2020年01月24日

フランスで感染者たちが確認

フランスのビュザン保健相は24日、パリで記者会見を開き、フランスのビュザン保健相は24日、パリで記者会見を開き、フランス国内で新型のコロナウイルスの感染者が2人、確認されたと発表しました。ヨーロッパで感染者が確認されたのは初めてです。
新型のコロナウイルスへの感染が確認されたのは、南西部のボルドーに暮らす48歳の中国系のフランス人で、仕事で中国に数日間滞在し、湖北省の武漢も訪れていたということです。
また、パリでも感染者が1人確認され、中国に滞在していたということですが、詳細は明らかにしていません。
【NHKニュース】

世界的に拡散されている模様である。
【速報】新型コロナウイルスによる肺炎死者が41人 感染者は世界で1000人超えるhttps://news.tv-asahi.co.jp
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『ペスト』(La Peste)アルベール・カミュ

アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。

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【本文冒頭より】

この記録の主題をなす奇異な事件は、一九四*年、オラン(訳注 アルジェリアの要港)に起った。通常というには少々けたはずれの事件なのに、起った場所がそれにふさわしくないというのが一般の意見である。最初見た眼には、オランはなるほど通常の町であり、アルジェリア海岸におけるフランスの一県庁所在地以上の何ものでもない。 

町それ自身、なんとしても、みすぼらしい町といわねばならぬ。見たところただ平穏な町であり、地球上どこにでもある他の多くの商業都市と違っている点に気づくためには、多少の時日を要する。 

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【あらすじ】

死者が出はじめて、新聞やラジオが報じると町はパニックになる。やがて死者の数は増えてゆくと、楽観視してた市当局も対応に追われる。

そして町は外部と完全に遮断された。脱出不可能の状況で、市民の精神状態も困憊してしまう。

新聞記者ランベールが妻の待つパリに脱出したいと、密輸業者を紹介する逃亡者コルタールは町を出る気はなかった。パヌルー神父は、ペストの発生は人々の罪のせいで悔い改めよと説教していた。一方、リウー、タルー、グランは必死に患者の治療を続ける。タルーは志願の保険隊を組織した。

ランベールは脱出計画をリウー、タルーに打ち明けるが、彼らは町を離れる気はない。やらねばならない仕事が残っているからだ。リウーの妻も町の外にいて、病気療養中だと聞かされる。ランベールは考えを改めて、リウーたちに手伝いを申し出るのだった。

少年が苦しみながら死んだ。それは罪のせいと語るパヌルーに、リウーは抗議する。罪なき者はこの世にはいないのかも知れない。パヌルーもまたペストで死んでしまうのだから。


災厄は突然潮が退いたように終息する。人々は元の生活に戻ってゆく。ランベールは妻と再会して、コタールは警察に逮捕される。流行は過ぎたはずなのに、タルーは病気で死んでしまう。そして、リウーは療養中の妻が死んだと知らされるのだった。


カミュ(1913-1960) 

アルジェリア生れ。フランス人入植者の父が幼時に戦死、不自由な子供時代を送る。高等中学(リセ)の師の影響で文学に目覚める。アルジェ大学卒業後、新聞記者となり、第2次大戦時は反戦記事を書き活躍。またアマチュア劇団の活動に情熱を注ぐ。1942年『異邦人』が絶賛され、『ペスト』『カリギュラ』等で地位を固めるが、1951年『反抗的人間』を巡りサルトルと論争し、次第に孤立。以後、持病の肺病と闘いつつ、『転落』等を発表。1957年ノーベル文学賞受賞。19601月パリ近郊において交通事故で死亡。 


【ニュース】

新型コロナウィルスの感染拡大を食い止めるべく、中国の当局が発生源とされる武漢市の実質的な「封鎖」に踏み切った。しかし、すでに武漢市外のみならず日本や米国を含む海外へも感染が広がりつつあるなか、専門家らは今回の施策の実効性に疑問を呈している。それどころか、隔離された武漢市内での感染拡大によって事態が悪化する可能性すらあるかもしれない。


中華街や南京町を舞台にした、感染ドラマがノートに描かれている。

物語の骨格はノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作。1947年刊行された作者40歳代の圧倒的な感染小説作品は、現代にも生きている。

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posted by koinu at 21:00| 東京 ☁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この世の終わりだ、武漢市内

【AFP】新型コロナウイルス感染による肺炎の流行を受けて交通遮断措置が取られた中国・湖北(Hubei)省の武漢(Wuhan)では、住民から食料不足や不安、政府の支援を求める声が上がっている。

 人口1100万人余りの武漢市内は23日、交通機関の運行停止や外出を控える呼び掛けなどを受け、春節(旧正月、Lunar New Year)の飾り付けが施された往来から車や人影がすっかり消えた。街角では、当局の呼び掛けに従いマスクをした人を時折見かける程度だ。

 小さなスーパーマーケットから出てきた男性は、AFPの取材に「なるべく家にいて、必要な時だけ日用品を買いに出るようにしている」と語った。このスーパーも既にほとんどの商品棚は空っぽだ。

 ソーシャルサイトの微博(Weibo)には、「食べ物も除菌グッズも足りていない。もっと情報も必要だ。私たちがこの世の終わりのように感じていることを、みんなに理解してほしい」との武漢市民の投稿があった。

 この2日間は家にこもっているという男性(26)によると、前回の外出時、医療用マスクは普段より高額の50元(約790円)で販売されていた。この男性がいくつか購入した後、すぐ後ろに並んでいた客が残りを全て買っていったという。

 例年なら春節前には買い物客でにぎわう武漢中心部のショッピングモール「%%M+%%」も、オープンしてはいるものの全店舗がシャッターを下ろし、駐車場には車1台しか止まっていなかった。

 マスク不足や食品価格の高騰を訴え、インターネット上で政府に支援の提供を求める市民もいる。タクシーの運転手は、武漢が封鎖されて以降、市内のタクシー料金は3倍に跳ね上がったとAFPに語った。

 微博では23日夜までに、武漢封鎖を意味するハッシュタグ「武漢封城」を使った投稿が12億件以上の閲覧数でトレンド入りし、この話題について議論する投稿も37万6000件を超えた。市外のネットユーザーからは、なぜもっと早く封鎖措置を取らなかったのかと疑問の声も出ている。【AFP/Hector Retamal and Sebastien Ricci】

posted by koinu at 17:27| 東京 ☁| 観測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする