2019年10月24日

映画「007シリーズ」

英国作家イアン・フレミング原作

007ジェームズ・ポンド


■映画「007シリーズ」


○ 「ドクター・ノオ」(Dr.No, 邦題「007は殺しの番号」サントラ「ジェームズ・ボンドのテーマ」1962年)


○ 「007 ロシアより愛をこめて」(From Russia With Love, 公開時の邦題「007危機一発」1963年)


○ 「007 ゴールドフィンガー」(Goldfinger, 1964年)


○ 「007 サンダーボール作戦」(Thunderball, 1965年)


○ 「007は二度死ぬ」(You Only Live Twice,  1967年)


○ 「女王陛下の007」(On Her Majesty's Secret Service, 1969年)


○ 「007 ダイヤモンドは永遠に」(Diamonds Are Forever, 1971年)


○ 「007 私を愛したスパイ」(Nobody Does It Better, 1977年)


○ 「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(Never Say Never Again, 1983年)

サンダーボール作戦のリメイク


○ 「007 カジノ・ロワイヤル」(You Know My Name, 2006年)

クリス・コーネル歌詞のどこにも作品名がないa-ha 以来、19年ぶりの男性ボーカル主題歌


○ 「007 慰めの報酬」アナザー・ウェイ・トゥ・ダイ

"Another Way to Die"ジャック・ホワイトとアリシア・キーズ007シリーズ史上初のデュエット


○ 「007 スカイフォール」

"Skyfall"アデル主題歌は第85回アカデミー賞、歌曲賞受賞


○ 「007 スペクター」

"Writing's On The Wall"主題歌サム・スミス



『007誕生 秘話』Fleming(ジェームズ・ ボンドを夢見た男)2014年イギリスTV ドラマ全4話監督マット・ホワイトクロス出演。ボンドガールの原点ともいえる、フレミングの妻アン役は『SHERLOCK/シャーロック』のララ・パルヴァー、恋人のミュリエル役は『THE TUDORS〜背徳の王冠〜』のアナベル・ウォーリスが演じた。

https://youtu.be/01T6Ceu-0dI

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さいとうたかを「台風五郎」(1958 - 1963 年)

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荒唐無稽なアクション映画を想わせる「台風五郎」は、貸本劇画として登場した。粗雑な印刷と製本としては乱造な貸本劇画は、余程内容に関心がないと、不衛生で近づきます難い世界であった。

現在では電子書籍で全巻蘇っているので、「台風五郎」を初めて読んでみた。


手塚治虫の丸い線タッチから画風が変わったのは、「台風五郎」あたりだという 。作者自身も「台風五郎」が納得のいく線にたどり着いた作品だと、そこに 至るまでの試行錯誤の道のりを語っている。

「劇画家にとって自分の絵というのは重要な要素である。確かに、構成 などのいろいろな要素が加わるのだが、とりわけ絵のタッチ、つまり線は重要な表現要素となる。ディズニー調の絵が全盛の時代ではあっ たが、とにかく私はリアルなドラマをリアルな絵で表現したいと思ってい た。どうにかしてもっと物語に合ったタッチの絵を描こうとずい ぶん試行錯誤した。当時の作品を振り返ってみると、ディズニー調の絵は もちろん、乙女チックな線の細い絵、アメリカン・コミック調のしつこい 絵というように、あらゆる絵をかいている。そして、ついに自分で一番嫌いだった線の細さを感じさせない力強い絵に行きついたのだ。それが昭和三十三年の「台風五郎」である。」(さいとう・たかを自伝『俺の後ろに立つな』より)


雑誌マンガの連載では出来なかった実験的な描写を、劇画工房を経て実践してみせたのであった。これらの表現は、劇画家として達者な池上遼一の初期作品にも影響が伺えて興味深い。


『さいとう・たかを 劇・男』では「G ペンの特徴は、その構造により、指先に込める力がダイレクトに線の強弱 として現れる点にある。さいとうの骨格のあるデッサンに G ペンの力が 加わったことで、さいとう作品は劇画特有の力強い表現力を手に入れた」(リイド社2003年)という。


「ゴルゴ13」や「無用ノ介」ようなリアリティーあるドラマではなく、荒唐無稽な貸本劇画シリーズから生まれたところが面白い。作者自身が同じリープの中で作品制作をする危惧を抱いて、人気絶頂期に24話で最終回として台風五郎というキャラクターを死亡させて封印してしまった。 1F86B276-E401-4CE1-83A9-981A8B0B84F5.jpeg
個人的には台風シーズンに電子書籍で検索して、偶然読んだらむちゃくちゃに爽快となった劇画シリーズ。
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『跋折羅社』と東考社・桜井昌一さん

跋折羅〔ばさら〕マンガ同人誌

1971年〜1981年に刊行された、伝説の漫画同人誌。創刊メンバーは、三宅秀典、三宅政吉の兄弟、伊藤重夫、勝川克志の四人。


三宅政吉(または秀典)がアシスタントをしていた山上たつひこも、活動を支援していた。他のメンバーとして栗栖直哉。


のちに桜井昌一主宰の桜井文庫から雑誌『螺旋』を発行。また、跋折羅社をつくり、漫画単行本「跋折羅社・劇画叢書」を刊行した。


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「桜井さんのもとで私は印刷機を回し、丁合し、背がためをやりと、印刷・製本の原理的な作業を学んでいった。その作業のすべてが手作業だったことは、印刷・製本の始元(ママ)を学ぶかのようで、印象的だった。どのような機械化−合理化とも無縁でしかありえない、零細な企業の裸の姿を目のあたりにできたことは、とても大切なことを学んだといえるかもしれない」(三宅政吉「『夕食、晩酌付き』のころ」、『貸本マンガ史研究』第十三号)


http://hakudai.club/?p=2474

劇画の仕掛け人、桜井昌一さん

posted by koinu at 10:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする