2019年04月18日

『ローマ帝国の神々―光はオリエントより』 小川 英雄 (中公新書)

古代ローマ帝国はオリエントの進んだ文化や技術を積極的に取り入れた。エジプトやシリアなどを起源とする諸宗教も、皇帝から奴隷まで多くの信者を獲得した。当時ローマ古来の神々はすでに形骸化していたため、新しい宗教が求められていたのである。

イシス信仰からバール神、キリスト教、グノーシス主義、占星術まで、ローマ帝国全域で信仰された諸宗教の密儀と神話、信仰の実態と盛衰に光をあてる。


小川英雄 

1935年、川崎市生まれ。慶応義塾大学大学院修了。ロンドン大学、ユトレヒト大学に留学。イスラエル、イギリスで発掘調査に従事。慶応義塾大学文学部教授を経て、現在同大学名誉教授。文学博士。専攻・古代オリエント史。

posted by koinu at 18:00| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする