ」 長田 弘


 原っぱには、何もなかった。ブランコも、遊動円木もなかった。ベンチもなかった。一本の木もなかったから、木蔭もなかった。激しい雨が降ると、そこにもここにも、おおきな水溜まりができた。原っぱのへりは、いつもぼうぼうの草むらだった。


 きみがはじめてトカゲをみたのは、原っぱの草むらだ。はじめてカミキリムシをつかまえたのも。きみは原っぱで、自転車に乗ることをおぼえた。野球をおぼえた。はじめて口惜し泣きした。春に、タンポポがいっせいに空飛ぶのをみたのも、夏に、はじめてアンタレスという名の星をおぼえたのも、原っぱだ。冬の風にはじめて大凧を揚げたのも。原っぱは、いまはもうなくなってしまった。


 原っぱには、何もなかったのだ。けれども、誰のものでもなかった何もない原っぱには、ほかのどこにもないものがあった。きみの自由が。


長田弘『深呼吸の必要』より

posted by koinu at 10:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月15日

『イップ・マン 継承』香港映画 2020年5月15日『イップ・マン 継承」(朝日放送) 25:31-27:21

ブルース・リーの師匠でもある武術家イップ・マンを主人公に据えた人気アクションの第3弾。1950年代末の香港を舞台に、悪徳不動産業者に挑む彼の姿を、家族との絆を絡めて描く。監督にこれまでのシリーズ同様ウィルソン・イップ、キャストに『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのドニー・イェンや、リン・ホンら前2作のメンバーが結集。ドニー・イェンが見せる立ち回りに加え、ボクシングの王者としてその名をとどろかせてきたマイク・タイソンの出演も見どころ。


武術家イップ・マン(ドニー・イェン)が、イギリス人ボクサーと死闘を繰り広げてから9年。妻や息子と静かな毎日を送ってきた彼は、都市開発を進める悪徳不動産業者が息子の通う小学校の土地を狙っているのを知る。強引に土地買収を行う不動産王とその手下から、小学校を守ろうとするイップ・マン。暴力も辞さない手下たちをけ散らしていく彼だったが、妻が病に倒れてしまう。愛する家族を守るべきか、自分たちが暮らす町のために戦うべきか、そのはざまで思い悩む彼は……


https://youtu.be/zNiWK9MK1dc


【キャスト】 吹替え

ドニー・イェン(大塚芳忠

マックス・チャン(遠藤大智

マイク・タイソン(藤沼建人

リン・ホン(恒松あゆみ

パトリック・タム(岡井カツノリ

ケント・チェン(高岡瓶々

チャン・クォックワン(三瓶雄樹


【スタッフ】 

監督:ウィルソン・イップ 

アクション監督:ユエン・ウーピン 

製作:レイモンド・ウォン 

脚本:エドモンド・ウォン 

音楽:川井憲次 

撮影監督:ケニー・ツェー 

プロダクションデザイナー:ケネス・マック 

編集:チュン・カーファイ 

衣装:リー・ピッククワン 


原題:葉問32015年/中国・香港/広東語・英語/105分/カラー/シネスコ/ 配給:ギャガ・プラス


興行成績にインチキ工作があった中国公開、だが本編は映画としてキッチリ製作されている。アクション場面に面白い演出が楽しめる作品。

posted by koinu at 16:00| 東京 ☁| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『天使にラブ・ソングを…』5月15日放送

金曜ロードショーでリクエストが多かった『天使にラブ・ソングを…』5月15日(金)よる9時00分〜10時54分放送。

◆監督:エミール・アルドリーノ

◆出演:ウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス、ハーヴェイ・カイテル

キャシー・ナジミー、ウェンディ・マッケナ

しがないクラブ歌手のデロリスが、殺人現場を目撃したためギャングに命を狙われるハメに…!身を隠すための意外な場所は、なんと修道院!

命惜しさにじっと我慢するデロリスだったが、聖歌隊のリーダーに任命されてから実力発揮。それまでヘタクソだったコーラスに代わり教会から流れてくるのはソウルやロックの”賛美歌”!?

街中の人気となり、ニュースに取り上げられたせいでデロリスの存在をギャングに知られてしまい…!!

posted by koinu at 14:00| 東京 ☀| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月14日

『深夜の告白』(Double Indemnity)BSプレミアム本日午後から放送

『深夜の告白』(Double Indemnity)ビリー・ワイルダー監督

アメリカ映画(1944年パラマウント社作品。モノクロ)。日本は1953年公開

フィルム・ノワールの古典。不倫による生命保険金殺人する倒叙型サスペンスの先駆で、多くの映画・テレビドラマに影響を与える。

原作のジェームズ・M・ケイン小説『倍額保険』(1936年)は、保険会社勤務の経験を持つケインが、1927年に実際に起きた保険金殺人事件「ルース・スナイダー事件」に触発されて執筆した。

《あらすじ》

深夜に車を蛇行させて、保険会社ビルに乗り付けた男。よろめきながら無人のオフィスに辿り着き、事務用録音機をセットして、罪の告白を始める。

ロサンゼルスの保険会社の敏腕外交員であるウォルター・ネフは、顧客の実業家ディートリクスンの自宅で、美貌の後妻フィリスに出逢った。

フィリスに誘惑されたネフは彼女と不倫の関係に陥り、結果、倍額保険金目的の殺しに荷担してしまう。

欺いての倍額保険契約締結、不慮の事故で怪我を負ったディートリクスンを、敢えて列車で同窓会の会合に出席させるよう巧みに仕組んだフィリスの工作、駅頭や列車内で「ディートリクスン氏」の目撃者を作るためのネフの変装など、殺人は周到な偽装のもとに仕組まれ実行される。

その結果、ディートリクスンの死は単なる列車転落事故と処理されて、殺人は完全に成功したと思われた。だが保険会社でのネフの同僚である敏腕調査員バートン・キーズは、長年の経験による勘から疑問を抱き、死亡保険金支払いを差し止めさせて、フィリスの身辺調査に乗り出した。

保険金も得られないままになり、手詰まりの膠着状態に追い詰められたネフとフィリスは、運命共同体という立場にありながら、相互不信に陥るのだった。

それにつれてフィリスの恐るべき正体が徐々に明らかとなってくる。ネフはついにある重大な決断を下すことにする。


監督 ビリー・ワイルダー

出演 バーバラ・スタンウィック/フレッド・マクマレイ/エドワード・C・ロビンソン

映画脚本: ビリー・ワイルダー、 レイモンド・チャンドラー

ノミネート: アカデミー作品賞、 アカデミー主演女優賞、 アカデミー監督賞、 

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2020年05月13日

『アドレナリンの匂う女』ジェイムズ・M・ケイン

The Magician's Wife. 1965.年発表


ケイン小説には女を鍵にして物語が展開するものが多い。大金の獲得を夢見る女と、その女を欲して狂おしい男が主人公だったりする。


映画になった『郵便配達は二度ベルを鳴らす』とともに知られる『深夜の告白』(殺人保険)は、生命保険会社の男が顧客の妻に籠絡されて、その顧客を殺害しようとする。


そして後年の作品『アドレナリンの匂う女』も展示の相似する小説で、『血の収穫』『マルタの鷹』と並ぶノワールの代表的なものである。

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「よろこんでお邪魔させてもらいますよ」

彼女は自動エレヴェーターで、彼を階上へ案内した。部屋へ導き入れると、明かりをつけてから、一度、その場をはずした。かれはそのあいだ、モダーニズム一色に飾られた部屋の様子を見てまわった。カキ殻色の絨氈、深紅の壁掛け。壁面の版画、ポスター、スケッチ、油絵は、どれもみなフランス画風である、入念に署名を見たが、知っている名はひとつもなかった。

やがて彼女が、ハイボールの盆を手にもどってきた。帽子、手袋、ストールをとって、髪を頸筋に垂らしたので、いっそうほっそり、いっそう若やいで見えた。スコッチのオン・ザ・ロックを所望すると、彼女はグラスに氷を入れ、ウイスキーをそそいだ。彼女自身も、かるく一杯つくって、長方形のソファに腰を下ろし、かれにもならんでかけるようにと、身振りで招いた。

二人はグラスに口をつけ、ハナミズキの花を話題にし、メンデルスゾーンの前奏曲を思い出し、そして、かれが、そのヴァイオリン・パートをハミングした。

そのあと、彼女がもう一度、サリーへのかれの《提案》に話をもどしたので、かれはいっそうくわしく説明した。とくに、ボルネオ土人同様の無分別だと、彼女から一蹴されたところを強調して語り、彼女のために、みじめに《ふりまわされて》いたことを認め、真剣な口調でつけくわえた。

「なにも面倒なことはなかった。あのまま彼女が、ぼくの部屋にとどまって、あとの処理をまかせてさえいたら、万事、順調に運んだはずだった」

「あのまま《彼女》が?」

「そうですよ。だれの話をしていると思っているんです?」

「お気づきになって?あなたはこれまで、一度だって、あれの名前を口になさっていらっしゃらないのよ」

「たしかにそうだ。ぼくにはひどい打撃だったのでね」

「いまでも?」

「グレイス、ぼくは話しましたよ。あきらめたって」

彼女は考えこんでいたが、しばらくして、

「クレイ、思いなおしていただけません?もう一度、サリーを好きになっていただきたいのです。あなたの考えておいでのこと、わたくしたち二人の希望どおりに、あれを行動させていただきたいのです。あなただけに、それが可能ですわ。それで、いま、思いつきましたが、こんな方法はどうでしょう?わたくしに、あなたの肖像画を描かせていただくことにして、このまま、おつきあいをつづけては?あなたは絵になるかたですから、。夜分にご足労ねがって、ここのアトリエで、ポーズをとっていただきます。それで、仕事をしながら、お話できることになります。いまわたくしは、ここの小さなサン・ポーチを、アトリエにつかっていますの。あなたに、否応なしの聴き手になっていただけるわけですわ─いかがでしょう、この売り込みは?」

「まちがいなく売り込めますね。ただし、あなたの予期とはちがった意味で」

……とおっしゃるのは?」

「あなたもまた、画になるひとだ。それを忘れてはいけませんね」

「まあ、クレイ!あなたには、サリーのほうが先口ですわ」

「先口は先口だが─」

「そんないいかたはおやめになって!」

「そのアトリエはどこにあるんです、グレイス?」


「アドレナリンの匂う女」宇野利泰訳 新潮社1967年刊より



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若い頃にチャンドラーはケインの『深夜の告白』映画化の脚本を書くことになる。

「彼は私の嫌いな作家のあらゆる素質を身につけています。まやかしの純真性、油がしみた作業衣を着たプルースト、誰も見ていない板塀のそばでチョークを握っている薄汚い少年。そんな人間は文学の屑肉です。

汚いことについて書くからではなく、汚いことを汚く書くからです」

『レイモンド・チャンドラーの生涯』早川書房より


『郵便配達は二度ベルを鳴らす』

女を抱き寄せ、その口に自分の口を追っつけた……「噛んで!噛んで!」噛んでやった。

歯が、女の唇に深く食いこみ、血がこっちの口のなかへ噴き出るのがわかった。女を抱いて二階へはこんでいくとき、血は女の首すじを流れていた。(田中西二郎訳)


「イグアナのスープ」が登場するケインの長篇小説『セレナーデ』(1937)に書かれた調理シーンがある。生きたイグアナの肉にパプリカを加えて煮込むと、世界最上のスープが取れて、スッポン料理に並ぶ高尚な逸品ができる。

posted by koinu at 23:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。

 この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。

 世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。

 きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。


 でも、外に立つ世界とは別に、きみの中にも、一つの世界がある。きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。きみの意識は二つの世界の境界の上にいる。

 大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。

 たとえば、星を見るとかして。


 二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過ごすのはずっと楽になる。心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。

 水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。

 星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。

 星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれども。


「スティル・ライフ」池澤夏樹(中公文庫・他)冒頭より


ジブリ機関誌『熱風』今月号に《池澤夏樹、「旅を語る」。》特集が組まれている。そこで「スティル・ライフ」TBSドラマなどがDVD発売企画として、原作者が冒頭を読み上げている。芥川賞の選考会議で要不要が問題になった部分転載。

異邦人のような不思議な男と同居した数ヶ月の記録が続いていく。

一時間テレビドラマは筒井ともみ脚色で、原作内容を寸分変えずに、女性二人が不思議な関係をする物語となっている。

原作を象徴する二本の木が並んでる景色は、現実にはなかなかなくてスタッフが探して見つけたというエピソードが記事で写真紹介されている。

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池澤夏樹原作「スティル・ライフ」DVD

<キャスト>

田中裕子 南果歩

黒田アーサー 岸谷五朗 橋爪功

河原崎長一郎

ほか 


<スタッフ>

原作/池澤夏樹『スティル・ライフ』(中公文庫)

脚本/筒井ともみ

プロデューサー・演出/堀川とんこう

製作著作/TBS 
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2020年05月12日

ドラマ「鍵のかかった部屋」(2012年フジテレビ系)

5月11日(月曜日)に大野智主演のドラマ「鍵のかかった部屋」(2012年フジテレビ系)の特別編が放送。そのスペシャル動画の再生回数が4日で80万回を突破。

大野演じる奇才の防犯オタク・榎本径が、弁護士の青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)と共に難解な密室事件の謎を解くミステリー。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kagi_tokubetsuhen/


2020年4月クールの『SUITS/スーツ2』が新型コロナウイルス感染拡大の影響で第3話以降の放送延期、その月9枠で8年ぶりに『鍵のかかった部屋』特別編が放送。


脚本 相沢友子

出演者 大野智 戸田恵梨香 佐藤浩市 夙川アトム

大野が“月9”初主演を務めた作品で、世帯全話平均視聴率16.0%(全11話)を記録して、嵐が主演の歴代“月9”ドラマで最高視聴率をマークした。(視聴率はビデオリサーチ調ベ・関東地区)


◉MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama2012を受賞

◉US国際フィルム&ビデオ祭2013(U.S. International Film&Video Festival)エンターテインメント部門で金賞受賞


優れたドラマ作品が再びゴールデンタイムで放送となるのは、制作者側にとっても嬉しいことだろう。


https://www.fujitv.co.jp/b_hp/kagi_tokubetsuhen/

posted by koinu at 13:00| 東京 ☀| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プレミアムカフェ その路地を右へ〜森山大道・東京を撮る〜(2009年)

一昨年、フランスで最も権威あるといわれる“レジオンドヌール勲章”を受賞した写真家・森山大道。

彼が追い求める被写体は、主に歌舞伎町、浅草、立石…など、“裏町”と呼ばれる場所とそこに暮らす人々である。森山の撮影活動に密着、“野良犬の視線”から東京を見つめる。ハイビジョン映像作品。

【出演】森山大道,【スタジオゲスト】フォークシンガー…なぎら健壱,

【スタジオキャスター】渡邊あゆみ

2020年5月12日(火) 午前9時00分(105分)

2020年5月13日(水) 午前0時45分(105分) 

BSプレミアム放送


森山大道の野良犬のように街を彷徨いながら切り取られた写真は、鮮烈な印象を与えた。

『カメラ毎日』『アサヒグラフ』などにも次々に作品を発表。1967年『カメラ毎日』掲載した、土俗的な日本人の感性を抉り出す一連の作品で日本写真批評家協会新人賞を受賞。翌68年には最初の写真集『にっぽん劇場写真帖』(室町書房)を出版。同年に中平卓馬、多木浩二、高梨豊らが「思想のための挑発的資料」として創刊した同人誌『PROVOKE』に参加。69年ポスターやチラシの写真と街で撮影した画像を混在させた実験作「アクシデント」を『アサヒカメラ』連載。

70年には『週刊プレイボーイ』に篠山紀信と隔週でヌード作品を掲載した。

71年に横尾忠則とニューヨークに滞在『アサヒカメラ』に「何かへの旅」のシリーズを連載。何が写っているか判然としない「アレ・ブレ・ボケ」写真のオンパレード写真集『写真よさようなら』(写真評論社、72年)が話題となった。

posted by koinu at 08:12| 東京 ☁| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする