2019年04月01日

新元号「令和(れいわ)」

【元号おさらい】1615年〜2019年

元和→寛永→正保→慶安→承応→明暦→万治→寛文→延宝→天和→貞享→元禄→宝永→正徳→享保→元文→寛保→延享→寛延→宝暦→明和→安永→天明→寛政→享和→文化→文政→天保→弘化→嘉永→安政→万延→文久→元治→慶応→明治→大正→昭和→平成→ 令和


【令和(れいわ)】

万葉集の梅の花の歌

「時、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」


新元号懇談会のメンバーは、上田良一(NHK会長)、大久保好男(日本民間放送連盟会長)、鎌田薫(日本私立大学団体連合会会長)、榊原定征(前経団連会長)、白石興二郎(日本新聞協会会長)、寺田逸郎(前最高裁長官)、林真理子(作家)、宮崎緑(千葉商科大教授)、山中伸弥(京大教授)の9人。(敬称略)

posted by koinu at 11:43| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グレアム・グリーン『喜劇役者』(早川書房)

Graham Greene, The Comedians (1966)

『たそがれ時に、何ひとつ生えていないハイチの侵食された灰色の山から、ドミニカ側の深い森林をながめたとき、私はとてもうれしかった。ハイチ側のあらわな岩石とドミニカ側の繁った植物との対照によって、曲がりくねった国境がずっと見分けられるのだ。』(p.316)

『数百キロあまり彼方のように思える暴力横行のハイチからきた私には、平和の感じが本当に心にしみるのだった。』(p.311)

『もしもそれから数カ月後に、サント・ドミンゴにも暴力が襲って来ることにならなかったならば、おそらくそのセンターは実現していたことだろう―――その暴力はフェルナンデス氏と私自身に、ある程度の繁栄をもたらしたものだ。』(p.328)

『お前もおれも、二人とも喜劇役者じゃないのかなってね」』(p.152)

『この国には食糧はあまりないときもあるが、色彩はつねに派手に存在した。山の斜面には濃い青色の陰影が動かず居すわり、海は孔雀の羽色の緑である。緑はいたるところに、ありとあらゆる変化を見せていた。黒色を走らせた龍舌蘭の毒薬びんのような緑色。単調な緑色の海岸の砂と釣り合うように、先端を黄色く変色させはじめているバナナの木の淡い緑色。まことに、この国土には色彩が荒れ狂っていた。一台のアメリカ製の大型車が、無茶なスピードで悪路を突っ走り、われわれに土ぼこりをかぶせた。この土ぼこりだけが色彩に欠けていた。』(p.187)

https://youtu.be/b_MfBia4zWI

映画「 危険な旅路(喜劇役者)」「第三の男」「ハバナの男」などで知られるイギリスの作家グレアム・グリーンのベストセラー小説を、彼自身が脚色し、「ベケット」のピーター・グレンヴィルが製作・監督した。撮影はアンリ・ドカエ、音楽はラリー・ローゼンサルが担当している。出演は、「じゃじゃ馬ならし(1966)」のエリザベス・テイラーとリチャード・バートンのコンビに、「さらばベルリンの灯」のアレック・ギネス、「レディL」のピーター・ユスチノフなど。

https://youtu.be/CmL0-9PyMzw

The Comedians 1967年 製作国 アメリカ配給 MGM

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posted by koinu at 06:47| 東京 ☀| 本棚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする