2020年01月19日

グリーン・デイ3年ぶりアルバム『Father Of All...』

GREEN DAYは2月7日にリリースするニュー・アルバム『Father Of All...』より「Oh Yeah!」のミュージック・ビデオを公開。

「Father of All…」Green Day


愛のメッセージに目覚めたよ

下りて来た煙にむせて

毒されそうな俺達の事をずっと考えてる

信じられる人がいなくてめちゃくちゃだ


おいてめえ札束数えて

何がそんなにおかしいんだよ

俺達の中には暴動が宿ってんだぜ


俺は妄想が激しくて

ヒステリックなほど

プレッシャーで参っちゃってる

奇跡を待ってる


おいてめえ 血と金のベッドに寝転がって

何がそんなにおかしいんだよ

俺達の中に宿る暴動のライバルめ


存在の無さを痛感してる

太陽の熱で気が狂いそう

急げ、俺が一丁やってやるから

中指立てろ、信じられる奴なんていねえから


二分半以内での刺激と毒メッセージあるロック曲想で、アルバムはGREEN DAYの方針を明らかにしている。

アジアへはソロ・ツアーという形で日程発表、2020年3月には待望の来日公演。


Green Day、米最大新年ライブショー New Year's Rockin' Eve に出演したライブ映像が公開! | indienative

https://www.indienative.com/2020/01/18n829

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プロデューサー・デュオ 100 gecsのファーストアルバム『1000 gecs』

シカゴ出身プロデューサー2人のユニット。既に2019年の年間ベスト20に選出しているメディアもある注目新人。

スクリレックスとソフィーの間をいくサウンドとか、フューチャーベース化したLil Yachtyだとか、位置付け不能のサウンド。

ポップミュージックが新しいステージに乗っている、リアルに感じさせてくれる才能が堪能されるアルバム。

『1000 gecs』tracklist:
 01. 745 sticky
 02. money machine
 03. 800db cloud
 04. I Need Help Immediately
 05. stupid horse
 06. xXXi_wud_nvrstøp_ÜXXx
 07. ringtone
 08. gecgecgec
 09. hand crushed by a mallet
 10. gec 2 Ü
https://www.indienative.com/2019/07/100-gecs
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アープレーイユス『黄金の驢馬』呉 茂一, 国原 吉之助翻訳 (岩波文庫)

 唯一完全な形で伝わるローマ時代のラテン語小説。梟に化けるつもりが驢馬になってしまい、おかげで浮世の辛酸をしこたま嘗める主人公。作者の皮肉な視点や批評意識も感じられ、社会の裏面が容赦なく描き出されており、2世紀の作品ながら読んでいて飽きさせない。挿話「クピードーとプシューケーの物語」はとりわけ名高い。

 テッサリアで或る屋敷に泊まることになった青年ルキウス。館主の妻は魔法使いで、梟に化けて空を飛び回わる。侍女となじみになって、ルキウスは変身を企てた。だが、になるはずが驢馬(ロバ)になってしまった。そこへ押し入り強盗がやってきて、驢馬の姿になったままルキウスは連れて行かれて長いヘンテコな冒険の旅となるのだった。


 魔法の窓を開けられない間抜けな愚者として、面白可笑しく描かれるロバの様は現代ドラマと寸分変わらないか、それ以上に滑稽である。


 ソークラテースの首を外側に向けかえ、左のあぎとへ剣をずっぷりと柄までも突っ込むと、噴き出る血潮をていねいに小さい水袋をあてがって、ひとしずくも外へ洩れないように受けとりましたが、これを私は自分の眼で見ていたのです。…御親切なメロエーは、右の手を奥深く傷口から内臓までさし込み、私の哀れな部屋友達の心臓を探りまわして引きずりだした。(23ページ)


 こう頼み込まれて、予言者は一つの小さな薬草をとって死骸の口にあてがい、もう一つをその胸に置きました。それから…。するとそのうち胸がふくれてもちあがる、今度は脈が生き生きと打ちめぐり出す、見る見る死んだむくろに生気がみちわたってくる。とうとう屍は起き上がって…。(83ページ)

(岩波文庫)2013年刊行


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 寓話の要素が巧みに織りなされるエピソードが、予想外の結末に満ちている。愚者の行為をネタにした機智ある語り部。それらの伏線が見事にに回収される展開は、爽快な切れ味を感じる推理ドラマの王道を想う。


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posted by koinu at 13:00| 東京 🌁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする