2019年05月15日

『ぼくを探しに』シェル・シルヴァスタイン

『ぼくを探しに』シェル・シルヴァスタイン,
Shel Silverstein,翻訳 倉橋 由美子

「何かが足りない それでぼくは楽しくない 足りないかけらを 探しに行く」
ころがりながら、歌いながら、自分に足りないかけらを探す旅。
みみずとお話をしたり、花のにおいをかいだり、楽しみながら、野を越え、海を越えていきます。
かけらを見つけますが、小さすぎたり、大きすぎたり。
ぴったりだと思っても、しっかりはめておかなかったので、落としてしまったり、きつくくわえすぎて壊れてしまったりします。そしてとうとう、ぴったりのかけらに出会います。ところが……。

訳者あとがき「いつまでも自分のmissinng pieceを追いつづける、というよりその何かが『ない』という観念をもちつづけることが生きることのすべてであるような人間は芸術家であったり駄目な人間であったりして、とにかく特殊な人間に限られる」「子供にはこの絵本が示しているような子供の言葉では言いがたい複雑な世界が必要なのではないか。その世界を言い表す言葉を探すこと、これも子供にとってはmissing pieceを探すことに当る。」倉橋由美子

http://konoichi.kodansha.co.jp/1205/05.html



『続・ぼくを探しに』シェル・シルヴァスタイン,
Shel Silverstein,翻訳 倉橋 由美子

きっと僕なしでは生きられない、最高の相棒が現れる。
そう信じて、待って、待って、待ち続けても空振りばかりだった三角のかけら君。
そこに、助けなんていらないというビッグ・オーが現れて
「ぼくと一緒にころがるのは無理だ。
君ひとりならころがっていけるかもしれない。
角はとれて丸くなるものさ。形も変わってゆくよ」

posted by koinu at 09:51| 東京 ☁| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする