2019年04月03日

赤瀬川原平さんの『絵画入門』が面白い

額縁の外側へもアート表現の可能性を、たくさん体現させてくださった前衛画家・赤瀬川原平さん。
読売アンデパンダン展の廃品オブジェ作品群、ハイレッド・センターでの都市ハプニング、模倣千円札から裁判所での展示、ロイヤル天文同好会、路上観測などの美術視点は格別であった。
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それが【名画入門】など額縁の中にある世界を、何故にしてKAPPABOOKSから出すとは?
なかなか違和感ある企画シリーズは、暫く遠ざけていた。しかしトマソン芸術が生まれる前に、考現学や宮武外骨をスライドにして面白く解説してたことを鮮明に思い出した。
そんな独自の視点を持ってる赤瀬川さんが、敢えて額縁の中にあるアバンギャルドとは真逆の世界を一つ一つ点検するのは、美術評論家が書く論考なんかより数百倍は凄いだろう。 と三冊揃えたら、めちゃくちゃ仰天(爆笑)だった。
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ここで先入観をドブに捨てて、全く絵画の知識もなく、美術世界へ扉を叩くなら非常に危険なアート感覚になれると思います。
posted by koinu at 15:45| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする