Eテレビ毎週金曜日 23時〜23時54分
「にっぽんの芸能」(再放送は翌週月曜日12時〜12時54分)
24日 蔵出し!名舞台 六世 中村歌右衛門
▽三島由紀夫も大絶賛! 歌右衛門・究極の女形芸
▽長年の親交を通じてこそ! 山川(静夫)氏の歌右衛門秘話
▽高橋英樹も目撃! 歌右衛門の品格と厳しさ
舞伎座で歌舞伎を1938年10月、三島由紀夫は満12才中学一年のとき『仮名手本忠臣蔵』を見た。
三島少年は女形特有の声や演技を間近で見て呆気にとられながらも「なんともいへず不思議な味がある」と感じてそれ以来歌舞伎のとりことなり、劇場に通う。
1942年より1947年まで書き続けた詳細な観劇ノートは、1991年に『芝居日記』として中央公論社から刊行。
また終生六代目中村歌右衛門を贔屓にした。1951年4月歌舞伎座の六代目歌右衛門襲名披露興行の際には筋書に文章を寄せて、1959年に出版された写真集『六世中村歌右衛門』では写真と文の編纂も担当して、11頁に及ぶ序文「六世中村歌右衛門序説」を記した。
https://akiya-takashi.hatenablog.com/entry/2019/02/01/161019
【代表的な歌舞伎作品】
地獄変(じごくへん) 1953(昭和28)年12月
鰯売恋曳網(いわしうりこいのひきあみ) 1954(昭和29)年11月
熊野(ゆや) 1955(昭和30)年2月24〜27日 ※莟会
芙蓉露大内実記(ふようのつゆおおうちじっき) 1955(昭和30)年11月
むすめごのみ帯取池(むすめごのみおびとりのいけ) 1958(昭和33)年11月
椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき) 1969(昭和44)年11月