
アメリカの古い時代を歌った、ライクーダー初期の作品。ハリウッド映画の世界にいるような、アルバムジャケット。綿密に築き上げられた音楽内容に、高校生だった頃に圧倒されてしまう。名盤レコードを何度も聴いた時間は、忘れられない体験だった。
Ry Cooder - Into the Purple Valley
Track listing
1. How Can You Keep Moving (Unless You Migrate Too)
2. Billy The Kid
3. Money Honey
4. F.D.R. In Trinidad
5. Teardrops Will Fall
6. Denomination Blues
7. On A Monday
8. Hey Porter
9. Great Dream From Heaven
10. Taxes On The Farmer Feeds Us All
11. Vigilante Man
https://www.youtube.com/playlist?list=PLsqsxMOFuG7UlzzI8AN_2Des72CrgYS-S
『Money Honey』●歌詞対訳●
大家が玄関のベルを鳴らしたけど
俺はずっと、長いこと鳴らさせておいて 窓のところまで行くと、
ブラインド越しに のぞいてから
彼の胸の内を たずねてみたら
(Chorus)
「彼が言うには、金だよ、あんた!
家賃のことだよ、あんた!Money, honey,
あんたが俺のところに居たいなら」
俺は身ぐるみ剥がされ、えらく困っちまって
最愛の女に 電話してみたんだ
やっと3時15分前に繋がったけど
彼女が言うには、「あんた、あたしにどうして欲しいって言うの」
(Chorus)
俺はこたえて、「カネだよ、ハネー!
Money, honey! Money, honey,
お前が俺と いい関係でいたいなら」
(間奏)
彼女は 金切り声を張り上げて、
「あんた、どうかしたんじゃないの? 今日限りで あたしたちのロマンスは おしまいよ」
俺は答えて、「なあ、ベイビィ、直接会って話そうぜ 俺の他に 誰か男ができたのかい?」
(Chorus)
彼女が言うには、「お金よ、あんた!
Money, honey! Money, honey,
あんたがあたしと うまくやりたいのなら」
授業で習ったことが 今になってやっと分かったよ
日が照る時もあれば 風の吹く日もある女もやって来ては 去って行くものだって
でも俺が奴らに好きだと そう言う前に
(Chorus)
俺が欲しいのは「マネーだ、ハネー!
Money, honey! Money, honey,
もしお前が俺とうまくやりたいのなら」
c️1972